タケダ鉱物標本 ツーソン滞在記

新着標本の情報や、滞在中の舞台裏などをレポートします。
いよいよ最終日ですが、先日から気にしていた事があります。
カリホルニア州 San Benito のベニト石がまだ買えてていませんでした。自分の部屋のすぐ近くの店でベニト石を置いてあるのを覚えていたのですが、確か結構な値段が付いていたかと・・・・・。 午前中にここを覗いてみると、「もう最後だからサービスするよ」 と言うので、小さいものながら2点だけ仕入れました。 しかし高い! 何でこんなに人気が有るのでしょうか?
 
イメージ 1
ベニト石  Dallas Gem Mine, San Benito County, California, USA    結晶部分 9mm
 
 
イメージ 2
蛍 石   Rogerley Mine, Frosterley County, Durham, England  左右約 80mm
ここの蛍石は著しく蛍光性に富んでいて、太陽光で撮影しましたが結晶の表面近くが紫色に蛍光している様子が良くわかります。
 
夕方には商品展示棚の解体や備品のパッキングなどをほぼ終え、今日は早めにワインの眠り薬を呑んでベットに入ります。明日は午前3時に起きてツーソン空港を6時のロサンゼルス行きに乗る予定です。ロスで4時間の待ち合わせで乗り継ぎ、17日(日)の午後4時頃に成田に到着、それから在来線を乗り継いで自宅には多分午後7時頃には着けると思います。
20日間アリゾナの空の下で過ごしましたが、とても乾燥しているので洗濯物は良く乾きますが、喉や肌が結構なダメージです。日本に帰れば花粉症が待っており、また暫くは憂鬱な日々が続きます。
 
花粉症が無いアリゾナよさようなら。
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
これにて 「ツーソンレポート2013」  は終わりです、長い間ご覧下さいまして有難うございました。
買付けた鉱物は、通関後開梱、写真撮り、ラベル付けなど終えた後、3月の早い時期に弊ホームページ上にてデビューさせる予定でおりますので、どうぞお楽しみに。
 
タケダ鉱物標本 竹田 光三

この記事に

開く コメント(3)

2月14日 レポート

今日はメインショーのオープンです。
 
ホテルで軽く朝食を摂った後、徒歩で10分ほどの所にあるメインショーの会場に向かいました。
入口で$10也を払って入場、場内は相当な混雑です。
ここに来る目的の一つに、Dr,Rakovan との待ち合わせがありました。彼の記事が載っている鉱物マガジン 「Apatite」 が販売される初日で、これを買いに行く事が大きな目的でした。
 
二階のエントランスから入って一階のショー会場を端から見て廻りました。流石メインショーだけあって、博物館でも見られないような超弩級の標本があちらこちらに並べて有ります。しかもプライスなど付いていませんので、自分達では買える筈も無いような物ばかりです。
そんな標本に見入っていると、Will Larson が私を見つけて声を掛けてきました。「竹田さん、僕のトパーズが展示してあるの見た?」 そう言われてトパーズの特集コーナーに連れて行かれると、世界中のトパーズのビックな標本が一堂に展示してあります。その最前列に彼の自慢のコレクション3点が有りました。一つは旧苗木の結晶であとの二つは田上山の物でしたが、その内の一つは思わず 「エッ!」 と言うほどの物で、アメリカ人の Will がこれだけ日本の鉱物に執着しているのを目の当たりにすると、思わず脱帽でした。
 
イメージ 1
彼の指差している最前列の結晶が田上山のブルートパーズ。
イメージ 9
 
他の展示品もビックな物ばかりです。
イメージ 2
ご存知、コロラド州スイートホーム鉱山の菱マンガン鉱の巨晶。 結晶の一辺約100mm!
 
イメージ 3
自然金と自然銀(中央)  右端の金は高さ約 250mm
 
場内を一回りした後、Dr,Rakovan と会い今日発売されたマガジンをプレゼントして頂きました。
イメージ 4
Dr,Rakovan と、雑誌に使われた Apatite が集められた展示コーナー。
 
気が付くと既に午後1時を廻っていました、道理でお腹が空くわけです。 野外の特設フードコートに行ってみましたが、どの店も長蛇の列で、これを並んでまで食べる気がしないので昼飯は諦めて徒歩で行けるサテライト会場の一つへ向かいました。
イメージ 5
なぜか 「NOODLES」 と書かれた屋台が超混み状態です、品物を確かめるとブロッリーなど野彩類の沢山入った 「日本風焼きそば」 でした。
 
そんな訳で買い付けた物はそんなに多くはありませんでしたが、その一部をご紹介します。
 
イメージ 6
自然金の結晶  Olinghouse Mine, Nevada, USA  左右約 25mm
 
イメージ 7
リチア電気石  Paprok Mine, Nuristan Province, Afghanistan  結晶長さ約 28mm
 
イメージ 8
紫水晶  Goboboseb Mountains, Erongo Region, Namibia  高さ約70mm
 
早いもので、明日は展示棚の解体や最終のパッキングで一日を費やします。
明後日の早朝の便でツーソンを後にし、ロス経由で成田に戻り今回の出張りはお仕舞いです。
仕事とは言え流石に同じホテルの部屋で20泊は飽きます、早く日本に戻って旨い天丼と蕎麦のセットが食べたーい・・・!。
 
 

この記事に

開く コメント(0)

2月12日レポート

雨は上がり、アリゾナの青い空は戻ってきました、しかし気温は上がらず今日もまた一日寒さが続きそうです。
どうも今年は天候には恵まれていないようです。 でも、庭の恐竜達は元気を取り戻したようです。ステゴザウルスのボクちゃん、早く逃げないとアロサウルスに食べられち;やうぞ!
 
イメージ 1
 
午後にはオーストラリアの金のナゲットのディーラーの愛犬 Zick が遊びに来てくれました。
今年で8歳の Zick はとてもお利口さんで、一年振りに会ったにも拘らず私の事をよく覚えていたくれました。我が家の愛犬「メリー」とは同じ犬種にも拘らず大違いです。
 
イメージ 2
 
今日は昨日と同様、ホテルの周りに有るテントで色々と物色してみました。
で、今日の買付け品は希元素鉱物ですが、その内の2点を掲載してみます。
 
イメージ 3
マンガンタンタル石   Alte do Giz, Rio Grande do Norte, Brazil  結晶高さ 23mm
               この産地としては巨晶の部類で、特有の赤みが良く現れている標本です。
 
 
イメージ 4
鉄コルンブ石  Lino Polis, Diveno, Laranjriras, Dose Valley, Minas Gerais, Brazil   高さ 65mm
 
ズシリと持ち重りのする重厚な標本で、売り場の主人曰く、「これに注目したバイヤーはお前が初めてだ、俺のコレクションの2番目の標本だったんだが、日本に行ってしまうのが一寸寂しいよ!」
 
明日からは明後日に控えたメインショーと帰国の準備とで忙しくなりそうです。 メインショーではサテライトとはまた異なる 「見っけ物」 が有る筈ですので、ご期待下さい。

この記事に

開く コメント(0)

2月11日 レポート

ツーソンには何度も来ていますが、この時期にこんな天気は経験がありません。
朝は薄曇りだったのですが、昼前から雨が降り出して夕方の午後5時現在もまだ降り続いてます。とにかく寒くて堪りません、部屋の暖房を入れっぱなしにしていても、入口のドアーはお客様のために閉められないので全く暖まらず震えています。売上も殆ど無く、買い付けにも廻れず最悪の一日でした。
 
イメージ 1
人の姿もまばらで、庭の恐竜たちも寒そうです。
 
午前中のまだ降り出す前にホテルの外にあるテントを覗いて何点か仕入れましたが、今日はこれと言った物は買えませんでした。
 
イメージ 2
リチア輝石 (クンツアイト)  Resplendor,Minas Gerais,Bzazil  長さ 30〜40mm
 
 
イメージ 3
天青石 (セレスタイト)  Madagascar  高さ 45mm   一瞬ブルートパーズかと思うような結晶です。
 
あーした天気になぁーれっと!

この記事に

開く コメント(0)

2月10日 レポート

昨日の寒さから一転、今日は日本のゴールデンウィークの頃のような陽気です。
 
イメージ 7
 
今日は日曜日でお客様の数も多く賑わっています。今年からこのホテルに出展したインド人が品物を見てくれと煩いのでちょっと彼の部屋を覗いて見ました。
あれ? 思っていたより良い標本を揃えてあります! 通常インドの業者の持ってくる物と言えば、ダメージだらけのPoonaの沸石や魚眼石が箱詰めの叩き売りが相場ですが、ここは相当なハイクオリティーな物を揃えていました。
彼曰く、「今日もまだ売上げがゼロなんだ、助けてくれないか」・・・・・。
そんな成り行きも有って今日はインドの鉱物を中心に買いました。
 
イメージ 1
美しいクリーンアポフィライト(魚眼石)  Poona, Maharashtra, India   標本左右 約 60mm
 
イメージ 2
魚眼石 Jalgan, Maharashtra, India 私の見た中では今迄で最大の結晶、しかもノーダメージ。結晶高さ約 90mm
 
イメージ 3
束沸石 (ピンク) と 魚眼石  ベースは玉髄   Jalgan, Maharashtra, India  標本左右 約 100mm
 
イメージ 4方解石  Poona, Maharashtra, India   標本左右 約 55mm
 
今日の一番はこのパウエル石でしょう。 ほぼ四周完全な透明感の高い結晶です。モリブデンの鉱物なので、こんな小さくてもずっしりと重さを感じられる標本です。
イメージ 5
イメージ 6
Powellite パウエル石  Pandulena Hill, Nasik District, Maharashtra, India   高さ 約 25mm
 
さて、明日は何を仕入れようかな?・・・・・・。

この記事に

開く コメント(0)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事