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書庫キット紹介(爆撃機・ソ連)

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このブログでは、出来るだけ一度紹介したキットは再度取り上げないようにしていました(2件ほど重なっているものもありましたが・・・)。でも、それではなかなか記事が続かないのも事実。そこで、今回はこのブログで初めて取り上げたキットを再登場させます(その時の記事はこちら=>紹介

エアフィックスのイリューシンIl-2M3 ストルモビクの1/72スケールのキットです。まったく同じものでは芸がないので、今回はグンゼ・エアフィックス版を取り上げます。
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グンゼがエアフィックスと提携して大量に販売したおかげで、非常にメジャーになったキットだと思います。しかも当時は全スケールを通じて唯一のキットだったので誇張な存在・・・のはずだったのですが、まだソ連や東側諸国の航空機の情報が乏しかったためか、あまり人気が出ませんでした。
ヤフオクで複数キットをまとめ売りしている場合、よくその中によく混じっています。

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箱の中身です。パーツは元々ビニール袋に入っていました。
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パーツの状況です。古いキットなので、ツリータイプのランナーにバラバラとパーツが付いています。
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胴体のパーツ。確かに全体に細身で、ちょっと整い過ぎている感じですね。
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主翼の形も実機とちょっと違っています。因みにパーツの表面には細かいリベットが施されていますが、あまり精密感は感じられません。
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細部のパーツ。パーツ数だけは結構多いです。
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脚周り。当時のフロッグなんかのキットと比べると細かい表現です。

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デカールは1種類だけです。

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可動部はプロペラ、フラップ、主車輪の他、尾輪も動きます。
細かいパーツは多いですが、組み立てはそれほど難しくありません。隙間は各所に出るので、その点では手間がかかります。
外形はそれらしく見えますが、細かく見ていくと実機と違っている箇所が続出します。本気で直そうとするとフルスクラッチに近くなるので、諦めてストレート組みするのが精神衛生上得策だと思います。

おまけで、4〜5年前に発売されていた版もご紹介。
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ボックスアートは、迫力十分です。
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中身はグンゼ・エアフィックスと同じです(当たり前ですが・・・)。それにしても、開発から50年たっても現役とはご長寿キットですね〜
「たくさんエンジン付いてます」という文句で長々と続けてきたキット紹介ですが、月も変わって暫くたつのでこの辺で閉めたいと思います。この企画のラストは、またまた変化球的なキットです(ということは、半端スケール・・・

VGBのツポレフTu-95の1/100スケールのキットです。

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実機は西側のコードネームが「ベア」と呼ばれ、ちょっと前まで日本近辺を飛び回ってお騒がせしていた、我々にもお馴染みの機体です。でも、箱には「Tu-20」と記載されています。Tu-20なんて機体あったっけ・・・。
どうやら、主要量産型であるTu-95K-20のことを、Tu-20と表記してしまったようです。でも、このキットが発売されたのは東西冷戦の最中の70年代末頃なので、西側に誤った情報を流すための戦略だったりして・・・考え過ぎですよね〜
キットは一時期結構な数が流通していましたが、東西ドイツが統一された辺りから、次第に店頭から消えていきました。

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箱の中身です。嫌でも長い胴体と主翼が目立ってます。

パーツがでか過ぎて、全容を写真に写すのには無理があるので、パーツ毎に紹介します。

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まずは、胴体。1/100ですが、1/72のB−29などを遥かに上回る大きさ(長さ)です。でも、機体表面はツルツルで、パネルラインはほとんど再現されていません。
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主翼。こちらもツルツルです。脚収容孔は・・・再現されている内に入るのでしょうか。
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小物パーツ。大きな機体なのにたったこれだけ。1/144のキットでもここまで簡略化しないでしょうね。
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デカールは赤い星と機体番号のみ。他のVGBのキット同様に塗装図は付いていません。まあ、箱絵を参考にすれば、特に必要なさそうな気がします。
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組立説明はこの絵と、ドイツ語の説明のみ。ただ、詳しい説明がなくても、大体の接着位置は見当がつきます。

可動部分はプロペラと車輪、フラップです。車輪は、機体が大型且つ重いので、固定した方がよいと思います。フラップは・・・合わせが悪いので、そのままでもスムーズには動かないので、わざわざ固定化しなくても良いでしょう。
機体が大きい割りにあっさりとしたキットで、50年代のオーロラ社のキットを思わせるような出来です。外形はTu-95にしか見えませんが、細かいことを言えば問題点はいくつもあります。図体がでかいので手の入れ様はありますが、苦労しただけの見返りがあるかどうかは疑問です
でも、形なればコレクションの中でも一際目立つでしょうね〜

昨日紹介したマスターキットのTu-2の、VGBから販売されていた時のものも手元にあったので、ついでに紹介しちゃいます。

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外箱は横の長さが40cmほどある反面、高さは5〜6cmしかありません。
ちょっと味気のないボックスアートです。

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箱の中身です。
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パーツの構成や、成型色は、マスターモデルに引き継がれているようです。

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組立説明図は、マスターモデルとまったく同じ。デカールも変わりません。
前回書き忘れたのですが、塗装してもドイツ語で文章で指示していて、塗装図というものがありません。

形にするだけならあっという間にできますし、機体表面の塗装も細かいことを言わなければ無塗装で済ますこともできます。と言うことは、本格プラモというよりはおもちゃのカテゴリーに近いキットかもしれませんね
久々にソ連の爆撃機を取り上げてみたいと思います。

マスターモデル(東独製)の、ツポレフTu-2のキットです。

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【実機の紹介】
1941年に初飛行した双発爆撃機です。ペトリアコフPe-2とほぼ同時期に開発が進められましたが、一回り大型で、空冷式エンジンを装備していました。
対ドイツ戦や日本戦で使用されたほか、朝鮮動乱の時にも投入された機体があります。ただし、生産機数は3000機弱と、ソ連軍の主力とは言えない状態でした。

【キットの紹介】
元々は東ドイツのVGBで開発されたキットで、80年代前半にポツポツと輸入されていました。VGBのキットの多くが1/100スケールという、やや非主流的なスケールだったのですが、本キットあたりから1/72スケールに転換したようです。
その後80年代末頃から、新たにマスターモデルというブランドで販売されるようになりました。ただし、変わったのは外箱の大きさとボックスアートだけで、中身は説明図も含めてほとんど変わっていませんでした。
ベルリンの壁の崩壊後は、本キットも自然消滅的に市場から消えていきましたが、ごく一時期、ドイツレベルのブランドでこのキットが販売されていたことがありました。

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箱の中身です。
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パーツの状態です。同時期の日本や欧米のキットと比べると、格段にパーツ数が少ないです。
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胴体と主翼。胴体の形は、Pe-2に通じるものがあります。機体の規模や性能的には、日本の「銀河」に近いものがありました。
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エンジンは、再現されていません。翼の縁は、若干厚めです。
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プロペラや爆弾は、黒いプラで成型されています。

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組立説明図には、完成したモデルに対応するパーツの番号を記した図があるきりです(一応、ドイツ語で組み立て方を書いてくれてはあります)。図があるだけマシというところなのでしょうか。
写真には写っていませんが、デカールは赤い星のマークだけしかありません。また、デカールの用紙にそのままベタで印刷してあるらしく、一つ一つ切り離してやる必要があります。
Tu-2の雰囲気は一応は捉えているのですが、主翼の幅が実機より狭いことが気になります。
ディティールの再現性のお粗末さがこのキット最大の欠点で、脚や機銃、アンテナなどの表現は、60年代前半の日本のキット以下の状態ですし、コクピットなど機体内部はもぬけの殻です。この辺に本気で手を入れるならば、バキュームフォームキットを作るくらいの気合が要りそうです。

まあそうは言っても、機体的には珍しい部類のキットですし、スケールが1/72という標準的なサイズなので、ソ連機のファンならば外せないキットかもしれませんね
爆撃機・攻撃機のキット紹介の今回は、久々のソ連機の登場です。
 
エアフィックスの、ペトリャコフ Pe−2の1/72のキットです。
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【実機の紹介】
実機はソ連の双発軽爆撃機です。初飛行は1939年で、当初は双発戦闘機として開発されたのですが、爆撃機として採用されました。操縦性には難があったものの、その高速性を生かして大戦の間ソ連の主力爆撃機として活躍しました。戦後も東側の各国で使用され、50年代前半まで現役でした。
フィンランドでは鹵獲された機体が、対ソ連用に使用されました。
【キットの紹介】
キットの発売は67〜8年頃で、本機の世界初のキット化でした。10000機以上生産された機体だけに、発売当時機体の存在は広く知られていたのですが、立体化したものはこのキットで初めて見たという方が多かったようです。
長く唯一のインジェクションキットとして君臨していましたが、冷戦終結後、チェコやウクライナからニューキットが発売され、本キットのありがたみはなくなったような気がします。
現在店頭で見かけるエ社のPe-2のキットの、中身はこの当時と変わっていません。

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