ミュージカル観劇貧乏人

2年ぶり?に更新しました。ご無沙汰して、申し訳ありません。やっぱり舞台っていいなぁと思います!

魅入る・仏教美術

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昨日、観劇後に「阿修羅展」を観に行ってきました。
体調最悪でヘロヘロでしたが、昨日が最終日だったので、もう逃せなかったのです。

興福寺の「阿修羅像」は大好きな仏様。

大学の頃、専門科目は西洋史でしたが、仏教美術も研究していたので、
大学時代はなんべんも見に行ったし、お勉強した仏像でした。

奈良までなんべんも会いに行っているけど、上野に会いに行かなきゃ(^▽^)!
それに今回の売りは…ふだん見ることができない「真後ろの阿修羅像」!
阿修羅の後ろ姿見なきゃ!!

「阿修羅展」にGO!

テレビではすごい混雑が伝えられていて、混雑のため、夜8時まで観覧できるようになっていました。
遅い時間ならば大丈夫かな…と、観劇後に向かったわけです。

が、
上野駅に到着した16:30でも…人たくさんいるし…(汗)。
昨日も書いたけれど、「阿修羅展」が20分待ち、「ルーブル美術館展」が100分待ちでした。
イメージ 1

少し並んで会場に入ると、音声案内の貸し出しにも長蛇の列。
黒木ひとみさんの声らしいが、ヘロヘロの時に並ぶなんてムリムリ。

興福寺の宝物も、残念ながら歩きながら眺める程度にとばして、
Let's Go 仏像群 へ。

八部衆の5体が来ていました

そうすると、八部衆が左手に、十大弟子が右側に並ぶゾーンに来ました。
あぁ、八部衆。
最初の一体は、これまた大好きな「迦楼羅像」だぁ〜。
鳥の顔とスカーフが印象的な迦楼羅像
ご存知の方も多いと思いますが、鳥頭で人体をした迦楼羅像は、
何とも不思議なスタイルなのに、違和感を感じない、ちょっと振り向いた姿で、
しみじみ眺めました。
※写真を添付できないのでここで見てください。→興福寺サイトの金井杜道フォトギャラリー

こんな近くで、ガラスもなく見られるなんて、すごいな〜って思いつつ、
今まで感じなかった、「小ささ」も感じました。
そうか、興福寺国宝館の陳列スペースの台上にいるから、今まで小さいと感じなかったんだ…。
角の生えた緊那羅像、ちょっと渋めの乾闥婆像
八部衆からは他に、「緊那羅像」、「乾闥婆像」、「五部浄像」も来ていました。
「緊那羅像」は額に第3の目があり、額の上には角が生えていました。
「乾闥婆像」は、目を細め、ちょっと渋さのある、一番「大人顔」でした。
※すみません、こんな見方をしていて(汗)。
澄んだ瞳で遠くを見つめる少年のような五部浄像
その部屋の一番奥にいた「五部浄像」も大好きな仏様です。
胸から上くらいしか「五部浄像」は残っていませんが、
ふだん見ることができない手も展示されていました。

真っ正面から見ると、かなりふくよかなお顔なのに、
斜め45度くらいの角度で見たときの美しい顔立ち。
遠くを見つめるようなそのまなざしがステキな仏様なのです。

欠けた肩などの部分からは、麻布が重ね合わされている様子がよく伺え、
脱活乾漆の作り方がとても分かりやすい状況でした。

八部衆をほれぼれと眺めた後、申し訳ないけれど十大弟子はさらっと見て…いざ阿修羅へ。

大好きな阿修羅像

阿修羅像は別の部屋でした。
赤い壁にいくつものスクリーンが阿修羅の部分部分を映し出す坂を登って、
高い位置まで行くと次の部屋。阿修羅の展示室です。

部屋は確か赤い色だったような…。
「阿修羅像」は、スロープを下った低い場所に置かれた、台座の上にいました。
坂は右から左へと下るスロープで、その真ん中あたりが阿修羅の正面となっています。

もうそのスロープからすごい人、人、人。
自分もその一人なんですが…、「もう、観られないんだったら降りよう」と下に行きました。

下は何角形かの(八角形?)柵というか立ち入り禁止スペースと手すりがあって、
阿修羅を見たいけれど、人垣が3重、4重になっている…。
ヘロッているけれど、ここまで来たら観なきゃ!!とがんばってその中へ。
何とか2重目に入れましたが、前が男性で…高い壁が…(T◇T)。

暑いは、押すは、将棋倒しになりそうになるは、という状況で、
いつ自分が倒れてもおかしくなかったのですが、
何とか最前列で観たいと思っていたら、前の人がどいた!!

最前列で阿修羅像を観ることができました。
後ろ姿も目に焼き付けておかなきゃ!って必死で観ました。

ご存知の通り、三面六臂の阿修羅像。
迦楼羅もそうですが、私たちの姿から見ると阿修羅もかなりの異形です。
※神様だから比較する時点でまちがいですが。

でも、あえて「異形」と書いたのは、「異形」なのに、その美しさにひかれるのです。
手の美しさ(細さ)はモチロン、その三面のバランスや立ち姿がまたキレイ。
とても調和していて、均整がとれています。

そしてあの少年のような顔立ち。
写真などよく見るとヒゲがあるのですが、生だとあまり分からず、少年のようにしか見えません。

今回、阿修羅をぐるぐる回って観たので、よ〜く観察しました。

後の斜め45度くらいの角度の、阿修羅の右側側面の顔がなかなかかっこいい。
知らなかった、この表情。

側面の顔の正面写真はよくあるけれど、
側面の顔をこういう角度から観ると、こう見えるのか〜ってしみじみ観ました。

正面は「阿修羅像」らしい、憂いを秘めた少年のような顔です。
でも左側斜め45度くらいに行くと、少し軟らかな表情になります。

1つの仏像でも、観る角度によってこれほどまでに表情が違うんだな〜って思いました。

なんべんも将棋倒しになりそうになりながら、阿修羅像ゾーンを抜け、次の展示室へ。

展示室2は中金堂の諸仏など

中金堂の諸仏が展示されていました。
昔、四天王像を研究していた時期があったのでゆっくり観たかったけれど、
阿修羅の拝観で身も心も疲れ果て、歩きながら眺める程度にしか観られませんでした。

奥に行くと、「よみがえる中金堂」と「阿修羅像」についてのCG?映像のコーナーがあり、
そこの途中に空いた席に座って眺めていました。

そういえば、中金堂を再建しようとしているし、
回廊跡にもりっぱな基壇ができていたっけ…。

阿修羅像も、精巧そうだけど鼻の穴がないとか、曖昧な部分を作ってあることなど流れていました。

さて、展示室から出るとお土産コーナー。

図録が高い(T□T)…でも買っちゃうのだ…

図録が2500円。高〜い!!
お給料前なのにぃ………………買うしかないじゃん(T◇T)。
額絵、絵ハガキ、クリアーファイルも買って、あぁ、売り上げ貢献しているな〜私。

阿修羅フィギュアは売り切れだとか。
見たかったな〜。(後でサイトで見ました)

阿修羅像の拝観雑記

東京国立博物館平成館1Fに降りて、休憩スペースへ。
精も根も尽き果てたようにソファにドスンと座り、
しばらく無気力・放心状態でぐだーっとなって休憩して、
体力回復後、またヘロヘロと歩きながら帰りました。

阿修羅展はこの後、7月14日〜9月27日まで九州国立博物館で展示が行われるそうです。
※くわしくはこちらで確認してください。→九州朝日放送

夏に1回くらい九州に行こうと思っているので…、
もしかしたら寄っちゃうかもしれません(^-^ゞ。
11月24日の夜、
ジーザスは終演が早いので、観劇後に清水寺の夜の拝観に行きました。

バスも混んでいれば東山通りも激混み…。
でも、ここまで来たからもう少し我慢と乗り続け、
バス停にやっと着いたらてくてく坂を上りました。

登っている途中から塔がライトアップされているのが見えてキレイです。
さぁ、門をくぐります。
そうするとこんな感じでした。
イメージ 1

上に見えているのは月です。
三脚などがないので、動かないように欄干において取りましたが…
やっぱりぼけてしまいました。
でも感じは分かるかな〜と。

さて、さらに進みます。
お寺の中にはいくつか真っ赤になってい紅葉がありましたが、
けっこう紅葉の色はまばらでした。
イメージ 2

さて奥に進むと、清水の舞台が出てきますが、
……すごーく混んでいました(T□T)!
イメージ 3

そして、舞台が見える絶景ポイントは危ないと言うことで欄干までは行けず、
手前にお寺のスタッフの方がロープを張った線で人が前に出るのを抑えていました。
どこにも置けずに撮ったので、画像はあまりよくありません。
でも清水の舞台が右手に、左手には京都市街が写っています。

宿が新大阪だったので、送迎バスの時間もあり、あまりゆっくりできませんでしたが
とてもキレイでした。

来週くらいまで紅葉は観られそうです。
観に行きたいけれど…もう行けないな〜(T▽T)
今日も大徳寺聚光院です。
前2回は狩野永徳の襖絵でした。今日はその父、狩野松栄です。

狩野松栄がここの襖絵を描いたのは48歳の時。
イメージ 1

(オレンジ部分が今回の襖絵)

狩野松栄48才の作「竹虎遊猿図」−大徳寺聚光院衣鉢の間−

子の狩野永徳と違い、優しい細やかな筆遣いです。

竹林の中に虎が2匹と豹が1匹います。
イメージ 2

虎の親子とのことなので、2匹はお父さんと子ども、
お母さんは豹です。

日本には虎も豹もいません。
その毛皮を見て、豹は虎のメスと昔の日本人は判断したようです。
イメージ 3

絵はがきは虎2匹の部分です。

絵はがきの右側は遊猿図。
といっても、遊んでいるのは木の上にいる子猿のみ?

白い小猿をだいた親子ざるが下にいる。
栗の木の上から手を伸ばしているのも子猿。
その横には白い猿が。長老かな…神性があるような猿です。
狩野松栄が得意という白抜き画法、
つまり元の襖絵の白を際だたせて表現する方法で描かれています。

竹林にもタケノコがあって、親子・夫婦の家族がこの襖絵のテーマのよう。
衣鉢の間だから、師匠が弟子の僧に教える場所と考えれば、
次世代に継がせていく絵とも言えるかもしれません。


狩野松栄の「瀟湘八景図」−大徳寺聚光院礼の間−

瀟湘八景図とは、中国の洞庭湖に注ぎ込む瀟水と湘水という
2つの川が合流する場所の景色が美しいということで、
中国で昔から描かれている絵です。

絵は右手奥から絵が始まります。
八景とは8つの美しい景色のことで、
「山市晴嵐」、「瀟湘夜雨」、「江天暮雪」、「平砂落雁」、
「洞庭秋月」、「煙寺晩鐘」、「漁村夕照」、「遠浦帰帆」のことです。
右手奥から左手奥へ、そこから手前にと景色が続き、
最後で人々が家路につく、そういう情景となっています。

残念ながらこちらは資料がないので何も載せられませんが、
優しい、ステキな絵でした。

まだいろいろとたまっていますが、少しずつアップしていきます。
今日は久しぶりに休みだったので、目覚ましかけずにぐっすり寝ました。
あ〜、明日はまた朝早くから仕事だ〜(T▽T)
今日も大徳寺聚光院についてです。

昨日の室中の間の隣、檀那の間についてです。
イメージ 1

(図の黄色い部分です)
「狩野永徳」の絵について昨日描きましたが、
室中の間の「花鳥図」はのびのびと、そしてダイナミックな、パノラマの絵でした。

ガイドさん曰く、「この襖絵を観て、信長は永徳に安土城の襖絵を描かせました。」
「秀吉も永徳に聚楽第の装飾画を描かせました。」
「でもいまは両方とも失われてしまいましたね。でもここで観られるんです。」
なるほど。

24才の若さで書き上げる力量もすごいし、
後には教科書にもよく出ている、有名な「唐獅子図屏風」を描いている。
狩野永徳はすごい人物だな〜と思いました。
そして、48才の父・狩野松栄は息子にメインの部屋を任せている。
この父あってこその永徳なんでしょうね。


狩野永徳24才の作「琴棋書画図」−大徳寺聚光院・檀那の間−

「花鳥図」とは大きく違います。
中国的な画風で、全体的に強く、しっかりと描かれています。
イメージ 2

京の冬の旅のパンフもページの上に「琴棋書画図」の「囲碁の部分」の絵はがきを置きました。
横にいる黒い物体はペンギン耳かきです(笑)。

琴棋書画は中国の知識人が修めるべきもの。
(ガイドさんは「中国の官吏」と言っていましたが、必ずしも役人ではないかと…)
中国の景色の中に、琴、囲碁(棋)、読書(書(道))、絵画を楽しんでいる
文化人というか、大夫が描かれています。

ガイドの方が面白いことを言っていました。
「逆遠近法を使っています。」
つまり、遠近法なのに、一部分だけクローズアップさせるために、
手前にいる人より大きく描いてしまうわけです。
この手法によって、見せたい場面がよりダイナミックに、より劇的に見えるわけです。

この写真では分かりにくいかもしれませんが、
室内の人物を際だたせるために、室内を大きく描く。
イメージ 3

ピンクの楕円が人だとすると、建物の中の人がその前の人より大きく描かれるので、
建物内部が強調されるわけです。…この図じゃ分かりにくいかな(汗)
外にいて手前側にいる人はもっと大きくなるはずですが、
小さかったり変わらなかったり。
へぇ〜、考えてるな〜。

残念ながら資料がないのでお見せできませんが、
この「琴棋書画図」は岩の描き方がすごい。
強い線的な岩で描かれています。

ちょっと疲れてしまったので、今日はここまで寝ます。
本当は父・狩野松栄の絵についても描きたいんですが、明日アップします。
この頃朝早くて、眠い〜(=_=)ZZZ…
春眠暁を覚えずになってきています〜(笑)
今日は京都のお寺シリーズです。
前からとっても書きたかったお寺、大徳寺聚光院です。

このお寺は今までも、非公開寺院の公開時に何回か拝観してきました。
だから今回も最初は行こうと思っていなかったのです。

ところが、今回の非公開寺院公開のパンフレットを見たとき、
「2007年春に京都国立博物館への寄託が決まっている…
方丈(お寺の建物)で寺宝を目にするのも、今回が最後となります。」
と書いてあったので、「これは行くしかない!」と行きました。

お寺は1566年(永禄9年)に三好長慶の菩提を弔うために建立されたもので
方丈の襖絵は国宝の桃山時代の襖絵が収められています。
襖絵はたくさんあるので、今日はメインの室中の間の「花鳥図」について。


狩野永徳24才の作「花鳥図」−大徳寺聚光院−

方丈は下の図のように6ブロックに分かれていますが、
イメージ 1

(文字が見にくい方はクリックすると図だけ少し大きくなり見やすくなります)
室中の間は南中央のお部屋で、奥に仏間があり、
部屋の周りに畳敷きがあり、あとは板張りのお部屋です。
お分かりの通り、住職がお勤めをするお部屋ですね。

この部屋のぐるっと1周、狩野永徳24歳の時の花鳥図が描かれています。
著作権があるので下の写真が精一杯…。もっとアップできればよいのですが〜…
イメージ 2

聚光院で買った絵はがきです。
右上が室中の間の様子、
下の見開きの絵は、部屋の右手の襖絵です。

ボランティア?ガイドさんが言っていました。
「立体的に見られるのはもう最後です。」

そうなんです。
博物館で平面で見るのではなく、立体的に、それも庭と一体となって見なければ、
ここの醍醐味は味わえないのです。

花鳥図は右奥の雪解け水が流れはじめるところから始まります。
イメージ 3


右奥から流れ出た水は川となって、「室中の間」を流れていくんです。
その途中には梅の枝が川の水につかっています。
これを「水くぐりの梅」といいます。
イメージ 4

写真は「京の冬の旅」のキャンペーンパンフと
旭山動物園で買ったペンギン耳かきと一緒に(笑)。
残念ながら紙が波打っているため、肝心な場所がピンぼけですね。

さて室中に流れ込んできた水は、対岸にも(部屋の左手)流れ着き、
左手の風景を形成しています。
こちらは鶴と鶴、雁と雁で対照、つまり相対する形をなしています。
右手も2羽以上でかかれているんだけど、こちらの方が分かりやすいです。

まだ水は流れていきます。
そう、流れ込む先は「百積の庭」という、南庭なんです。
今は苔むしていますが、下は白砂がひきつめてあったそうで、
ちゃんと島もある。
つまり、庭は大海なんですね。

襖絵がはずされると私たちは博物館で平面的にながめることになります。
今回の公開に2回訪れて、保存のためにはやむを得ないとは思いますが、
それがいかに味気ないものか、お寺に行って痛感してきました。
公開期間は3月18日までです。
(※拝観できない日があるので事前に確認を!)
行くことが可能な方は是非行かれてみてはいかがでしょうか。

室中の間だけで一杯なので、他の部屋や寺院はまた今度アップします。

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