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「うちの子は、勉強しない、やる気がない」・・・数えきれない程の母親、父親から耳にしました。
これを読んでくれている皆さんの中にも、同じ思いをしている方がいることでしょう。
勿論、私自身もわが子に対して、何度も思ったことがありました。こどもが3人ですので、何度も何
度も、思いましたよ。
ある母親が、「聞いてください。この子は塾に行かせても、全然やる気がないんです。家でも全然勉強せ
ず、マンガばかりみているし、もう高校もいけるところでいいです」といいながらも相談に来ました。
・・どうでもよくないから相談にきているのですが・・
でも、果たして、その子は、本当にやる気がないのでしょうか。
仕事の縁で、数え切れないほどの、小・中・高、大学生と接してきました。(今もそうですが)
でも私が接した子供たちの中で「やる気のない子」は一人としていません。
やる気が無さそうには見えても、実はそうではないのです。
やる気がない、とはどうゆうことでしょう。
机に向かわない。教科書、テキストを開かない。机に向ってもボーッとしている。
テストも30点。偏差値40。
だから「うちの子はやる気がない」と判断する?本当かな?
ある日の親子:親の目の前で子供に、こんな質問をしてみました。
「100点と50点、どっちとりたい?」
「100点だよ。でも、どうせとれないから」
「じゃぁ、100点とれたら、とりたい」
「うん、でも無理だから」
「でも、本当はとれるもんなら100点とりたいんだね」
「うん、でも・・・・無理・・・だし」
お気づきですね。「とりたい」のです。
でも、「どうせとれない」と、自ら自分に「取れない魔法」をかけています。
でもこの「魔法」を掛けたのは、それまで出会った大人たちです。
「おまえは勉強ができない。おまえはやる気がない」という「魔法のレッテル」を貼ったのです。
世界中の子供たちの中で100点より0点の方が嬉しいと思う子は一人もいません。
とりたいんです。100点を。
でも、どうすればいいのか、何をすればいいのか、どうやればいいのか、わからないんです。
悩み苦しみ、迷っている姿を見て、大人たちは、「やる気がない」と判断するのです。
決めつけるのです。
それは、私たち大人の抱く「やる気イメージ」と異なる姿だからです。
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