アメリカンジャンクフード

Spin off from “アメリカンペップな日々”
 日本では現在ドーナツといえばミスタードーナツの独壇場ですが、2006年12月東京新宿にクリスピークリームドーナツが初上陸し、ドーナツ市場も騒がしくなっています。アメリカでドーナツといえばダンキンドーナツが有名で、その魔法瓶であるとかカップであるとかといったノベルティも一部貴重なコレクターズアイテムとなっていますが、渡米した時にしか見る機会はないものの明らかにその店舗数は年々減少し、その反面クリスピークリームの店舗が劇的に増加しているように思います。 
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 クリスピークリームは1937年創業であるのにもかかわらず身売りなどのいろんな歴史を経て、1996年ニューヨークを皮切りに全米展開を開始したという、そういう意味では比較的歴史の浅い会社なのですが、ダンキンに代表される小売店舗とは一線を隔したスタイルとオリジナル・グレーズドに代表されるとろける食感の創業以来のレシピによって爆発的な人気を呼んでいます。その店舗はドーナツが作られるオートメーションの工程がすべて目の前で見ることの出来る仕組みになっており、またクラシックカーやヴィンテージカーを展示するなどそのロゴが象徴するように新しさと古さをうまく融合させた斬新な店舗です。
 ある時、買い付けが終わりその後友人の家でディナーに招待されていたので、最近出来たクリスピークリームのドーナツを買っていこうと初めてその時行きました。と、いつも緑色のサインが突然赤色に点滅しはじめました。そしてそれと同時に隣のショッピングセンターから人々がたくさん店舗目指してやってきます。これも後から分かったのですがクリスピークリームの独自のパフォーマンス”ホットライト”と呼ばれるもので”オリジナルグレーズドが今出来上がりましたよ!”というサインだったのです。そして店内では来た人来た人にあつあつのオリジナルグレーズドを配っているではありませんか!そしてそれだけの目的で来た人たちもたくさんいました。”俺はたまたま寄っただけ!”とか思いながら、ほおばるとこのとろける特に出来立てのおいしさに”おぉっ。”と声も出ます。表面に砂糖がコーティングされたドーナツで、しいて言えばミスタードーナツのフレンチクルーラーのような感じなのですが、しかし今まで味わったことのない絶妙な味と食感でした。
 ミスタードーナツはミスタードーナツであっさりとした良さを持っていますが、このクリスピークリームの味と食感は本当に甘いものが好きな人をきっと虜にし、新たなファンを魅了しています。

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コーク(Coke)

 アメリカンジャンクフードに欠かせない飲み物。ペプシ、ドクターペッパー、ルートビア、セブンアップ等々のポップももちろんですが、やはり私にとっては間違いなくコカコーラです。1度飲むと忘れられない味わい、ボトルの曲線の美しさは長年にわたって全世界の人々を魅了してきました。私もその魅せられたうちの一人で、特に日本で販売されているコークではなく、アメリカで販売されている昔のレシピを忠実に再現したクラッシックコークは、初めて口にした時の感動を今でも覚えているぐらいです。一時はディスカウントストアや輸入雑貨店で販売されていたので身近に味わうことができたのですが最近ではあまり見かけません。その少し炭酸が緩めで、甘みのあるテイストが非常に恋しいです。
 その味、スタイリングもさることながら、独自の広告、販売戦略はアメリカ文化を語る上では欠くことのできないものとなっており、それに伴う販促商品は看板、グラス、トレイ、トイ等をはじめ数々のコレクターズアイテムを生み出しています。
 私もいつの頃からかコカコーラ物を集め始め、気がつけばかなりのストックになっていました。しかしいつも思うのはあまりにも奥が深くきりがないこと。さらにコレクター(自称)の性としてある程度集めて探す興奮、集める興奮が薄れてきた時、もっと別のものを集めたくなってきた時、それはコレクションの終了を意味します。なので数年前、すべてまとめてお譲りしました。もったいない!せっかく集めたのにって言う人もおられると思うのですが、並べて眺めている以上に、必死になって探している時が私にとって一番楽しい時間なのです。
 またコークで忘れてならないのがチェリーコーク。
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何とも言えない、アメリカンジャンクでありながら芳醇な味わい、クラッシックコークに引けをとらない大のお気に入りです。一度口にすると、我が青春のバイブル“アメリカングラフティ”での一場面を彷彿とさせます。最近では近所にできた“やまや”というリカーショップで、またショッピングモールでよく見かける“KALDI”という輸入食材のお店で簡単に手にすることができるので非常にごきげんです。
 さらにジャンクなチェリーのコクをお求めの方はこちらがお勧めです!(プラスバニラというさらにジャンクなものもありますが...)
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ブッフェ(Buffet)2

 まずチャイニーズブッフェ。
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中華料理のバイキングで当然飲み食べ放題です。料理は本格的な中華料理で少ないところでも12,3種類、多いところでは優に30種類は超すところもあります。まず牛、豚、鳥肉、シーフードを使ったさまざまな料理、そして定番の白ご飯、チャーハン、ヤキソバ。そのほかにスープ、サラダ、飲茶、デザートとフルコースです。飲み物もコーラをはじめとするポップ系、オレンジジュース、アイスティー、牛乳、コーヒーと種類も豊富ですが、炭酸の入ったポップ系は”食べるぞ!”と気合を入れてエントランスをくぐった”食べ放題”には禁物です。まずはアイスティーが原則。そして少量づつ出来るだけたくさんの種類を皿に乗せ、どれが美味しいか、二回目のトライに備えチェックします。これが一般的な食べ方だと思っていたのですが。。
 
 ある時隣の席にいた夫婦を何気に見るとテーブルには2皿。ひとつには山盛りのフライドチキン、ひとつには山盛りのスプリングロール(春巻き)が!そしてコーラをがぶ飲み!最初はチキンと春巻きが本当に好きなだけかなと思っていたのですが、その2皿をあっという間に食べつくし、次なる料理を取って戻ってくると今度は山盛りの焼き豚(日本で食べるものより不自然に赤く、ほんのり甘くやわらかく、ほとんどのレストランで竹串に刺さって出てくる)が1皿、そして山盛りのヤキソバが1皿!食べるスピードもさることながらその1種類に対する量の多さに驚きです。どれだけ食べるのか最後まで見届けたかったのですが、そんな時間的な余裕もなく後ろ髪を引かれる思いでレストランを後にしました。日本でよくあるように時間制限なんてありません。いつまで食べ続けるのだろうかとか、世界に誇る日本のフードファイターたちはこんなただ偶然出くわした一般のアメリカ人夫婦よりすごいのかとか、しばらくの間、頭を離れませんでした。
 チャイニーズブッフェにかかわらずアメリカでチャイニーズを食べ、チェックをするとフォーチュンクッキーをくれます。クッキーというよりは薄堅い炭酸せんべいのようなお菓子がワンタン状になっていて割ると中から、今日あなたは今まで会いたかった人に出会えますとか仕事が発展的な成果を遂げますとかといったおみくじのようなものが出てきます。食事の後の口直しなのですが、ある時のフォーチュンクッキーに入っていたものを読むと”You Love Chinese.”と書いてありました。”だから食べに来たのに。”少し後味が悪かったです!

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ブッフェ(Buffet)1

 主に立食や食堂車をさすフランス語の”buffet(ビュッフェ)”から来た言葉だと思いますが、アメリカンジャンクフードのカテゴリーに入れるには申し訳ないぐらいちゃんとしたスタイルでいわゆる日本で言うところの”バイキング”、食べ放題のレストランを言います。日本でもおなじみのピザハットのブッフェからメキシコ料理やインド料理、タイ料理などありとあらゆるブッフェが存在するところが実にアメリカっぽいです。ただ美味しさにあたりはずれが大きくあるところもアメリカっぽいのですが。
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 あえて何を食べようかとさまよう事はまずないので、時間に余裕があり、さらにタイミングよくそのレストランの近くにいる時という、一回の渡米では本当に少ない限られたチャンスの中での選択肢になります。ただし先程も書いたようにあたりはずれも大きいので、特に初めての土地ではリスクがかなりあります。どうやって見分けるか。店の外観の小奇麗さもそうですが、時間に関係なく常に人がたくさん入っているところ、これが一番わかりやすい見分け方のひとつかもしれません。個人的にお気に入りは3種類あります。まずチャイニーズブッフェ、そしてモンゴリアンブッフェ、最後にカントリーブッフェです。

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スシ(Sushi)

 寿司は当然日本特有のものですし、ましてやアメリカンジャンクフードのカテゴリーに入れるなんてとご立腹される方もおられると思いますが。。しかし今では回転寿司でさえ珍しくなく、完全にアメリカの食文化に溶け込んでいます。買い付けに行けばほとんど毎日がジャンクフード漬け、それもむしろ喜んで、というのは以前書いたとおりなのですが、そこはさすが日本人、時として白ご飯や酢飯が恋しくなる時も当然あります。しかし、ダウンタウンの寿司バーなんてもってのほか、高級すぎてというよりは、さほど魚に興味の無い私にとって全く場違いです。なので白ご飯なら以前にも書いた”テリヤキ”、酢飯なら近くのスーパーのデリ(お惣菜コーナー)、もしくはちょっと奮発して日本食レストランに行きます。それも食べるのは”にぎり”ではなくジャンクなカリフォルニアロールかスパイダーロール。それに麺類を付けて。
 1960年代ロサンジェルス、リトル東京の日本人寿司職人が考案したといわれている、このカリフォルニアロールは今やアメリカを代表する日本食、寿司として非常にポピュラーなものになっています。カニ風味のかまぼこ、アボガド、きゅうりを裏巻きし、外側にしろゴマもしくはとび子をというのがよくあるスタイルで、後はレストラン独自のアレンジが加わります。生魚はまだちょっとという欧米人の寿司入門編としての人気も高いようです。
 そして名前からしてジャンクフードにふさわしいスパイダーロール。とても日本語には訳せないとかいいながら。。”蜘蛛巻き”って。当然蜘蛛が巻いてあるのではなくソフトシェルクラブの天ぷらもしくは空揚げが野菜と巻かれた寿司のことです。その揚げた様子が蜘蛛に似ているからと命名されたのですが。。日本では絶対にこの名前では売れないですよね。しかし、このソフトシェルクラブ、ジャンクフードのカテゴリーでスペアリブ、スペアリブと連呼してきましたが、実は隠れた私の大好物なのです。
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 日本ではあまりなじみの無いこのソフトシェルクラブ、実はワタリガニ科のカニが脱皮した直後の全身の殻が柔らかい間だけ調理することが可能な料理なのです。足から殻からはさみまで全部食べれます。その絶妙な食感と濃縮された味は、そのままでも美味しいのですが酢飯にまかれることによってさらに風味を増します。アメリカに水揚げされるカニの約半分がこのソフトシェルクラブだと言われるぐらい、もう立派なジャンクフードです。

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