ここから本文です
ポケモンろーど!
ポケモンの気になる情報を紹介したりするブログです

書庫全体表示

ポケモンロードS


パラレルシティ中心部
グラジオ「ヌルが時空の歪みを感知してから5日…」
タイプ:ヌル「グルルル…」
グラジオ「何か嫌な感じがするな…」
グラジオの目線の先にいるのは…白い制服の男女だ。
グラジオ「エーテル財団…この街でも活動していることは知っていた。だが…今日の動きは妙だな。まさか奴が動き出したとでもいうのか?」
タイプ:ヌル「グルオオオ!」
グラジオ「ヌル、また時空の歪みを感知したのか?」
タイプ:ヌル「グル!」
グラジオ「よし…行くぞ。」
グラジオはPバイクに乗り、ヌルと共に走り出す!

第26話 包囲網


パラレルシティの裏路地ではリーリエをめぐり、サトシVSビーンの戦いが繰り広げられていた!
サトシ「アクアテールだ!」
リーリエ「あ!サトシさん!ヌメルゴンさん!待っ…」
ビーン「トラップシェルです!」
ヌメルゴンの攻撃がバクガメスに命中した瞬間!
バクガメスの甲羅が爆発し、ヌメルゴンを吹っ飛ばす!
サトシ「ヌメルゴン!大丈夫か?」
ヌメルゴンはなんとか立ち上がる!
リーリエ「本で読んだことがあります。バクガメスの甲羅には爆薬の層があるそうです…」
サトシ「爆薬だって!?」
ビーン「それを利用した技が『トラップシェル』。敵が甲羅に触れたら爆発を起こし、大ダメージを与えるのです。」
サトシ「だったら一旦離れて…といいたいところだけど…」
ビーン「あなた達が離れようとするのならば今度はチャージビームを放つ。」
リーリエ「あ…チャージビームは使うと高確率で特攻が上がるから…」
サトシ「近距離戦を挑めばトラップシェルで返り討ち、距離を取ろうとしたらチャージビームでパワーアップってことか!」
ビーン「その通り。あなた達に勝ち目はありません。降参して頂けないでしょうか?私も無駄にポケモンを傷付けるのは嫌ですので。」
サトシ「やだね!俺達は最後まで諦めないからな!それに…勝つのは俺達だ!」
ビーン「この状況で勝ち筋があるというのですか?」
サトシ「もちろんさ!ヌメルゴン!アクアテール!」
リーリエ「え!?そんなことをしたらまた…」
ビーン「トラップシェルです!」
バクガメスはトラップシェルの体勢に入る!
サトシ「地面に向けて放て!」
ヌメルゴンは水流をまとった尻尾を地面に叩きつける!
ビーン「わざと外してトラップシェルを不発させましたか!ですがダメージを与えられなければ無意味ですよ!?」
サトシ「それはどうかな!?」
攻撃の反動でヌメルゴンは大ジャンプする!
リーリエ「おお…バクガメスとの距離を取った!」
サトシ「トラップシェルを使った直後に離れれば、チャージビームを使う隙はできない!」
ビーン「しまった!」
サトシ「りゅうのはどう!」
ヌメルゴンは口から龍の形をしたエネルギー波を放つ!
ビーン「バクガメス!こちらもりゅうのはどうです!」
1秒遅れてバクガメスも振り向いてりゅうのはどうを放つ!
ビーン「よし、ギリギリ放つのは間に合った!」
2体のりゅうのはどうが激突するが…ヌメルゴンの波動がバクガメスの波動を押し返していく!
リーリエ「落下の勢いがある分、ヌメルゴンの方がパワーは上…!」
サトシ「いっけええ!」
りゅうのはどうが炸裂し、バクガメスは倒れる!
サトシ「よし!よくやったぞヌメルゴン!」
ビーン「バクガメス、戻って休んでください。」
ビーンはバクガメスをボールに戻す。
サトシ「ビーン!あんたは凄いよ。ポケモンを保護するのに一生懸命だし、バトルも強い!でも…ポケモンだけじゃなくて、人の笑顔だって守るべきなんじゃないかな?」
ビーン「あ…!ポケモンを保護するためにはエーテルに居続けなければならない。その考えに捕らわれ、大事な事を忘れていました。ありがとうございます、サトシ。」
サトシはうなずく。

その頃…パラレルシティエーテル財団ビル屋上では…
エス「ふむ、ビーンさんと連絡が取れませんね…やられたか、あるいは裏切ったかといったところか。」
エスは何かのスイッチを押す。すると彼が見ている光景はサーモグラフのようなものに切り替わる。
エス「あのポケモンはまだ動き出していないようですね。ならば…」
エスの後ろにフードを被った少女が現れる。
エス「また少し…お願いできますか?」
フードを被った少女はうなずく。

ビーン「おや?」
サトシ達の周りに次々と白い衣服に身を包み込んだ集団がやってきた。
サトシ「ビーンと同じ服…ってことは…」
ビーン「私の部下です。皆さん、聞いてください!リーリエお嬢様はサトシさん達に任せることにしました。」
財団職員達「…」
サトシ(こいつら…何かがおかしい?この感じ…前にもあったような…)
財団職員達はボールからポケモンを出す!
ビーン「え…?」
サトシ(思い出した!)
サトシ「伏せろビーン!」
財団職員「カリキリ、はっぱカッター。」
ビーン「うわっ!」
ビーンは咄嗟に攻撃を避ける!
サトシ「ビーン!こいつら、『さいみんじゅつ』で操られてるのかもしれない!」
ビーン「なんですって!?」
職員「ヤングース!ひっさつまえば!」
職員「ケララッパ!ドリルくちばし!」
サトシ「ピカチュウ!アイアンテール!」
ピカチュウはアイアンテールで2体の攻撃を受け流す!

その頃…
カイリ「リーリエを捜すためにゴウショウさんと別れて捜し、とりあえずイカズチと合流したけど…」
カイリとイカズチの前に立ち塞がるエーテル財団職員達。
彼らの様子もやはりおかしい。
イカズチ「こいつら味方じゃねーのかよ?」
カイリ「実はやばい奴らだったみたいね…」
イカズチ「とにかくここを突破するしかないな!カイリ!」
カイリ「ええ!行くよ!」

そしてサトシ達は…
財団職員「エナジーボール!」
財団職員「どろばくだん!」
財団職員「こごえるかぜ!」
サトシ「りゅうのはどう!」
ヌメルゴンはりゅうのはどうで攻撃を相殺する!
サトシ「話す隙すらほとんど無いな…どうにかしてこいつらを全員倒すか正気に戻すかしないと!」
ビーン「『さいみんじゅつ』で操られているのなら、正気に戻せるかもしれません!」
サトシ「本当か!?」
ビーン「ええ!キュワワー!」
ビーンはキュワワーを繰り出す!
ビーン「アロマセラピー!」
キュワワーは周囲に心地好い香りを放つ!
サトシ「アロマセラピーは確か…」
リーリエ「ねむりやこんらんといった特殊状態を治す効果のある技です。」
ビーン「これならさいみんじゅつも解けるのでは!?」
財団職員「うっ…」
サトシ「効いてる…だけど!」
財団職員「…タネ…マシンガン…!」
ケララッパはタネマシンガンを放つ!
サトシ「完全には解けないか!10まんボルト!!」
ピカチュウの10まんボルトはタネマシンガンのパワーを上回る!
そして電撃が命中し、ケララッパは倒れる!
そしてケララッパのトレーナーの財団職員も倒れる!
サトシ「とりあえず一人倒したけど…あと30人はいるぞ…」
財団職員「こおりのつぶて!」
サトシ「アクアテール!」
ヌメルゴンは攻撃をなぎはらう!
ビーン「どうやら…さいみんじゅつをかけたポケモンは相当強いようですね…」
サトシ「やっぱり倒すしか…!」
ビーン「…いえ、彼らの狙いはリーリエお嬢様。このまま戦い続けたらいつか隙ができ、連れ去られてしまうでしょう。」
サトシ「じゃあどうすれば?」
ビーンは少し悩んだ後…決意をする!
ビーン「サトシさん、私のキュワワーが再び『アロマセラピー』で隙を作ります。その間にPバイクで脱出してください!」
サトシ「え!?」
リーリエ「そんなことしたらあなたは…」
ビーン「私は過ちを犯してしまった。せめてもの償いです。」
サトシ「…分かった。お前も無事でいろよ!」
ビーン「もちろんです!」
サトシ「ピカチュウ!回りながら10まんボルトだ!」
ピカチュウは周囲の敵に10まんボルトを撒き散らす!
分散したため威力は低いものの、職員とポケモン達は一瞬怯む!
サトシ「今だ!リーリエ!」
サトシは予備のヘルメットをリーリエに渡す!
そしてヌメルゴンをボールに戻し、ヘルメットをかぶってPバイクに乗る!
続いてリーリエもサトシの後ろに乗りこむ!
ピカチュウ「ピ!」
攻撃を終えたピカチュウはサトシの頭に着地!
サトシ「準備OKだ!」
ビーン「キュワワー!アロマセラピー!」
キュワワーがアロマセラピーを放つと職員とポケモン達の動きが鈍る!
ビーン「今です!」
サトシ「しっかり掴まってろよ!」
リーリエ「は、はい!」
アクセルが踏まれ、走り出すPバイク!
サトシ達は職員達の間を通って裏路地を抜ける!
ビーン「リーリエお嬢様のこと…頼みましたよ…!」

フードの少女「ごめんなさい…逃げられた…」
エス「まあ仕方ありませんよ。数は多いとはいえ所詮は『選ばれなかった者』ですからね。次の手は…」
「苦戦してるねエス。」
エス「おや…」
エスの前に現れたのは髪型を除き瓜二つな容姿の少女と少年。
二人とも髪は黒いが、少しだけ金髪が混ざっており、目隠しのようなものを付けている。
そして着ているのはエーテル財団の制服…ただし通常の物とは異なり、服の一部に金色の刺繍が施されている。
エス「ラースとユーリ…代表のお気に入りがアローラから遠く離れたここまで来るとは。何の用ですか?」
ユーリ「悪いけどサイバ。キミは手を引いてくれないかい?」
サイバ「何ですって?」
ユーリ「僕たち姉弟はね…お母様から直々に指示されたんだ。リーリエとコスモッグを回収しろってね。ということでここから先は僕たちがやるから。」
エス(あの女にもう勘づかれましたか…選ばれし者では無いとはいえ、油断なりませんね。さて…)
エス「一つ質問をさせてください。代表は今どちらに?」
ユーリ「アローラの本部にいるよ。今はビースト計画の佳境で、こっちに来られる程暇じゃないからね。」
エス「なるほど。」
エス(代表はこちらには来ていない…ならば彼らもあのポケモンを呼び出すのに利用できるかもしれませんね。)
エス「分かりました。あなた達にお任せすることにしましょう。」
ユーリ「うん。」
二人は屋上を離れようとするが…
エス「おっとそうだ。いいものを渡しておきましょう。」
エスはユーリとラースに腕輪を渡す。腕輪の中央には光る石が埋め込まれている。
ユーリ「これは?」
エス「私の発明したポケモンの秘めた力を引き出す装置です。使うと代償としてトレーナーが大きな負担を受けてしまいますが…真価を発揮したポケモンの力は絶大です。」
ユーリ「ふうん…ま、一応受け取っておくよ。行こう、お姉ちゃん。」
ラース「…」
二人はエーテル財団ビルを出る。
ユーリ「リーリエ…あの子にはしっかり教えてあげないとね。お母様の本当の子供に相応しいのは僕たちだということを…!」

To be continued…

この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事