おもしろき 珍しきが花なり

シゴトが忙しくて放置しております。ごめんなさい。

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久々更新です。

いろんなヒトに「ありよさん、働きすぎですよー」とか言われつつ、
「ほな、誰かやってくれるんかいっ?!」なぁんてグチりたいキモチを抑え(られてへんし)ながら
びみょ〜〜…に、生きておりまする。はい。
(ウチの会社「裁量労働制」とかいって、残業代も休出手当ても出ないのだ。働くだけ損でしょ??)

生活の中で「シゴト」の配分が高すぎて
「能を観る」「料理する」「寝る」「生活に必要なことをする」「やりたいこと、後の自分のためになることをする」…等々、全部を選択できない状況におりまして。
普段、「寝る」「生活に必要なことをする(掃除とか、洗濯とかね)」くらいしかしてなくて。
ストレスたまるぅぅっっっ!!!
てなわけで。

スイッチ、はいっちゃった♪

志芸の会-春秋釣狐の会-

先週、土曜出勤してるときに発見したのだ☆(←情報Getするのも一苦労するの〜!!)
なんと、忠亮さんの『釣狐』!しかも、披キっすかっ?!
年齢的にすでに披らいてはる思ってたから、めっちゃびっくりしました☆
これは観ねばっ!!と思い。
その数日後、めちゃギリでしたが、無事チケGet☆
しかも、ご本人から『狐便でお送りいたします』…♪このノリ、大スキっ!!

棒縛

太郎冠者:尾鍋智史 次郎冠者:徳田知道 主人:小林維毅

ちょっと外出すると、家の酒を盗み飲む太郎冠者と次郎冠者。
主人は、今度こそは!と太郎冠者&次郎冠者を縛り上げて家を出る。
棒に縛られた太郎冠者と、後ろ手に縛られた次郎冠者は
なんとか酒を飲もうと…
普段、狂言といえば茂山千五郎家or忠三郎家だったりするのですが
同じ大蔵流なのに、結構違うっ!!コレだけでびっくりしちゃうのは、甘いのかなぁ…?
でも、笑うツボは、やっぱ一緒なのよね〜♪
善竹家の方がアクション大人しめですが、ほっこり笑わせていただくにはこっちですね〜♪
ささくれ立ったココロが、ほぁほぁ癒されていくのを感じましたよ〜。
ま、ありよも酒呑みですし♪

釣狐

伯蔵主&古狐:善竹忠亮 猟師:善竹忠重 笛:赤井啓三

ふとしたきっかけから狐を狩るようになった猟師に、一族を滅ぼされた古狐。
狐は猟師に狐狩りをやめさせようと、猟師の伯父の伯蔵主になりすまして罠を捨てさせる。
うまく事を運んだ狐だったが、猟師が残しておいた捨て罠を見つける。
一族の復讐を誓い、伯蔵主の姿から元の姿に戻って、罠に挑む!
「釣狐」は、2回目。童司くんの狐しか知りません。
なので、比べるのもおかしな話ですから、あくまで忠亮くんの狐の感想をば。

ほんまに、「忠亮くんの、狐。」でした。
なんて言えばいいのか解らない。けど。
とってもカワイくて、とっても寂しい狐。そんな印象??
ストーリー的に、可愛くて寂しい狐なのは当然なんですが、
そのなかに、忠亮くんの可愛さ、忠亮くんの寂しさ、そんなものがそのまま入ってるんですよね〜…。

しかも、めっちゃ殺人的な体力の限界を超えた技量を要する狂言なのに
うっかり「フツーの狂言」やってるみたいな感覚で、観そうになってしまったり。
いや、狐の執念というか怨念というか、そういう強い重さはずっしり来てるんですが
「めっちゃムズかしいコトしてんねんで!!」という感覚を、本当に感じさせないんですよ。
観てる客に、余計なことを感じさせないんですね。狐の世界に、するっと入れる。
だから、カワイイ動きに、自然に笑いが起きるんですよ。

一族を殺された狐の怨念というのでしょうか?
そういうモノを化けるチカラに変えているんだろーな、と感じるんですが、
その「怨念」のモトになっているのが、なんといっても「寂しさ」でした。
寂しさゆえに、この狐は化けてでたんだろーな…みたいな。

その「怨念」をもたらした猟師:忠重師!
マジ、見事としかいいようがなかった!!

立場上、狐の全てを知ってるはずの方です。「息子の狐」を、ふつぅに観れるはずがないでしょ??

が。
カブトムシを採るガキンチョみたいな無邪気さで、狐を狩るんですよ?!
この重い空気のなかで、さらっと軽さを出す猟師…。

ああ、そうだな。
人間の立場からすると、そういう気軽さ、楽しさで狩っているんだ。

この表現力。
もはや、コトバなんかありません。
狂言師の真髄って、こういうところにあるんだ。そう思いました。

今日は、忠重師の勝ち。
いつか忠亮くんにも、こんな猟師をする日がくるんだろうな…。


本当に、いいモノを見せていただきました♪

この後にシゴト行かなきゃいけなかったのですが、手につかなかったf^_^;
キーボードも手が震えて打てないし、ドラッグしてもエリアが決まらないっっ!!
アタマの中は狐が飛んでるし♪そのまま幸せにおうち帰りたかったです(T_T)

この釣狐。
小林寺の伯蔵主に関してですが、実はありよが能を観るきっかけになったのがこやつなのです!
昔、大学院入試してた頃に論文書くので室町時代の調べごとしてたんですが
その時に見つけた、小林寺の蔵主:耕雲。

後醍醐天皇に仕えた関白?左大臣?だった藤原氏のヒト。だったはず。めっちゃ博学だった印象があります。
身内は全て足利家の勢力についていったんですが、この方は正当な天皇を奉じることを決めます。
尊氏にいくら要請されても、単独で南朝についていきましたが。結局、南朝は滅ぼされます。
生き残った彼は、尊氏の言葉を無視して、高貴な身分を捨てて僧になり
小林寺という当時寂びれていた寺に身を置き、耕雲と名乗りました。

この耕雲。コイツが、伯蔵主のモデル?と、思っていたのです。
身内はほぼ全て北朝に属していたから、甥っこももちろん北朝。
耕雲が属していた南朝を、滅ぼした人たちにあたる。
ある意味、南北朝を象徴した話なのかな〜??って。
そう思いながら見ると、とっても切ないですよっ!
まぁ、そう思わなくても十分切ないんですがねf^_^;

なんせもー、果てしなく昔に調べたコトですので
どこまで確かな情報なのかは確証ございませんので。そこらへんは自己責任で(笑)

とにかく、
動物としての狐と
恨みとか寂しさとかいうものと
可愛らしさと
人間というものと。

そういったものを、とってもとっても感じた会でした。
あ〜、いいモノ観たっ!!!

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