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異常気象 or 普通

異常気象 or 普通


7月は大雨が降りましたね。

特に避難命令などの出ていない東京に住んでいる私は、野菜の値上がりが気になるだけで普段の生活に特段の影響は出ませんでした。

7月15日から24日にかけて、九州、山陰地方、長野県などに広範囲に渡って降った大雨に対して7月26日に気象庁は「平成18年7月豪雨」と命名しています。

  気象庁


実際、この「平成18年7月豪雨」の被害は大きく、9000棟が浸水するなどをしたと報道されていました。被災された方には、今後の復興が順調に進むようにと願っています。


ところで、この豪雨など気象現象が激しくなると、「地球温暖化」との関連を指摘する人がでてくるのが気になります。果たして、「地球温暖化」と気象状態が激しいことが生じることというのには関連があるのでしょうか?


一定の気候


毎年同じ時期に同じような気候が訪れるということを期待している人からみると「異常」であることのように思うのかもしれません。でも、このような人はあまりにも科学的な知識が不足しているとしか私には思えません。極端な話、カレンダーの同じ日は同じ気象現象が起こることを期待していて、期待が外れると「異常」という行動です。

地球が誕生して、生命が生まれるまでの過程は誰も見た訳ではないですが、多くの科学者がいろいろと推論を重ねてきています。実際には、非常に熱かったり寒かったりという気候が繰り返されたことがあったのかもしれませんが、ある特定の日に嵐があったのかどうかなどは有史以前の時代のものは、まるで分かっていません。

地層から発掘される化石類や、南極の氷をボーリング(深く掘って昔の氷を手に入れること)して得られた氷柱を分析することによって、生物が生きている時代のことはある程度分かってきているというのが実際のところです。



氷河期


アイスエイジという子供向けの映画になっていたり、各種のコメディに描かれているように、ある時期の地球は現在よりもかなり年間平均気温は低かったようです。この氷河期から続く地球全体の平均温度上昇と比べると最近の地球の平均温度上昇度合は常軌を逸しているのかどうかという点が問題です。

また、地球の平均温度変化は、地球の表面を覆っている空気層だけが原因ではなく、太陽であったり、太陽と地球の相互関係性が原因であったりすることも検討されています。しかし、どういう訳だか、マスコミを中心として空気組成成分が地球の平均温度変化の主要因であると、誰も証明していないのに良く引用しているのは気になります。





統計学の観点


今回の「平成18年7月豪雨」は、過去の気象現象と比較するとどうだったのでしょうか。つまり「平成18年7月豪雨」では過去記録されたことの無いような、つまり尋常ではない気象現象が観測されたのでしょうか?

気象庁の毎日更新されているページからの抜粋です。


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観測史上1位の値 更新状況(今日7月26日) 18時10分現在

1時間降水量の日最大値 都道府県 観測所
更新した値 mm 時分(まで) 昨日までの1位の値 mm 年月日 統計開始年 備考

熊本県 鞍岳 113mm 17:50 95mm 2001/06/29 1976年
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これは、熊本県鞍岳観測所で1時間降水量に関して7月26日に1976年に観測開始日から初めて113mmという数値が観測されたということです。

7月の新記録を見たところ、他には、3時間降水量、24時間降水量、72時間降水量に関してはいずれも1位の値を更新した地点はありませんでした。つまり、過去に今回の「平成18年7月豪雨」よりも数値面では(つまり降雨量では)より多くの水分が空から落ちてきたことはあったということです。

そう考えると、今回の気象状況が異常なものではなく、過去にも経験したことのある程度のものであったけれども被害が大きくなったのではないか、という推論をすることが出来ます。


被害拡大の原因


これまで誰も人が住んでいなかった、山林扱いだった土地などを切り開いて住宅を作ると比較的安価で住宅供給が出来ます。というのも、既に上物が建っている場合には、自由に土地の大きさを切り取ることの難しいので、自由な宅地開発はなかなか出来ません。同時に隣り合わせた人たちから土地を取得できるということもなかなか難しいことです。

また、人口も増えつつあるので、昔はなかなか人が住んでいなかったような場所に住宅を建てている場合も多いように見受けられます。

被害を拡大しているのは、気象条件が異常だったからではなく、これまで経験した程度の気象条件であっても偶々何も起こらなかった場所に住んでいたからの可能性があります。

今ほど住宅や道路などの社会資本に関しての技術が進んでいなかった時代には、若干の気象変動があっても生きていられる場所に居を構えるのが、お金持ちの印だったに違いないと思います。では、どこが安全かということについては、誰が知っていたのでしょう。

おそらく文字を読むことが出来る階級(昔は文字の読み書きが出来るのは身分で明確に差があったと思われるため)では、書物からであったりしたのでしょう。

では、普通の民衆はどうしていたのでしょうか?

多くは読み書きが出来なかったと考えられます。実はそのような階層の場合、安全な場所に住んでいない人たちは淘汰されてしまって、そのような場所は住むのには不向きと代々言い伝えられてきていたのではないのかと思います。

で、誰も住まないような場所に生活が困ると徐々に追いやられてしまっていたのではないでしょうか。黒沢明監督の「どん底」なんかはその良い例ではないかと思います。その「どん底」でさえ人間の暮らしにはいろいろなことがあるということを上手に描いている映画だと思います。(あぁぁぁ、ブログの投稿と話が離れて行ってしまう…。)


対策


ところで対策としてはどのようなことを考えれば良いのでしょうか?

事後に対策をとるというのは、難しいと思います。事後では住宅が壊れてしまったり、人命が失われてしまったりした後になってしまうからです。ですから、予め対策をとっておくことしか方法はないと思います。

では、対策の取りかたとしては、どのようなものがあるのでしょうか?以下の3つが主な事前に取りうる対策だと思います。

1)災害が起こりそうな場所には住まない。住んでいる場合は自主的に引っ越すもしくは強制的に退去させる。
2)災害が起こりそうな場所に住んでいても、被害を被らないように周囲の環境を整える。
3)災害が起こりそうな場合に、気象条件をコントロールする。


1)は河川が氾濫した後に、日本でも行われたことのある方法です。ダムを作るからという自分たちで原因を作る場合もありますが、自然災害を機に退去をさせる場合や、退去を促進する場合があります。豪雨ではないですが、火山性の活動で三宅島から島民が全員強制退去になったことが記憶に新しいです。



2)は日本全土で見かけることの出来る方法です。例えば、崖にコンクリートを葺いて崖を崩れにくくしたり、ある程度の斜面に樹木を植えて地すべりなどを起こしにくくするなどの方法があります。



3)は現在、一部だけ技術的に可能になっている方法です。

天気をコントロールするというとアベンジャーズという映画を思い出す方もいることでしょう。また、そんなことはSFの物語や映画の中の話で現実には出来ない、と思い込んでいる人も多いでしょう。

しかし、例えば、雨を降らしたり、雨を降らせないようにするということを狭い地域で局所的に起こすことがある程度は可能になってきています。




日本では大きな降雨、降雪に関してもっと広域で対応が出来ればかなり有用な技術でしょう。もし降雨技術があるのであれば、荒地や沙漠を農耕地に変えることが可能でしょう。

また、天気を制御することによって、毎年同じ日には同じ天気をということが可能になってくるので、農耕による収穫も安定することになるのではないかと考えています。日本全体が気候コントロールが可能な温室の中にあるようなものです。

そうなると、私の目からは異常と思える、毎年カレンダーを見ると天気が分かるという世界が展開されるのかもしれません。そうなると、カレンダーに晴れと書いてあるのに、ちょっと雨が降るだけでも「異常気象」と言われるようになってしまうのでしょう。


生きている間にそうなってしまうのでしょうか?それは、地球全体に無理をさせることになって、もっと大きなクライシスを将来発生させるきっかけにならないのでしょうか?


空気組成成分中の不活性気体だけのことに注目しなくても、活性気体を考えるようになると分析系はより複雑になります。このような技術をそれぞれの地域が使い始めたらどのようになるか想像もできないし、地球シミュレータでも計算が出来ないことでしょう。



不安もいっぱいですが、新しいテクノロジーの話はいつもワクワクして心が躍ります。

PAM

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