ペットのきもち

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猫の感染症 その6

こんにちは、獣医師のsinです。

今回は猫白血病ウイルス(FeLV)についてです。

このウイルスの感染の仕方は前回お話した猫免疫不全ウイルス(FIV)とほとんど同じです。

主な感染はウイルスを持っている猫の咬傷などです。

このウイルスが猫免疫不全ウイルス(FIV)と違う点は、日本でもワクチンが販売されているという点です。

しかし、まだまだワクチンの普及はされておらず、実際のところどのくらい予防効果があるのかは不明な点が多いです。

猫白血病ウイルス(FeLV)は、白血球の病気を起こしやすく、リンパ腫などの腫瘍になる可能性があります。

そのため、このウイルスに感染しているかどうかによって腫瘍のなりやすさが変わるようです。

さて、このウイルスもFIVと同じように動物病院で気軽に検査できます。

少し採血をするだけで、10分もあれば検査できますので、これも気軽にできるのではないかと思われます。

ただこのウイルスの感染を確認する場合、ちょっとユニークな事情もあるのです。

実はこの猫白血病ウイルス(FeLV)は一度感染しても、ウイルスを完全に排除することがあるのです。

ですから、一度このウイルスに感染していることが分かっても、後日(6ヵ月後くらいが目安らしいです)もう一度検査をして、それでも感染が確認された場合にのみ、継続して感染が続いていると判断されます。

一度の検査では分からないところがFIVとは少し違う点です。

治療法もいくつか提案されていますが、ユニークな治療法があります。

インターフェロンαと呼ばれるものを口の中に少量塗ることで、口の中の粘膜から薬が吸収され、免疫力を高め、余命を延ばすとのことです。

今までは見守るしかなかった病気に、少しずつ治療法が発見されていくのは、本当に喜ばしいことだと思います。

このようなチャレンジにより、少しずつ治らない病気が治っていってほしいと思います。

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うちにもにゃんこがいます。その為にも これも転載します。

2006/11/22(水) 午後 8:17 やまと


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