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次男が犬に噛まれる事件の後日談です。
昨日、私は公園を管理している役所に電話をしました。
私の住む地域では、2つの区合同で公園緑地の管理事務所というものを運営しているようです。
基本的に、公の公園・緑地に関しては、特殊な施設以外は、動物の利用も許可されているので、
犬だけを排除するような事はできないのも当然の事ですが、
事件や事故がおきない限り、公園内も注意事項の看板などは立てて置かないとの事です。
つまり、何か問題がおきてからでないと対処しないという警察と同じスタンスです。
危機管理は個人レベルの問題であって、基本的に、公の機関を利用するものには最低限のモラルがあり、
マナーを守れるのは当たり前の「性善説」を前提にしているわけです。
そう、この世の中で性善説が通じれば問題など起きるはずがないんです。
私は今回の事件の顛末を、担当者にお話し、何らかの対応が出来ないものかと相談しました。
もし、役所が陳情を無視して何も対応をせずに、同じ事件が発生した場合は、
役所に対して民事裁判が起きる事も想定されますので、重い腰を上げざるを得ないようです。
リードを長くしたまま犬の散歩に来ている人もいますし、犬を放している人もいます。
公園内に犬のフンが沢山落ちていますし、芝生を掘り起こした跡が幾つもあります。
そして今回、我が子が余所の飼い犬に噛まれる事件が発生しています。
犬を飼うモラルがない人がこれほど多くいるのかと改めて思い知らされます。
公園が出来てまだ半年、それでこれだけ酷い状況と言う事は、
この近隣で犬を飼育している人のモラルの低さが露呈しています。
犬を飼う人に限らず、公園内にはゴミ箱が設置されていないにも拘らず、
缶やペットボトル、お菓子の袋やタバコの吸殻などが其処個々に落ちています。
月に1・2度、自治会のお年寄りの方たちがお掃除をしてくださっていますが、
そうした苦労に報いることなく、傍若無人な人が荒らしていきます。
公園や公道をみれば、その地域の治安や環境が良く分かります。
残念ながら、この地域の住民のモラルのレベルは低く、あまり良い環境とは言えません。
ゴミが放置されている場所にはゴミが集まります。
汚れたままにしておくとそれが当たり前になります。
『ブロークン・ウィンドウ理論』
カナダにお住まいのナナイモさんが以前記事にもしていましたが、まさにそのとおりです。
逆に美しい景観を保つ事で、住民の意識も高まり防犯にも効果をあげます。
朱に交われば赤くなるのです。
たまたま今回のように我が子が犬に噛まれた事から、私自身も地域に何か貢献できる事はないか、
ちょっと真剣に考えてみようと思っています。
今のところは、私の怒りを鎮めるためにも、子供たちの安全のためにも、
公園管理の事務所に陳情し、何らかの対処を願いました。
担当者の方は、犬に噛まれる事件があった事を管理センターに報告し、
公園内に看板を立てるか、回覧板において犬の飼い主に注意を呼びかけるかを検討しますとの回答。
そして、今後もし、また何らかの事故や事件が起きた場合の対処法を聞いておきました。
公園内の遊具の不具合による事故に対しては、公園管理センターに連絡するようにと。
こうした事故に対しては損害保険が適応され、被害者に賠償されるそうですので、
取敢えず、病院と警察に届け出ると同時に、管理センターに一報すれば処理も早いようです。
また、公園内での個人間の事件や事故に対しては、警察と保健所の管轄ですので、
その場合は速やかに警察に連絡の上、指示に従うようにとの事です。
今回のように犬に噛まれた場合は、傷害事件ですので、警察の介入も求められます。
飼い主は障害事件を起こした責任者として書類送検され、噛んだ犬は殺処分です。
役所も警察も、法律の定める範囲内でしか動けません。
モラルとマナーの悪い人に対して、注意を喚起することが精一杯です。
ただ、モラルやマナーのない人が増えている現代社会において、法改正がままならなければ、
自分たちを守る最も確実で信頼できるものは自分に他なりません。
子供たちのお友達やママ達にも今回の犬の事件を話し、注意を呼びかけました。
身近でこうした事が起きなければ、なかなか実感しない事です。
いざと言う時、咄嗟の判断がつかなければ、当然の権利だとしても何もしてもらえません。
トラブルに巻き込まれても被害者は泣き寝入りでしょう。
でも予めどの様に対処しておけば良いのかを知っていたならば随分と違うと思います。
自分を信じて、自分の力で道を切り開き、自分を守るしかないのです。
文明や文化が発展し、進化したと言われる現代社会のほうが、人の心は荒んでいるように思えます。
現代こそ弱肉強食のサバイバル時代なのかもしれませんね。
ところで、どうして犬の飼い主は何処に行くにも犬を一緒に連れてくるのでしょう?
ペットショップなどは当然の如くに犬を連れている人が多くいますが、
犬が苦手な人でもペットショップを利用すると考えられないのでしょうか?
犬は人と行動を供にしたがりますが、人と犬では違う事を飼い主が理解していないのでしょうか?
この世の人はみんな犬好きだと思っているのでしょうか?
私の知っている限りでは、猫嫌いの人よりも犬を恐れる人の方が圧倒的に多いです。
スーパー、ホームセンター、神社やお寺、海や川、至る所に見かけますが、
最低限のマナーとして、犬が苦手な人がいる事を大前提に行動するのが常識だと思います。
犬を触った手でスーパーの商品を手にとって品定めするのも、赤ちゃんに触られるのも嫌なものです。
ほんの少しの思いやりさえあれば、トラブルは起きないと私は思います。
十人十色、ちょっとした気配りと思いやりが明暗を分ける、そう思いませんか?
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