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最近は、少しずつ温かくなってきましたね。寒い冬の終わりも近づき、春が近づいているようです。最近のニュースは、ライブドア関連&オリンピックが多いですね。私にとって、最近の一番のニュースは、自衛隊イラク撤退の可能性の報道です。 私が自衛隊のイラク撤退の準備という報道(“噂?”)を聞いた時、やっと撤退になるのかというのが素直な感想でした。イラクへの自衛隊の派遣には、大きなコストとリスクが必要とされるにもかかわらず、自衛隊撤退の出口シナリオを明確に示さず派遣をしてしまったので、どうなることかと心配していました。しかし、やっと撤退に近づきそうな報道だったので少しほっと言うのが素直な気持ちでした。早く自衛隊の方がイラクからの無事撤退できるといいですね。 しかし、自衛隊派遣に使われた400億円以上もの税金(377億円+86億円)は大きいですね。その結果何ができ何が残るのでしょうか? 私は、自衛隊の人道復興支援活動よりも、もっと優先順位が高くもっと効果的な税金の使い方があったのではないかと疑問を持っていた一人です。例えば、今回のような人道復興支援活動をするためにわざわざ自衛隊を派遣するよりも、同等の額のお金を使って多くのイラク人に訓練の機会を作った方がよかったと思います。 自衛隊による人道復興支援活動は、自衛隊員の高い人件費に加え、自衛隊員の安全保安のために余分な費用が発生しています。そのため、かなり割高な人道復興支援活動で、費用対効果が低くなっていることが想像されます。また、日本人の人件費は現地のイラク人の人件費よりも割高です。一人当たりのGDPは、イラク人と日本人の大体の所得水準が分かりますので計算してみると、 イラクと日本の一人あたりGDP: と、約38倍、かなりの差があることが分かります。 イラクでは、都市部の田舎の所得格差が大きいことが予想されますが、この一人あたりGDP比に基づき所得水準を比較すると、日本人に比べイラク人の所得水準がかなり低いことが分かります。 仮に、自衛隊の人件費が1日1万円(2万円?)として、イラク人との人件費の格差を10倍と仮定するといろいろなお金の使い方が考えられます。例えば、 1)100人の自衛隊の人件費:
1万円x100人=100万円
2)100人のイラク人の人件費:
1千円x100人=10万円
3)1000人のイラク人の人件費:
1千円x1000人=100万円
4)100人のイラク人の人件費と90万円の訓練費:
1千円x100人+90万円の訓練費=100万円
などです。支援活動が労働集約的な場合、1)よりも2)の方が安くなる可能性がありますし、1)よりも3)の方が多くの支援が出来る可能性があります。支援活動が労働集約的でない場合でも、4)により対応できる可能性もあります。ただし、2)-4)の場合は、自衛隊の海外派遣の実績や海外経験の機会は失われる場合もありますが、2)税金の節約、3)多くの成果、4)人的資本の形成など、現地にお金を多く落としたり、現地に人的資本を築いたりすることが出来るメリットもあったと思います。 私は、人が国を作り支えることを考えると、明治時代の富国強兵ではないですが、現地の人の技術を高め将来のイラクを築く人的資本をイラク国内に築くことこそが大切だと思います。そのような活動は、JICAやボランティアによって、これから本格的になるのかもしれません。そして、そのような活動の方が、イラク・日本間の長期的な友好関係を築けたのではないかと私は信じています。
まだ自衛隊は撤退していませんが、みなさんは、自衛隊派遣による人道復興支援活動のほかに、どのような日本のお金の使い方や日本の貢献の仕方があったと思いますか? |
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復興の本業はJICAに任せて、自衛隊は、給水業務終了とともに、治安維持に任務変更すべきでしたね。「治安維持は、武力の一体化」というような話もありますが、PKOでさえ、治安維持部隊がいる。何の問題もないはずですよ。世界基準に照らせば。
2006/2/26(日) 午前 1:24 [ 震電改 ]
本来、応急の復旧ならともかく、復興など自衛隊の仕事ではない。危険ならJICA職員を自衛隊が守れば良い。そのほうが費用対効果が高い。そうした議論ができない現状がおかしい。もっと現地を見て議論し、神学論争などやめるべき。それで困るのは、現地の人なんだから。
2006/2/26(日) 午前 1:28 [ 震電改 ]
shindennkaiさん、コメントありがとうございます。そもそも、イラクは戦闘地帯ではないという政府答弁自体おかしいものがありますね。イラクに滞在している軍などが主にテロの標的になっていますから、外国軍自体が治安の不安定要素になっているという見方もあります。そのような見方をすると外国軍による治安維持自体もナンセンスかもしれませんね。
2006/3/2(木) 午後 10:21 [ phi*o_*phy ]
ただ、米英の掃討作戦と他の国の治安維持・復興支援とは分けて考えるべきかも・・・。まあ、宗教的対立が根底にあるわけで、他宗教徒が入り込むと混乱に拍車がかかるのは事実でしょうかね・・・
2006/3/4(土) 午前 0:44 [ 震電改 ]
お二人のご意見に同感です。日本(小泉)政府の対応に反省すべきことが多々あったはずで、今後、日本対イラクの関係をどのように構築すべきかを地球人の一人として考えたいと思います。21世紀に入り、ネット等による情報拡大化に際して、自己学習等により情報活用の基本的な水準を高め、少なくとも日本人である個人の意識レベルではヘンなナショナリズムを払拭していきたい、と思っております。
2006/3/5(日) 午前 10:56 [ inu**atsuo ]
shindennkaiさん、コメントありがとうございます。ご指摘のように、イラクの統治には、宗教は大きな問題ですね。イスラム教徒間でも、対立はありますから、キリスト教徒の軍は、テロを刺激していますね。イラク統治は、戦後の日本統治と違いいろいろな問題がありますね。
2006/3/6(月) 午前 0:27 [ phi*o_*phy ]
乾さん、コメントありがとうございます。日本の文化などを愛することは大変いいことだと思いますが、その感情が他国に対しての排他的な感情に結びつくヘンなナショナリズムはよくないと思います。日本人がもっと世界にもっと多く関心を持ったり、自国と世界との関係を知ることが出来ればそのようなことが避けられると思います。その点では、インターネットなどは、世界の情報にアクセスできるいい情報媒体ですね。
2006/3/6(月) 午前 0:43 [ phi*o_*phy ]
陸上自衛隊のイラクからの撤退は終了しました。しかし、航空自衛隊は今でもアメリカ軍の支援をしています。
2006/8/8(火) 午後 8:06 [ - ]