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こんにちは、大変久しぶりです。この春、引越しをしたり、社内転職をしたりといろいろなことが起き、新しい生活に適応しようと食らい付いているところです。ブログの更新もご無沙汰となってしまいました。 ゴールデンウィークの終わってしまいましたね。みなさんは、どう過ごされましたか?私は、スケジュールやノルマのない無為な時間を過ごし、ストレスのない時間を楽しめました。 最近驚かされたことがあります。それは、私たち日本が税金と借金によって負担しようとしている米軍再編経費の巨額な額です。現政権を支持している人には、日本が米軍再編経費の負担することの容認派は多いのかもしれません。私は、普通負担しないだろうと驚かされました。韓国などの国だと、反対などのデモが起きてもいい話だと思っています。 米軍再編の契機となっている米軍の沖縄への集中の問題は、早期に解消しなければいけないことは分かります。私も沖縄に行った時に基地の多さに驚かされましたし、私も基地のある町に住んでいたことがあるので、沖縄の方々の苦労はお察しします。 しかし、私は日本がアメリカ軍の再編のためにそのような巨額な資金をなぜ出さなければならないのか理解に苦しみます。 まず、腹が立つことは、日本の政治家と官僚の日本の財政赤字に対する危機感と責任感の無さです。政治家や官僚が、国民の税金と借金を自分のお金のように運用していない現われだと思います。現在、財政赤字を解消するために、国民の負担を多くする税制の議論が始まっています。そのような時に、日本の政治家のトップによる、巨額の資金がかかる日本橋上の高速道路移設などの言動も、政治家と官僚の財政への危機感のなさや国民に対する責任感のなさの象徴かもしれませんね。 もしかしたら、沖縄返還時のアメリカと密約になにかそのようなことが含まれていたのかもしれませんが、もし、あったとしても、国民や国会を介していないそのような密約は一人の国民として納得できません。 また説明責任的換点で、日本が負担し何を米国が負担するのかやこれからの計画の具体的な案を、まず、国民にもっと明確に説明するべきだと思います。 わたしたち、日本は、いままでに思いやり予算によりアメリカ軍を十分負担してきていると思います。今回の米軍再編経費負担の話で、日本は“アメリカの51番目の州”以下の存在なのかもしれないと思ってしまいました。
みなさんは、日本の巨額の負担をどのように捕らえどうすべきだと思っていますか? |
あるつぶやき
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最近は、暖かくなってきましたね。みかんやりんごの旬な季節も終わり春が近づいているようです。そろそろ炬燵を卒業する季節かもしれませんね。 この週末、ソフトバンク、ボーダフォン買収交渉というニュースに驚きました。ソフトバンクは、携帯事業新規参入のため、周波数帯を獲得しようと裁判まで起こし新たな周波数をもぎ取り新規参入の準備をしているはずでした。そのソフトバンクが既存移動通信事業者のボーダフォンの日本法人を1.5-2兆円で買収するかもしれないというニュース、大変驚きました。しかし、世界の携帯市場を考えると、世界には成長率などで日本市場より魅力的な携帯市場はたくさんあること、日本市場にはボーダフォンに脅威となるようなグローバルプレーヤーがいないことや、ボーダフォングローバルは、数兆円の特別損益計上を予定していたことなどがあり、日本法人を売却は自然な流れかもしれませんね。 しかし、携帯市場の規模は10兆円といわれていますが、1,5-2兆円という買収額は大きいですね。ライブドアの買収で騒がれたフジテレビの時価総額は、約8,000億円(一株@270,000円)を考えても大きいと思います。携帯事業は、確かにネットワーク構築などに数千億円規模の設備投資を必要しお金のかかる事業です。しかし、日本の携帯市場の加入者数は、9,000万人を超え、飽和に近づいているといわれています。そのため、私は、ニュースを聞いた時、そのような日本市場に位置するボーダフォンの日本携帯事業を、1.5-2兆円で買収する価値があるのか?他にお金の使い道があるのではないか?と疑問を持ってしまいました。 そこで、少し調べてみました。 −時価総額的評価 まず、株価の時価総額的観点からボーダフォンの日本携帯事業を評価してみます。 ボーダフォン株のデータは、 発行済株式数:5,427,946株 (ボーダフォングローバルが5,303,288株保有) 上場廃止前の1年間の株価水準:200,000-300,000円 上場廃止日の株価:249,000円 となっています。このデータから、上場廃止日の株価を基に、ボーダフォングローバルが持つ株の時価総額は 250,000円 x 5,303,288株 = 約1.32兆円 となります。1.5-2兆円の買収額は、時価総額と比べ2,000-7,000億円のプレミアム、株価水準としては、280,000−380,000円に相当します。株価の時価総額の観点からは、買収額は、妥当な額なのかもしれません。 −利益率的評価 本来は、キャッシュフローからの評価が一番よいと思いますが、PDCや3G事業に必要な設備投資の情報が不足しているので、単純に純利益から評価してみます。 会社説明会の資料によると、ボーダフォン株式会社の経常利益は 経常利益:1,530億円 です。1,5-2兆円での買収額(PER)は、 PER水準: 10-13.3倍 となります。この利益率を維持できると仮定できれば、1.5-2兆円の買収額はそれ程高くないことがわかります。しかし、他の事業者と比べボーダフォンの事業がうまくいっていないことや、日本の携帯市場では、加入者一人当たりの売り上げ(ARPU)の減少、モバイルナンバーポータビリティー、新規参入などが控えているため、利益率の不確定要素がたくさんあるとおもいます。 −新規参入コストと買収費用を比較 新規参入により、独自にネットワークを構築した場合と比較すると1.5-2兆円の買収額は、どう評価できるのでしょうか? ボーダフォン株式会社の加入者は、2005年末時点で、約1,500万人 です。によるとボーダフォンの新規顧客獲得費用は、38,300円となっています。ブランド力により、新規顧客獲得費用は差があると思いますが、一般に3-4万円の費用が掛かるようです。この費用を基に1,500万人の顧客獲得費用を単純に計算すると 顧客獲得費用:38,300円x1,500万人=5,745億円 となります。イーアクセスは、 ネットワーク構築費用:3000億円の設備投資(500万人) を仮定しています。 新規事業者は、サービスの開始までに1年以上、事業がうまくいった場合でも1,500万人の顧客獲得には数年掛かると思います。買収により時間が買えることを考慮して、その時間の機会費用も考えないといけません。例えば、機会費用をボーダフォンの経常利益を基に計算してみると、 1年の機会費用:1,530億円 2年の機会費用:3,060億円 3年の機会費用:4,590億円 となります。うまくいっても2年以上はかかることが予想されます。 そこで、少し乱暴に、人的資本などを無視し、以下のように新規参入コストと買収費用と定義して、それぞれのコストを乱暴に比較してみます。 新規参入コスト(ネットワーク構築費用(1,500万人)+顧客獲得費用+機会費用) 機会費用が2年の場合:約1.25兆円+ネットワーク構築費用(+1,000万人) 機会費用が3年の場合:約1.4兆円+ネットワーク構築費用(+1,000万人) 買収費用:1.5−2兆円 買収は、買収費用が新規参入コストより小さくなれば(買収費用<新規参入)となれば成功といえます。1,000万人分のネットワーク構築費用がどの位の投資が必要なのか知りたいところですね。しかし、買収の場合、新規参入と比べ、 +顧客獲得のリスクが減少 +既存の事業者を買収することで、競争者が一人減ること、 +ある程度のシェア(16.7%)と利益率の確保 などがあります。シェアが10%増える毎にROIが5%増えると、一般的に言われています。新規参入により顧客が獲得できないリスクと共に0からスタートするより、16.7%のマーケットシェアからはじめる方が断然有利だと思います。 これらのことを考慮すると、新規参入と比べ1兆円中盤での買収は、それ程高くなさそうです。 結論としては、買収後もうまく事業を継続させることが出来れば、1.5-2兆円というボーダフォンの携帯事業の買収額は、それ程割高でもないようです。しかし、他にもっと魅力的な事業が世の中にあると私は思います。また、新規参入のリスクに挑戦するのも経営手腕の見せ所で、個人的には面白いと思います。 みなさんがソフトバンクの経営者なら、買いますか? もっと多くの多角的情報を基に、ボーダフォンの企業価値評価をするのは楽しそうですね。
参考文献: 企業企業評価 トーマス 企業価値評価―バリュエーション 価値創造の理論と実践 マッキンゼーコーポレートファイナンスグループ |
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最近は、少しずつ温かくなってきましたね。寒い冬の終わりも近づき、春が近づいているようです。最近のニュースは、ライブドア関連&オリンピックが多いですね。私にとって、最近の一番のニュースは、自衛隊イラク撤退の可能性の報道です。 私が自衛隊のイラク撤退の準備という報道(“噂?”)を聞いた時、やっと撤退になるのかというのが素直な感想でした。イラクへの自衛隊の派遣には、大きなコストとリスクが必要とされるにもかかわらず、自衛隊撤退の出口シナリオを明確に示さず派遣をしてしまったので、どうなることかと心配していました。しかし、やっと撤退に近づきそうな報道だったので少しほっと言うのが素直な気持ちでした。早く自衛隊の方がイラクからの無事撤退できるといいですね。 しかし、自衛隊派遣に使われた400億円以上もの税金(377億円+86億円)は大きいですね。その結果何ができ何が残るのでしょうか? 私は、自衛隊の人道復興支援活動よりも、もっと優先順位が高くもっと効果的な税金の使い方があったのではないかと疑問を持っていた一人です。例えば、今回のような人道復興支援活動をするためにわざわざ自衛隊を派遣するよりも、同等の額のお金を使って多くのイラク人に訓練の機会を作った方がよかったと思います。 自衛隊による人道復興支援活動は、自衛隊員の高い人件費に加え、自衛隊員の安全保安のために余分な費用が発生しています。そのため、かなり割高な人道復興支援活動で、費用対効果が低くなっていることが想像されます。また、日本人の人件費は現地のイラク人の人件費よりも割高です。一人当たりのGDPは、イラク人と日本人の大体の所得水準が分かりますので計算してみると、 イラクと日本の一人あたりGDP: と、約38倍、かなりの差があることが分かります。 イラクでは、都市部の田舎の所得格差が大きいことが予想されますが、この一人あたりGDP比に基づき所得水準を比較すると、日本人に比べイラク人の所得水準がかなり低いことが分かります。 仮に、自衛隊の人件費が1日1万円(2万円?)として、イラク人との人件費の格差を10倍と仮定するといろいろなお金の使い方が考えられます。例えば、 1)100人の自衛隊の人件費:
1万円x100人=100万円
2)100人のイラク人の人件費:
1千円x100人=10万円
3)1000人のイラク人の人件費:
1千円x1000人=100万円
4)100人のイラク人の人件費と90万円の訓練費:
1千円x100人+90万円の訓練費=100万円
などです。支援活動が労働集約的な場合、1)よりも2)の方が安くなる可能性がありますし、1)よりも3)の方が多くの支援が出来る可能性があります。支援活動が労働集約的でない場合でも、4)により対応できる可能性もあります。ただし、2)-4)の場合は、自衛隊の海外派遣の実績や海外経験の機会は失われる場合もありますが、2)税金の節約、3)多くの成果、4)人的資本の形成など、現地にお金を多く落としたり、現地に人的資本を築いたりすることが出来るメリットもあったと思います。 私は、人が国を作り支えることを考えると、明治時代の富国強兵ではないですが、現地の人の技術を高め将来のイラクを築く人的資本をイラク国内に築くことこそが大切だと思います。そのような活動は、JICAやボランティアによって、これから本格的になるのかもしれません。そして、そのような活動の方が、イラク・日本間の長期的な友好関係を築けたのではないかと私は信じています。
まだ自衛隊は撤退していませんが、みなさんは、自衛隊派遣による人道復興支援活動のほかに、どのような日本のお金の使い方や日本の貢献の仕方があったと思いますか? |
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昨日は、立春なのに寒かったですね。ドル安を見込んでいた私の為替ポジションも昨日に劣らず寒くなってきました。改めて仕切り直しです。 ドル円の為替の動きも激しいですが、最近の株価の動きも、まるでジェットコースターですね。去年からの急激な日経の急騰で“バブル到来?”と思ったり、ライブドアショック後の急激な株価下落で“バブル崩壊?”と思ったりして、株価の動きをあまりうまく読めていません。 ライブドアショック後の株式市場の乱高下で、最近はライブドアを批判する評論家や社説を見かけたりします。PERが高く将来の期待だけで株価が維持されているバブル株は多いと思いますが、ライブドア株も高PER、粉飾決算の疑いが浮上しているのでバブルだったようですね。 しかし、土地やITとバブルを繰り返すのは、人の欲の性なのかもしれませんね。バブル時代に、ファンダメンタルに基づかない土地の値上がり目当てに土地を転がした人たちの心理と、株価値上がり目当てに株を売り買いしている投資家の心理は、根本的に同じなのかもしれません。堀江さんのお金がすべてという発想も、土地バブルを起こした大人たちの背中や、バブルの負債処理の過程で弱いものを切り捨てた格差社会を見て身に付けた発想かもしれませんね。 日本は、やっと1990年のバブル崩壊から経済が本格的に立ち直り始め、バブル崩壊後に増加させた莫大な国債削減に向けて体制を整え始めているところです。しかし、まず始めに、私たちの根本的な価値観や思考を築き直さなければ、またバブルが発生してしまうのかもしれませんね。バブルに伴う“失われた10年”などの大きな機会費用の負担や、多くの人が不幸にする不景気は避けてほしいものです。 みなさんは、ライブドア問題をどのように捉えていますか? 参考文献:
バブルを起こさないためには、バブルが起こる原因や、経済の大きな枠組みとその状態をすることが役立つと思います。次の2冊は、バブルという信用恐慌と経済の健康状態の鏡である経済指標の本です。 −信用恐慌の謎 信用収縮、バブルや景気循環などがなぜ起こるのかを疑問点にいろいろな経済の出来事や経済学者を物語調に紹介してくれます。特に印象に残った内容は、 -ジョンローのペーパーマネー導入によるミシシッピー計画でのバブル -チキン、ジュグラー、クズネッツ、コンドラティエフなどの景気循環 -ポジティブ・ネガティブフィードバック、モードロッキング、バラフライ効果、エコー、ラグなどの経済現象 などです。 −経済統計の活用と論点 経済統計の説明や限界を解説してくれます。経済統計は、経済の状態を認識や予知を助けてくれます。経済という大きな枠組みへの理解を深めることは、投資に役立つと思います。特に、経済先行指標は、トレンドを読む上で大切だと思います。 この本は、証券アナリストの副読本にもなっている本です。 |
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お久しぶりです。ご無沙汰していました。投稿していない間にいろいろなことがありましたね。株式市場では、東証のシステム問題、ライブドア事件、一般投資家を馬鹿にした増資などいろいろです。特にライブドア利益操作疑惑は注目されていますね。 ライブドアに関しては、堀江さん、メディア、投機家、政治家とみんなでお祭り騒ぎをして馬鹿騒ぎをしていた観がありますね。実は私も、ニッポン放送の買収劇時に、関連株を短期で手がけて小遣いを稼いだ投機家の一人です。そのライブドアを中心としたお祭り騒ぎに参加した私たちは、相手を踊らして利用しているつもりだったのかもしれませんが、知らず知らずのうちに踊らされていたのかもしれませんね。私もそのお祭り騒ぎの参加者として反省すべきかもしれません。 しかし、ライブドア問題は注目され過ぎのような気がしますし、いろいろな疑問が湧きます。例えば、株価や税金対策のため似たような利益操作している会社はまだまだあると思います。今回のライブドア旧経営陣の立件への動きは、注目されていたライブドアを見せしめ的に出る杭は打たれただけなのか、ライブドアを始まりとして不正な利益操作をしている投資会社が次々と立件されていくのか?または、ライブドアへの立件への動きは株主や会社関係者のもつ政治的影響力が弱かっただけなのか?ライブドアが国内だけで収められる会社だったからでしょうか?などなど勘ぐってしまいます。 また、注目度と重要度は違うことを考えますと、ライブドア事件が世間の注目を集めることによって他のさまざまな社会問題が掻き消されぎみなような気がします。注目株は優良株とは限りませんし、注目課題が必ずしも重要課題ではありません。 例えば、住居という重要な社会インフラに関わる耐震強度偽造問題は、ライブドア事件が関わる金融基盤に劣らず重要です。また、拉致家族を抱えている家族にとっては、もっと北朝鮮との問題を優先的に取り上げてほしいでしょう。世界に目を向けますと、イラクのテロに苛まれている人々の生命に関する問題にとっては、マネーゲームの事件などは、優先順位の低い問題だと思います。 ライブドア事件に関する過熱感が沈め、政治やマスコミに早く実のある冷静な議論を始め構造的な改善をしてもらいたいと思ってしまいます。また、ライブドア事件の問題だけでなく他の重要な問題もバランスをとって扱ってもらいたいと思ってしまいます。
みなさんは、どのように今回のライブドア問題やその問題に関わる報道や政治家の行動を評価していますか? |







