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またまた妄想(孟宗?)全開である。真面目に考える方は読まないで下さい(笑)。
世界中の自動車生産能力は年間8000万台といわれ、現在の需要は、年間5000万台
と言われている。クライスラーとGMの倒産によって、数百万台の生産設備は廃棄
されるが、まだまだトヨタの全世界生産台数をはるかに超える余剰生産能力があ
るといわれる。
とすれば、GMとクライスラーが倒産しただけでは需給のギャップは埋まらない。
2社が再建に失敗し、文字通り清算に追い込まれる事態になると、恐らく需給
ギャップは緩和されるだろうが、そうは簡単に問屋が卸さない。
上記のような議論ではなく、「需給のミスマッチ」があるとも言われている。と
いうのは世界中の車の販売台数は直近を除くと増え続けているからである。
GM、クライスラーに象徴される大型エンジンの巨大な車が売れなくなり、アジア
諸国やその他新興国を中心により安い小型車の需要が伸びている。しかし日、欧、
米のメーカー各社はその需要に対応できていない。
インドのタタ自動車が「ナノ」で狙っている市場、これが今後の狙い目ではない
だろうか?
先進国ではハイブリッドが販売されるが、これから世界中で最も売れる車は500cc
未満の小型ガソリン車となるかも知れない。
日本でも昭和30年代には小型オート3輪トラックのような車が作られていた。当時
は360ccというような車が大真面目で作られていた。少し前に売られていたミゼット2
などは660ccと軽4のエンジンを積んでいるが、それは超小型格安車のエンジンとし
ては「贅沢」である。
1トンの鉄の塊を動かすには、軽4のエンジンでも非力である。だから日本の
メーカーは、軽4にターボをつけて1リッター相当の出力を追求している。
コンパクリッターカーとターボ付軽4という紛らわしい車種は、選択の余地を
広げているといえるのだろうか?方や「安くてうるさい」車、方や「安くない
けど大して乗り心地も良くない」車、あなたはどちらを選びますか(笑)?。
しかし車重を500キログラム以下に抑えれば400ccのエンジンでも軽快に
走るはずである。オートバイは、エンジンむき出し、人体露出という、最も軽
量化した発想である。しかしそれでは、乗員の安全性が確保できない、悪天候
では走れないし、ちょっとした荷物も運べない。
オートバイに好きで乗っている人は、上記のような不便や欠点よりも、一人乗
りのメリットを逢えて重視する人であり、私はそのような人達の好みにまで、
ケチをつけるつもりはない。
極力ボディを軽くし、小型軽量化、燃費向上を図る。エンジン排気量も無駄に
大きくはしない。オート3輪は、元々オートバイの後輪を2輪とし、屋根や
荷台をつけるという設計思想で作られている。格安の乗用車を割り切って作る
にはこのような仕組みが欠かせない。
実験的には、ヤマハやカワサキ、スズキ、ホンダなどのオートバイ用の4サイクル
の適当な小型エンジンを調達すれば、フレームと屋根をつければオート三輪を簡単
に作れる(笑)。
オートバイそのままにチェーンも縦駆動にすれば、複雑なギアを後ろに置く必要は
なく、後輪駆動でも車軸を左右に伸ばすだけでよい。
タイヤも大型乗用車に標準でついている広幅ラジアルタイヤではなく昔の荷車
のような幅の狭いタイヤとしたほうが、転がり抵抗が少なくなるので、燃費が
向上する。こんな初歩のことはたいていの技術者が知っているので、ソーラー
カーレースでは軽いボディを支えるために自転車のようなタイヤが使われている。
勿論FRP等を使えば軽量且つ自由な形状の車が作れる。しかし、日曜大工の発想を
許してもらえるとすれば、ボディを軽量化するために、鉄ではなく竹の集成材など
は利用できないだろうか?プレス加工で簡単には作れないが、張り合わせる方向等
を工夫すれば、軽量且つ頑丈なボディを作れるような気がする(笑)。
エジソンが最初に電球のフィラメントに使ったのが京都の竹だそうであるが、竹
をボディに使えれば、金属部分はエンジンや駆動系などだけになり、相当な軽量化
が図れる!?。またアジアの密林には竹がいっぱい生えているし、3〜5年で成長
するので資源の枯渇の心配はまずない(笑)。
ボディ形状の自由度についても、竹を貼り合わせる際に蒸気等で加熱しつつ乱貼り
し、プレスすれば、かなりの自由度の曲面の整形も可能である。ボディ作成の工数
が大きくなるが、このようなものは竹の生えている現地で作ればよい(インドに竹
は無い?)。
竹のボディで作った200から300kgの車重の車が作れれば、250ccのエンジンでも十分
に走るかもしれない。このような車は一般道路専用車と割り切ってしまえば良い。
現在ではほぼ同一のエンジン排気量のオートバイと車を比較すると、車はオートバイ
の5倍以上の重量となっているが、既成概念に囚われなければこれを2〜3倍以内
に抑えることも出来るだろう。
実はこうすることで対人安全性が飛躍的に向上する。なんせ運動量保存の法則から
して、同一速度で人に衝突しても怪我の度合いが軽くなる事は間違いない。道路交
通法の改正で飲酒運転対策が強化され、車対車の事故は激減している。しかし対歩
行者や対自転車の事故が相対的にクローズアップされている。軽くて非力な車は速
度を上げるとエネルギー効率が低下するし、街乗りの路地はこのような超軽乗用車
のみ走行可能とし、従来の軽四や普通車は原則として幹線道路や高速道路以外走行
禁止にすれば良い。
日本でも軽四規格を再度見直し、660ではなくもう一回り、二回り小さな排気量の
エンジンを開発(あるいはオートバイ用のエンジンをリニューアル)し、それに
見合った車を供給する時代になってくるのではないだろうか?
私がどれほど荒唐無稽な話(笑)をしているかというと、上の図の楕円領域の話
である。一番下のリンクに載っていた図を拝借させていただいたのが、今回掲載
した図である。
日本車メーカが、「そのようなちっぽけで儲からない車は作っても仕方ない」と考
えているとすれば、それは、1980年代以降つい最近まで、GM経営陣が言って
いたのと「全く同じセリフ」である。そして、この度ついにそのGMが倒産した。
次に倒産するのは、どの会社になるのだろうか?
このような「仮説」は本当に成り立たないのだろうか?
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マツダ K360
http://www.asahi-net.or.jp/~rf7k-inue/k360/k360.html
360cc のオート3輪トラック
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竹集成材とは
http://www.eco-oriental.jp/file/take-kaisetu.html
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インドの29万円カーってどんなクルマ?
10億人が待っていたタタ「ナノ」2008年01月22日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080121/1006299/
(抜粋)
ナノのキャッチフレーズは「1ラークカー」。1ラークは10万ルピーで、1月21日現在の
レートで換算すると28万9000円だ。それまでインドでいちばん安いクルマは、スズキの
子会社「マルチ・スズキ・インディア・リミテッド」が製造・販売する「マルチ800」
で、価格は約19万5000ルピー。一気に半額近い低価格を成し遂げたのだから、注目を集
めるのも当然だ。
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日本に課せられた持続型社会のリーダー的役割
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/132/04.shtml
(抜粋)自動車はタイヤと地面との摩擦に抗して仕事をしているので、横軸に車体
重量をとり縦軸に燃料消費量をとると、直線に乗ります。するとグラフからは、欧
米車と日本車とでは明らかに車体重量あたりの燃費が20%程度違うことがわかりま
す。
ハイブリッド車は日本車のさらに半分、電気自動車(EV)はさらにその半分になり
ます。欧米車に乗っていた人が、2050年に重量が半分になったEVに乗ると、燃費は
10分の1になるということです。そうすると、現在の3倍の台数の車が走っても、
一次エネルギー消費量は3分の1で済む。技術の可能性は大きいのです。
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通りすがりです、初めまして。
まじめに考えるなとの事ですが、面白く読ませていただきました。
インドのオートリクシャとかタイのトゥクトゥクなんか、結構良い線言ってると思うのですが。
2009/6/3(水) 午後 11:14 [ H-Toast ]
長距離移動用とは完全に別のマーケットをつくるのって、いいと思います。日本でもアメリカでも。
ようするに、近所の買い物やこどものお迎えに使えればいい。
ただし、年寄りと子供つきママが運転するので、安全性と運転のしやすさが必要ですよね。
同じ道路に高速の大きな車が走っていては無理です。。。
アメリカ人は、車は頑丈さが第一なので、どうしてもでかいのから離れられないような気がします。
2009/6/4(木) 午前 8:43
H-Toast さん 始めまして。コメントありがとうございます。
インドのオートリクシャとかタイのトゥクトゥクというのは、不勉強なため知りません。でもやはり需要のあるところには、供給する側も出てくるんでしょうね。
2009/6/4(木) 午後 0:30 [ phon_BB ]
cheeさん コメントありがとうございます。私の近所でも、マンションの前の、センターラインも無い見通しの悪い道を早朝に時速80km近くで通りぬける馬鹿がいます。そんな人にとって歩行者が出てくることは「想定外」なのでしょう。路地は、その近郊に居住しているためどうしても通行しなければならない許可車以外通行禁止で良いと思います。
2009/6/4(木) 午後 0:34 [ phon_BB ]
おもしろいですね!
ボディを竹で作れば、交通事故がおきても、クッションになり、被害が軽傷になると思います。低速走行の車を作り、それ専用の道路も作ればもっと住みやすい社会になるかもしれませんね!
2009/6/4(木) 午後 0:50
逆にクルマ対クルマ(相手が軽四〜トラック)の場合にどれだけ乗員の安全を守れるかが、重要な課題となります。このタイプのクルマと事故をしたら、無条件に旧来の普通の車が不利になるような仕組みの導入が必要かもしれません。
2009/6/4(木) 午後 7:18 [ phon_BB ]
三輪バイクに太陽電池搭載 インド新興企業、タクシー向け
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20091116AS2M1404R16112009.html
やっぱり出て来ましたね。こんなクルマですよ、こんな・ク・ル・マ
2009/11/17(火) 午後 6:40 [ phon_bb ]