金融戦争の現局面

五十路平社員と自称した所、娘から五十路疲労社員を拝命したダメ親父です。筆者と本サイト上の広告とは一切無関係です。

無題

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<日本のマンションは快適か?>

約1ヶ月もある梅雨といううっとうしい季節から、蒸し暑い夏が避けられない日本
では、初夏から初秋まで風通しの良い涼しい家(エアコンではなく)と言うニーズ
が出てくるのは必然である。

日本でも比較的寒い地域ではcheeさんの指摘通り寒さにもう少し丁寧な対策をした
家が必要である。勿論東北地方や北海道まで行くと、寒さ対策は命に関わる問題と
なるので、工法を問わず寒さや結露の問題で中途半端な家の建設例は少ないだろう。
要するに中途半端に暑く、中途半端に寒い地域の家が、構造的にもどっちつかずと
なる(笑)のだろう。

気候風土を離れて(度外視して)家を建てることは不可能と思われる。私は比較的
温暖な地域で日本仕様の狭いマンションに住んでいる。上下左右を他の家に挟まれ
ているので、入り口側とベランダ側の2面のみ外気と直接接する構造である。玄関
は西、ベランダは東を向いている。その結果、年間の室内気温変化は極めて少ない。
真冬でも15度程度あり、真夏でも32〜33度(冷房をかけない場合)少し大き
めの容量のエアコンで室内全体を冷暖房できる。

しかし、このマンションを快適であると思わない。まず間取りが狭すぎる(3DK)
妻の部屋は家具を置くと通路しか残っていない(笑)各部屋の壁が迫ってきて圧迫
感を感じる(特に四六時中家にいる妻は、耐え難いようである)。冬の朝東西の窓
ガラスは確実に結露し、窓拭きは晩秋から初春の妻の日課となっている。また同時
期に洗濯物が乾かない、仕方なく夕方から室内で干している。

次に風通しが悪い。風呂やトイレにも窓がなく常に換気扇を回して、においの排出
やカビの発生に注意し続けなければならない。最後に入浴する私の日課はユニット
バスの壁・天井、床までタオルでふき取りタイマー付き換気扇をセットすることだ。

購入した際、風呂場はカビ臭かった。前の住人は丁寧に住んでいた様であるが、風
呂場の換気扇(シロッコファン)を掃除すると、築10年でびっしりと綿ホコリと
カビがついていた。また吸気口は外から塞いであったが、その状態で窓を閉めて換
気扇を回すと、負圧になるだけで必要な外気が取り入れられず、ガスコンロを室内
で利用するには危険な状態であった。

吸気口は現在開いてある。この状態でも台所の換気扇と、風呂場の換気扇を同時に
回すと吸気が追いつかず、粘土で埋めてあるエアコンのパイプの隙間から無理やり
空気が入ってきて変な音がする。しかしお隣とも付合いがないマンションが「良い」
とする人達は敢えてマンションを選ぶ。

<日本における2×4の現状?>

まず建築基準法が何故かこの工法にあわせて作られている(笑)。耐力壁を用いて
建てる工法なので、構造計算はそのまま建築確認申請に通用する?。

構造上、上物が軽くて剛性が高いので、台風の対策としても基礎をボルトで固定し
なければならない。また地震の時にも建物の自重が原因で発生する慣性力が相対的
に低くなるため、基礎を固定することのデメリットが極めて少ない。要するに現行
の建築基準法の推奨する住宅の建て方には、ぴったりと合致している。

2×4の高気密住宅も、吸気口をちゃんと計画して施工していなければ、私の住ん
でいるマンションと同じく、気密度が高すぎて換気が出来ない構造となりやすい。
流体力学の素養が少しでもあれば、排気するには絶対に反対側に吸気口がなければ
ならない理屈はすぐ分かるはずであるが、計画換気を謳いながら、吸気口を計画的
に設置していない住宅もあるようである。

湿度の逆転現象、断熱材を施工する際に室内側から外気側に、高湿度の空気が出て
行かないようにする防湿シート施工が推奨されているが、梅雨時には外気の湿度が
慢性的に高く、気温が上がるとエアコンで室内側が低音低湿、外気側が高温高湿と
なり、外側から壁の内部で結露する逆転現象も日本では極めて発生しやすいと指摘
されている。こうなると壁の外側から内部で腐る。シロアリのエサにもなりやすい。

日本国内の2×4では、このような内外の湿度対策も不十分なまま施工された例が
多く、防湿工事不足や不備での結露のクレームも多く見られたようである。もう一
つ、簡単な工法の割に日本国内で建てると何故か在来工法よりコストが高い。高気
密住宅では、アトピーやシックハウス症候群も問題となった。中途半端な計画換気
システムの必然的な結果であった。

北米の2×4用資材とは異なり、日本の2×4用木材として販売されている、SPF
の1つであるスプルス材は、ピアノの響版等にも利用されているが、柔らかくて強
度が低く、防虫処理をしない場合シロアリに最も弱い材質である。

一定数の2×4工法が日本で導入され続けている。当然上記の課題を首尾よく解決
され、住宅に関する価値観が私などとは異なる方々であろう。「価値観」が異なる
他人の住まいに私の投稿でクレームをつけるつもりはない。

<中途半端な在来工法>

実家の改築しか経験がないので、15年前の話に戻ってしまう(笑)が、その改築
前の平屋建てでは、幼少の頃朝冬の朝起きると北側の洋室(杉板張りPタイルの床)
では室温2度というのが当たり前であった。

改築後の実家は外壁10cm、1階床下にも5cmの断熱材を施工しているので、
恐らく真冬でも10度以下には下がらない。しかし現在住んでいるマンションのよ
うに自分の家の周りを他の家の空気で囲む構造ではないので、どうしても限界があ
る。しかしもう一工夫すれば、より断熱効果を高めることが出来たと反省している。

在来工法のアンカーボルトは、熟練大工職人の木組みの構造を理解できない現行建
築基準法の制定者が、海外の建築例を見て思いついた工法のようである。屋根や家
屋本体が充分に重ければ、ボルトで基礎に固定しなくとも家ごと台風で飛んでいく
心配はないし、地震の時は建物の自重が重いほど、慣性力も強く働くので、ボルト
で止める工法は、建物の強さを高めるのではなく、慣性力と構造の強さの矛盾を高
める(笑)だけである。

在来工法でがちがちに足元を固定すると、丈夫で重い建物ほど力学的には地震に不
利になる(笑)。

超高層ビルで免震工法が主力なのは、有る高さを超える鉄筋コンクリートの建物は、
剛性を上げても、地震時の慣性力による基礎部分の破壊を防ぐことが極めて難しい
という当たり前の知見を正直に認めているからであろう。

長期優良住宅構想は、在来工法の欠陥と思慮不足をそのままに、補強金物を追加し、
住宅の耐久性を上げようとする安易な構想となっている。先日の耐震テストでその
矛盾が露呈した。大手ハウスメーカの方が、少しはものを考えており、地震ダンパー
付きの筋交いなど色々な現行基準法を補足する対応策が開発されている。

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2x4工法を考える
http://www5e.biglobe.ne.jp/~my_house/honbun/01/0111.html
(抜粋)
ヨーロッパの郊外にある古い町並みを歩くと、外壁に柱や梁・筋違いを見せ
隙間を白い土壁塗り込めた家を見かけます。ハーフティンバーなど言われる
これらの家が、実は2x4工法の元となっている。

「ヘビーウッドフレーム工法」
 ヨーロッパより北米に移住した開拓者と共に上記のいわゆる軸組工法が
新大陸に持ち込まれました。これを「ヘビーウッドフレーム」工法と呼びま
したが、一つ異なったのは、気候風土的な事から外壁が土壁でなく板壁になっ
たことです。そして、この板壁を留めるための下地材となっていたのが後に
2x4工法の基本となる縦枠だったのです。

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2×4工法の問題点
http://www13.ocn.ne.jp/~s1archi/shiteki4.htm
(抜粋)
結論的に在来工法にくらべて、日本の気候風土に合わない。専門家としては
進めることのできない住宅である。

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木造の利点欠点
http://www2u.biglobe.ne.jp/~g-a/tokutoku/tokutoku100Mokuzou.html
(抜粋)
住宅金融公庫のデータでは在来工法で建てる方が現在は安く建てることができます。

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二階建てを新築するにあたり、2×4工法の住宅のデメリットってありますか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=149370444
(抜粋)
私は、2×4の設計と現場監督の経験者ですが、個人的には好きではありません。
高温多湿の日本では、向かない工法だからです。


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