金融戦争の現局面

五十路平社員と自称した所、娘から五十路疲労社員を拝命したダメ親父です。筆者と本サイト上の広告とは一切無関係です。

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年明け早々暗い話ばかり投稿しているので、少し筆休め(笑)として、昨年の「夏
休みの工作」を紹介する。
       イメージ 1
 
<構想編>
 
お盆休みも終わりに近づいた昨年8月14日、工作はメリーゴーランドを作る事に
決定し、慌しく材料購入と製作に取り掛かった。初め私は、風に向かって走る車の
4WDバージョンを作成しようと提案したが、工作を提出する本人が、「いやだ」
と強硬に反対した。そこで「工作や実験・観察」の本を読み漁った。3冊も購入し
たが、家族の誰もが作りたいと思うものが見当たらない。
 
さて、今年の工作は、「女の子らしいもの」と、縛りを架けられ、悩んだ末思い付
いたのが、「風で廻るメリーゴーランド」である。
 
こんなものは2日もあれば出来ると、高をくくって材料集めを開始した。材料は、
文房具屋さんと、百円ショップで購入できるものが殆どである。本体は当初プラス
チックダンボールを利用する積りであったが、文具店で5mm厚程の発泡スチロー
ルの両面に薄いシートを貼り付けたカラーパネルを見つけ、使う事にした。このパ
ネルは軽くて丈夫で、カッターナイフで自由な形状にカット出来る優れものである。
プーリーのみ、以前に模型屋さんで購入したものを流用している。風車の中心に利
用したゴムは、以前にホームセンターで購入したものである。
 
動力源は、手回しやモーターと減速ギアの駆動ではなく、風にこだわった。団扇で
扇いだり、扇風機の風を当てると、ゆっくりと回転部分が廻り、しかも動力を発生
させる風車も紙工作の手作りで、メリーゴーランドの上に取り付けることにした。
 
回転速度は、輪ゴムとプーリー2段で減速する。風車は水平軸で回転するので、減
速後に垂直軸でメリーゴーランドの回転部分を水平回転させるには、回転方向を9
0度変える必要がある。このジョイントには、古いノック式ボールペンのばねを利
用した。これで、軸受け部分の摩擦以外に殆どロスのない伝達機構が出来る。
 
最も工夫が必要なのは、外から見えない土台に埋め込む「放射模様波状円盤」であ
る。この用語は別サイトから拝借した。要するに水平回転運動のカムによる、上下
往復運動機構である。メリーゴーランドが本物らしく見えるには、回転すると馬が上
下する仕組みが必要で、それを実現する心臓部がこのカム機構だ。勿論本物の
メリーゴーランドは、このような仕組みではないが、子どもの工作(の名目)で作ら
れている作品は、殆ど上下動にこの仕組みを使っていると思われる。
 
<設計・製作編>
 
安易な発想は、工作開始後すぐ行き詰った。風で廻るために、摩擦を極力抑えつつ、
回転部分は出来るだけ軽く、工作精度が必要で、難題ばかりである。まだ出来ないの
かとさんざん文句を言われつつ、丸一週間かけて完成した。
 
  図 カム
イメージ 2
カムと支柱の接触部分を滑らかに接触させ、滑らせる事が重要である。ソリや、丸
く削ったり、ロウを塗る手もあるが、支柱とカムの間にクリアファイルから切り抜
いた、円形の半透明樹脂シートを1枚挟む事で、特別な追加工なしで解決できた。
逆にこれが引っかかると、回転が非常に悪くなる。
 
加工上の注意点は、上下の回転円板などを穴あけ加工するとき、2枚を貼り合わせ
て固定し、同時に加工すること。これで、複数の穴位置が上下にピッタリ重なる。
 
土台に貼り付けたカム機構を上から見た図、「放射模様波状円盤」という表現が、
ピッタリ。これも発泡スチロールパネルにコンパスで作図し、カッターで切り抜い
たり削ったり。
 
イメージ 3
               図 放射模様波状円盤
 
馬の絵は、図鑑を見て走る馬を長女がスケッチした、その後メリーゴーランドのイ
ラストを見ると、馬の形がずいぶん違う事に気付いた。遊園地のメリーゴーランド
の馬は、子供が首から出ている横棒を掴み易い様に首が立っている。
 
工作用具は、カッター1本、ドライバセット、キリ、ポスターカラー、木工ボンド、
万能ボンド、はさみ、両面テープ、定規、分度器、コンパス、カッティングマット
など。キリで穴を開け、2種類のプラスドライバをリーマー代わりに使用して穴
を広げる。
 
軸受けの構造は、下のように中央部にストローで作った心棒が通る穴の開いた軸受
け部分を作成した。外径43mm、ピンク色の部分は直径19mmで外枠部分の内径は
40mmとした。
       イメージ 4
             図 軸受け
 
・風で回るメリーゴーランド駆動機構、ゆっくり回る4枚羽根
 
左側の図が、羽根の正面図である。この風車の狙いは、団扇であおぐ程度の風でも
適度な駆動トルクを稼ぎつつ、あまり早く回転しないこと、下のメリーゴーランド
部分が外直径15cmの円柱形なので、上に載る風車の直径は約11cm程度とした。
CDより少し小さめの円形4枚羽根である。円周部分に付けた円環は、翼端での風の
逃げを抑え、羽根自体の形状を維持する補強となっている。
イメージ 5
   図 駆動機構
 
馬の上下は構想編での説明通りカム機構を利用し、回転力を上下動に変えている。
またまさつを減らすために、8mmの手芸用ビーズを使用して、メリーゴーランドの
回転部分全体がボールベアリング上に乗って回る機構としている。
 
直径3mmの竹ヒゴを多用し、円盤部分は発泡スチロールのパネルを使用している。
軸受けは、市販のジュースのストローを切って使用した。
 
変速用プーリーは、模型ショップに売っているタミヤのプーリーセットを使用した。
減速比を1:3で2段にし、羽根車が9回転すると、メリーゴーランドが1周する。
 
軸の回転方向を水平から垂直に変換する仕組みは、古いボールペンのバネを1本
利用し、竹ヒゴに「かしめ」て付けている。
 
<完成写真:飾りつけと色塗りは、妻と長女のお仕事>
 
各部の写真を掲載する。何とか動くものが出来、妻と長女は張り切って仕上げを
した。支柱と羽根は緑に近い水色で、回転部分の竹ヒゴは金色に塗った。元々ピ
ンク色のパネルを使ったので、リボンをつけ「女の子らしい」仕上がりとなった。
  
イメージ 6
 
イメージ 7
イメージ 8
 
イメージ 9
  写真一式 写真2〜5
 
尚写真に写ってないが、バネと直結する駆動軸外側にハンドルを取付け、手回しで
も廻るようにした。小学校では、女子にも男子にも先生にも好評で、喜んで吹いた
り団扇であおいだり、手廻しで遊んだそうである。おかげで昨年10月頃我が家に
戻った時、手回し部分は千切れ、くたびれており、今は長女の部屋の置物となった。
 
++++++++ 参考サイト(基本構想後に泥縄式で探した)++++++++
2010年5月10日 (月) くるくるメリーゴーランド
http://tomonui.cocolog-nifty.com/cocologblog/2010/05/post-a853.html
 
夏休みの工作「 merrygoround 」
http://minica360.blog40.fc2.com/blog-entry-52.html
 
小3の娘の母親です。夏休みの工作に娘がメリーゴーランドを作りたい
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117767921
 
孫娘の夏休みの工作―2008年メリーゴーランド「晴耕雨読」
http://blogs.dion.ne.jp/tontonton/archives/7717879.html

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すごい!風でっていうのがいいです!

2011/1/11(火) 午前 9:54 Chee 返信する

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どうしても上下動のカムのところで引っかかるので、団扇で扇いで廻すには、
かなりコツが要ります。夏休み明け最初に学校に持っていった日に私の娘が
扇ぐと廻るのに、担任の男の先生(体育の先生)が扇いでも廻らなかったそう
です。風で廻る様にしたおかげで、図らずも皆が面白がって遊んでくれる玩具を
提供することになりました。

2011/1/11(火) 午後 0:30 [ phon_BB ] 返信する

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