金融戦争の現局面

五十路平社員と自称した所、娘から五十路疲労社員を拝命したダメ親父です。筆者と本サイト上の広告とは一切無関係です。

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福井県の原子力安全専門委員会は、野次と怒号の飛び交う中、さすがに無責任な決
定は、公開では出来ないので、場所を改めて密室で「動かしてもいいんじゃないの、
でも責任は知らん」という極めて無責任な報告書を知事に提出した。

あまりにも妄想と現実が一致するので、哂い切れずに腹の皮よじれて氏にそうだ!

  ====   ====   ====   ====   ====  

野田総理の棒読みした作文は、「原子力安全・保安院」のお墨付きを根拠としている。

【そもそも】

1.国会福島事故調査委員会(黒川委員長)の「被告」である、「原子力安全・保安院」
  が、「大飯原発再稼動に関する安全評価」の「判定」をしている。この「何チャラ
  院」メンバーは全員原発村の一員として、過去首尾一貫して出鱈目な原発安全審査
  を実施して来た連中である。

  国会福島事故調査委員会の現状認識では「原子力安全・保安院」に「原発の安全に
  関して評価する権限」は存在していない。

【さらに】

2.「原子力安全・保安院」は、廃止されることが決まっている。

  産経新聞が4月24日、25日、26日の3連続で、【消える官庁 原子力安全・保安院】
  の連載記事を掲載している。

  彼らは、福島事故発生3日後に独断で50キロ撤退し、「組織が全く消失していた」
  団体である。組織上、技術担当者は存在するが、長年専門的な研究を実施して
  きた学者ではない。

  保安院は、案全委と共に廃止され、『政府・与党は保安院、安全委の機能を一元化
  する規制庁の早期発足を推進。』という運びである。

  この組織は、「4月1日発足」の予定であったが、「5月30日に議論が始まった」ばか
  りである。

  日本中の原発審査は、未発足の「原子力規制庁」が本来審査を行うべきである。

【おまけに】

3.「原子力安全・保安院」自体が「自らの専門性の欠如と無能力」をネット上で公開

   原子力の専門能力も、情報の入手・広報も不十分でした。「経済産業省原子力
   安全・保安院は26日、東京電力福島第1原発事故での広報対応を反省する
   報告書をインターネットで公表した。

   「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る広聴・広報活動の課題と
   今後の取組について」という資料の一部を抜粋する。

   ++++++++ ++++++ 引用開始 ++++ ++++++++

  P86
  【課題1】情報入手の問題

  ・水素爆発発生時の状況等、現場の情報は東電から提供される情報に依存。
   自ら一次情報を入手しようとする意識が不足していた。

  ・インフラ機能の喪失により、現地との連絡が途絶えた(FAX、電話、
   携帯繋がらず。衛星電話のみで対応。ERSS も機能を喪失)。

  【課題2】情報分析評価の問題(無能を認める!)

  ・今回の事故は大規模な複合災害であり、かつ長期間にわたるものであった
   ことから、一次情報を保安院として独自に分析・評価する専門性を有する
   人員が不足し、結果として現場で発生した事象に係る技術的事項について、
   データを羅列するだけでその分析評価がなされていないなど、「情報を分
   析評価する能力が十分ではなかった。」

   このため、事故の進展予測、今後の見通しを示すことができなかった。

  ・保安院内においても、院長、次長の不在等という意思決定の仕組みの脆弱性
   がみられた。このため、保安院としての評価、方針が明確に定まらなかった。

  【課題3】分析評価結果の信頼性の問題

  ・保安院による評価を第三者的に確認する機能を有していなかった。

  P90

  【課題15】想定を超える事象の発生に備えた対応能力の不足(ソフト、ハード)

  ・地震・津波との複合災害への備えが不足していた。
  ・同時多発的(複数プラント)な原子力災害への備えが不足していた。
  ・現地オフサイトセンターの機能不全を想定した仕組みが欠如していた
   (マニュアル整備等)。
  ・通信インフラの断絶等による、事業者からの一次情報が不足していた。

  P92
  ○規制当局における技術的専門能力・対応能力の向上
  取組1 職員各個人の技術的専門能力・対応能力の向上(課題1、2 に対応)

  ・技術的専門性を有する職員の育成・確保
  取組2 組織としての対応能力の向上(課題1、2 に対応)

  ・幹部職員を対象とした危機管理マネジメント訓練の実施
  ・自然災害と原子力災害の複合事象や複数号機の同時多発事故等、考え得る
   事象を想定した、より実践的な計画の策定及び訓練の実施(幹部対象の訓練を含む)
  ・直接事故対応に追われることなく、事故の分析評価に専念できる専任チーム
   の活用

  ○外部機関の活用による技術的専門能力等の向上
   取組3 外部機関の活用による技術的専門能力等の向上(課題3 に対応)
   ・専門的技術支援機関であるJNESなど、外部機関の活用(緊急時の対応を含む)

   ++++++++ +++++++ 以上 +++++++ ++++++++

【ついでに】

4.6月10日開催された福井県の大飯原発安全審査

  「原子力安全・保安院」耐震安全審査室長「小林  勝」という(専門的な能力に
  欠ける)人物が、大飯3、4号炉直下の破砕帯は活断層ではない、との判断を
  福井県の原発推進参加者に伝え、参加者は、その判断を鵜呑みにしただけである。

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保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省
毎日新聞 2012年04月27日 20時21分(最終更新 04月27日 21時32分)

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【消える官庁 原子力安全・保安院】
原子力安全・保安院(上)震災3日後 独断で撤退
2012.4.24 08:12 (5ページ)

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【消える官庁 原子力安全・保安院】
(中)「寝た子起こすな」 反対派封じ込め優先の中、失われた規制の意識
2012.4.25 00:34 (3ページ)

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【消える官庁 原子力安全・保安院】
原子力安全・保安院(下)「うのみ、受け身」で機能せず
2012.4.26 01:12 (3ページ)

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