金融戦争の現局面

五十路平社員と自称した所、娘から五十路疲労社員を拝命したダメ親父です。筆者と本サイト上の広告とは一切無関係です。

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先日、生まれて初めてガイジンと1対1で英会話する機会に恵まれた。金曜日の夜、最寄りの駅からマンションまでの帰宅路を半分ほど歩いた薄暗い交差点で、突然背の高い外人(ジャケットを着用、人なつっこそうな顔)から声を掛けられた。
時刻は夜の8時半になっていた。
 
ガイジン
Que「ウェアリズ ○○ユイメンズ ユニバーシティ?」
聞き取れたのはそのフレーズだけ。相手に危険な感じはなかった。
 
ワタシ
Ans「解らん」
  口をついて出たのは日本語(笑)。以下独白、
  「この近くに○○女子大と○○県立大があるが、”ユイマンズ”の意味がワカラン。県立大ならプリーフェクチャーとか言うはずだが・・・。」
 
気がつくと、近くに普段着の男性がもう一人居た、「私も声を掛けられたけど、さっぱり分らんかった。」と言いつつ、そのおじさんはさっさと帰って行った。
 
ガイジン
  私が何も(英語で)返事しないので、「・・・私に背を向け諦めてほかを探そうとする。」
 
ワタシ
  「独白、、待てよユイメンはウィメンの訛りかも知れん。」
  「ちょっと」と呼び留める。ガイジンが振り向く。声をかけられた事で、自分が呼ばれたと感じたようだ。
 
ワタシ
 Que「フィメール?」
  (語尾を上げて、オスメスのメスの事か、たった一つの単語で聞いた)
 
ガイジン
 Ans「イェス」
ワタシ、頷いてゼスチャーのみ、無言で相手を誘って○○女子大の通用門(裏口)に回る。ガイジンは私に礼を言って入ろうとするが、当然入れない。(夜の8時過ぎに通用門から入れるはずがない、昼間でも暗証番号を知らないと通用門からは入れないのだ。)
 
ワタシ
  黙って、正門に向かう、その間に女子大生二人組に、出会ったので、「守衛さんはまだ居てますか?」、と聞いた。相手は「いますよ」と答えた。

ガイジンとは、ずっと会話なし。(偶然手が触れたので、相手がソーリーと言った)出会った交差点から、200mほど歩いたところで、○○女子大の正門に辿り着いた。
 
ワタシ
「ディスイズ、メインゲート」、「グッバイ」

外人
「○×△□、サンキュー」、「アリガトウ!」、「グッバイ」
 
私は振り向きもせず、遠回りをしたので家路を急ぐ、30年以上前に10年余り英語の勉強をして、生まれて初めてガイジンと会話をした。その成果(笑)がこの「ざま」である。何と中学生レベルの英語も話せなかった。
 
その後彼が、無事女子大の守衛と話をつけ中に入れたかどうかは知らない。家に帰る道すがら、ああ言えばよかった、こうも言えたなど、後から詰まらぬフレーズが幾つか頭に浮かぶ。
 
相手も(訛りがあるから)英米人ではなく、英語のみコミュニケーションが可能な外人である。後から考えれば、正門から声を掛け、守衛を呼び出してやるべきだったかも知れない。
 
しかし、その時間帯は、三々五々大学内から帰宅する学生や職員が出て来ていたので、目的地に着いたんだから、私より英語が話せる人間の一人や二人は通りかかるし、まあ何とかするだろう。と思い直しそのまま自宅マンションに向かった。
 
私の妄想的推測によれば、恐らく彼(ガイジン)は、海外の研究者で、○○女子大の教職員の誰かと面識があり、アポを取った上でその日遅くやって来たのだろう。私はその日寒いのでコートを羽織っていたが、彼は手ぶらでセーターの上にジャケットで、時々くしゃみをしていた。
 
実は、彼は既に目的地に到達出来ていたのだが、要するに守衛のいる正門がどこにあるかを突き止められなかったのだ。大学の敷地は、結構広く、女子大なので普通の共学の処よりセキュリティは厳しい、通用門と正門は結構離れており、間に民家や商店街まで挟まれているので、正門の方向を事前に知らなければ、自信を持ってそちらに向かう事も出来なかっただろう。
 
海外では、仮に男であっても夜に道に迷うことは極めて危険だろう。日本はまだ平和な国である。
<気持ち悪い映画に感じた違和感の理由>
 
家族が録画してくれたので、私は偶然この映画を見ることができた。
 
金曜ロードショーで放送された、この映画には別エンディングが存在し、そちらの方では、ダーク・シーカーズの首領に彼の恋人を返す取引をして主人公は命拾いする。
 
しかし、折角完成したワクチンは無駄になり、主人公は生き残りの人類を求めニューヨークを捨てて放浪の旅に出るらしい(私はまだ見ていない)。
 
原作では、多数派であった人類が、ウィルス蔓延の結果、たった一人生き残って少数派に転落し、感染したまま生きている「新人類」の意思が多数派になるそうだ(原作もまだ読んでない)。
 
このような原作者の強烈な皮肉と、人類全体?(米国文明)への警鐘が、劇場版では大幅に損なわれ、数々の伏線が台無しになっている。
 
劇場版エンディングに異様な違和感を覚えたのは、そのせいだろう。元のエンディングに戻し、もう少し「ダーク・シーカーズ」の生態について、彼らの苦しみや悩み、感染していても人間であること。について、踏み込んだ描写があれば、何故かハッピーエンドで終わる只のホラー映画という、中途半端な仕上がりにはならなかっただろう。
 
<選民思想への警鐘>
 
この映画は恐らく米国民、中でも軍人の中に蔓延る「選民思想」を鋭く抉り出している。
 
「ブラックウォーター」やその継承会社である、「アカデミー」等の米傭兵企業軍人及び、彼らに教育されたネオナチ、イスラエス軍等が、中東やウクライナで現地住民を「虫けらのように殺している」実態は、イラク戦争、パレスチナ紛争、アラブの春や、シリア、ウクライナでいやというほど見せつけられている。
 
主人公は、いつの間にか感染者を人間扱いしていない。しかし、見事に自分の仕掛けたのと同じ「ワイヤートラップ」に引っかかる。この時相手のリーダーにも知性が残っている事に、なぜ気付かないのか?
 
この映画の終盤で、主人公がトラップに掛けられ、感染者の知性の存在を思い知ったはずの後に、愛犬を殺された(感染したので自分で締め殺した)腹いせに、「ダーク・シーカーズ」達を夜の街で待ち伏せし、自分の自動車で数十名も一気に「ひき殺す」、シーンにはっきりと見て取れる。そこで展開されるシーンは、上記傭兵達が今世界中で実行している、「娯楽のための殺人」に他ならない。
 
主人公がたった一人で戦う理由、目的は、感染した「人類」を治療し、元の生活に戻すためではなかったのか?。
 
上記のシーンで、差し替えられたエンディングに繋がるのであるが、ウィルスから人類を救うために一人闘う男という、映画のテーマは、主人公自身にとって、きれいさっぱり「嘘っぱち」になっている。そのあとの奇麗ごとは、また元通りの「独善的価値観の修復」となっている。
 
劇場公開版のエンディングは、原作者の意図を破壊し、今のアメリカ社会を象徴している。
 
<正義の相対性>
 
圧倒的少数派である生き残り人類の意識を正義とすると、彼は何時までも正しいことになり、「ダーク・シーカーズ」達を面白半分に殺すことは犯罪にならない。
 
同じように米国の正義に従えば、ISを空爆すると偽って、シリアのインフラを破壊し、こっそりイスラム国幹部に事前通告している、「偽の戦争」も正しいという理屈を平気で主張できるのだ。
 
原作者は、「米国的な正義が世界の圧倒的多数派の中では既に逆転している」現実を、文学という虚構の世界で訴えているのだ。
 
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http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%89/327925/story/
(コメント)
「知の部分の空洞の大きさに愕然とする。」という評者の突っ込みは、不十分だ。
 
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アイ・アム・レジェンド 別エンディング
http://eiga-kaisetu-hyouron.seesaa.net/article/127723450.html
(抜粋)
実験は成功しかけていた。罠を仕掛けて捉えた女性のゾンビは血清を注射されて人間らしくなってきていた。しかし、最後はゾンビのボスに迫られて、再び、ウィルスを注射して元の状態に戻してやることになります。
主人公が建物の中で襲われたのも、誰でも家の中に勝手に他人が入ってきたら追い出すのと同じ、恋人を誘拐したやつの家に取り返しに来るのもまた当然で、「見方変われば立場も変わるという相対性」。
別エンディングでは、ゾンビを人間と同様の一つの生命体として受け入れ、共存の道を選ぶことになる。が、劇場版では、いままでのゾンビ映画とどんぐりの背比べ。ゾンビはシューティングの的になりさがっている。
 
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シリア空爆の効果は?
2014年09月29日(月) 00時39分33秒
http://ameblo.jp/sayamayotarou/entry-11931512114.html
(抜粋)
アメリカを始めサウジアラビアやフランスはIS(イスラム国)に対して空爆を始めました。毎日の爆破映像が流れていますが、現地からの情報によりますと殆どの施設はもぬけの殻です。
 
結果的にシリアの施設を単に爆撃し破壊しているだけで誰もいないわけです。答えは簡単です。あらかじめ情報が洩れ、爆撃される2週間も前に彼らは避難を終え姿を消しています。攻撃する側とされる側がお互いにお友達だからです。
初老爺の妄想話を投稿する。私の脳内(笑)では、米国が関与する中東とヨーロッパの2つの戦場の課題で、いま米国政府は板挟みになっている。その内いつもの通り2つとも放り投げるだろう。
 
<アメリカは2つの課題に板挟みになっている>
 
1つめの課題は、イスラム国問題である。イラクとシリアで暴れまわるIS(ISIL=イスラム国)戦闘部隊に対し、米国は8月初旬より何度も空母艦載機から空爆を実施している。
 
彼らは元々トルコでリクルートされ、サウジ(イスラエルも?)が資金を出し、米戦争請負企業が訓練した、アルカイダ(傭兵データベース)の一員で、シリア政権破壊工作のために、米国が養成したと言われている。
 
一説によるとISは、現在8000名〜2万名のメンバーを擁し、内3000名は西欧系、さらに100名程は米国人とされる。空爆前は米国製トラックから機関銃を乱射するのが主要な行動手段だった。機動力とスキルの高い彼らに対し、イラク軍は負け続けた。ISは一時シリアで形勢不利になり、イラク方面に進出し、あっという間にイラク北部を占領した。一部のIS幹部は空爆で死亡したが、中核勢力は残っているらしい。
 
2つ目の課題は、ウクライナ情勢である。最初から米国務省次官補がスポンサーとして50億ドルの金を出し、ネオナチ部隊の訓練はポーランドで実施したらしい。前大統領反対デモでは、サクラを雇って水増ししたデモ隊を、味方もろとも銃撃し、機動隊とデモ隊の双方を射殺したのは、当時反政府勢力(現政権)側の狙撃兵である。
 
ポーランドは、特殊部隊も派遣している。異常な執着を感じるが、どさくさに紛れウクライナ西部を狙うのか?。ポーランド政府の一部は、ロシアに対し積年の恨みを持っている。
 
ドイツを筆頭とするEU諸国は、最近急速に発展する対ロシア貿易を犠牲にしてまで、直接の軍事対決を望んでいない。NATO軍主力は米軍とされる。他のEU諸国に国軍はあっても、米軍のように長期間海外展開する余裕はない。またNATO各国は、アフガンに「国際治安支援部隊」として駐留し(実態は追い詰められ)、今年中の撤退も困難となっている。
 
<ISは戦術変更、対抗には地上軍派遣が不可避>
 
イスラム国部隊は、米軍空爆により、公然たるトラック移動と機関銃攻撃を、より慎重で控え目な行動に変えたとされる。彼らの戦術変更の結果、米国は空爆でイスラム国幹部を一掃する機会を既に失ったらしい。
 
私の妄想では、当初から彼らISのメンバーには、米戦争請負企業やサウジ特殊部隊が参加し、米軍空爆前に突然消えた(安全のため手を引いた)ので、勘の良い幹部は米軍空爆を予想し、行動パターンを変えた。つまり、空爆地点には新米の兵隊しかいなかった?。
 
空爆で想定通りの効果がないことに加え、「次々と湧く志願兵」で、一向に数が減らないのが、最大の問題だ。米国が本気でISを叩く気があれば、スカウト活動を停止させ、資金源であるサウジの活動や盗掘原油横流しを止めさせ、様々なルートからの武器供与を停止し、「次々と志願兵が湧く」状態を止めなければならない。しかし米国政府が、必要な行動をしている情報は存在しない。
 
以上の結果、空爆と連携し地上軍を派遣しないと、「イスラム国」軍の掃討は不可能と言われる。「イスラム国」は国家を名乗るが、交渉出来る相手ではない。米大統領は、地上軍派遣に及び腰だが、米国はアフガンだけでなく、イラクでも元々自分達が育てた部隊に、再び泥沼に引摺り込まれつつある。
 
<ウクライナで義勇軍の逆攻勢>
 
8月24日のメルケルーポロシェンコ会談が、ウクライナ大統領と暫定政権に、最も有利な講和条件を獲得する最終期限であった。(会談前にプーチンはメルケルと電話で事前協議していた)
 
ドイツ首相から提示された「講和条件=停戦と連邦化」をポロシェンコは即座に拒否した。彼はウクライナ政府軍による、親ロ派勢力の掃討は簡単に終わると高を括っていた。
 
その後、ベラルーシでプーチン大統領との交渉が8月26日に行われた。既にロシアの人道支援トラック部隊が1度目の緊急物資補給任務を完了し、また、親ロ派義勇軍の反攻準備が完了していた。ウクライナ大統領に対し、プーチンの出した停戦条件提案は、24日より親ロ派有利に一歩踏み込んだだろう。
 
プーチンは表向き、「ウクライナ政府」と「武装勢力(親ロ派)」が停戦条件の詳細を決めるべきだとの立場を表明した。ポロシェンコは、情勢変化を薄々察知し、停戦に向け「行程表」策定を持ち出したが、1週間経っても何も出さなかった。また、ウクライナ政府軍の攻撃を止めなかった。ウクライナ政府軍及び外人部隊の戦線は、ドネツク・ルガンスクの両都市で親ロ派包囲網を形成しようと、弾薬や食料の補給もないまま兵站が延びきっていた(第二次大戦の日本軍壊滅と同じだ)。
 
8月26日以降、南東部を中心に政府軍部隊の背後に突如現れた親ロ派勢力は、ロシア国境沿いのウクライナ政府軍を逆包囲し、武装解除して降伏するよう迫った。8月25日の私の妄想通りの展開である。義勇軍にはEU諸国のベテラン軍人も参加し、米戦争企業「アカデミ」の複数のメンバーを捕らえたらしい。
 
色々な情報は、英語・ロシア語でリアルタイムに全世界を駆け巡る。間もなくウクライナでのNATO軍や外人部隊の情報が大量拡散されるが、報道管制している日本国内では、米国とNATOに都合の悪い事実を従来通り大手メディアは報道しない。
 
ウクライナ政府軍と外人部隊は、兵力を大量損耗し、一気に占領地域を失った。プーチン大統領は、義勇軍に対し政府軍が撤退する回廊の確保を勧告し、義勇軍は同意した。しかし、ウクライナ政府は、包囲された部隊に降伏を拒絶して戦えと命令した。ウクライナ政府軍の無用な犠牲が増えたのは、ウクライナ政府の責任である。
 
ポロシェンコ大統領の立場は、数日間で南東部2州の国家としての独立または、自治共和国としての残留等を含む和平案受け入れまで後退した。彼が交渉の場に現れるか真っ先に亡命するか(笑)はまだ分からない。
 
EU首脳は表向き、追加経済制裁が関の山だが、NATOは、ウクライナに数千の秘密部隊を投入済みらしい。NATO秘密部隊は、義勇軍部隊と既に正面対決している。MH17機撃墜SU25パイロットは、ポーランド教官との噂もある。EUとNATOにロシア軍参戦を非難する資格は元々なかったのだ。これまでウクライナ国民虐殺を支援したNATOは、側面作戦として、バルト三国からモスクワを突く「なんちゃってバルバロッサ作戦」も準備している。
 
解決策は、即時停戦実行と和平交渉である。ウクライナ政府とNATOが、親ロ派代表と誠意を持って交渉し約束を守る事で、ウクライナ軍側の被害は最小限となる。但しウクライナ暫定政権は、自国民虐殺の責任を取らなければならない。
 
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米国の世界制覇戦略を実現するNATOには秘密部隊が存在、ウクライナでも活動
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201408300001/
(抜粋)
1990年10月イタリア首相はNATOに秘密部隊が存在する報告書を出した。部隊の名目は、ソ連軍占領時ゲリラ戦を展開することだが、実際はアメリカ巨大資本に都合の悪い人を処分、組織、政府を破壊してきた。
・NATO加盟国に新規加盟するには秘密の反共議定書に署名する必要がある。
・議定書は「右翼過激派を守る」ことを義務づけている。
・NATO秘密部隊の手先は「右翼過激派」で、ウクライナでネオ・ナチが前面に出たのは必然だ。
 
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2014年09月02日12:53
重要情報:ウクライナの情勢とドイツ、アメリカの関係など
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51937507.htm
例によって、本稿は初老オヤジの脳内に投影された、現実空間の歪みの続編である。
決して事実だ(笑)と主張する積りはない。くれぐれも留意されたい。乞うご笑覧!
 
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<シリア・ウクライナで戦争拡大に失敗したので転戦か?>
 
シリアでは、初戦開始前にミサイル攻撃を封じられ、開戦後はアサド政権の頑強且
つ粘り強い抵抗と反撃で、泥沼の内乱戦争は、米軍需産業の胃袋を満たす広がりと、
深まりを持たなかった。
 
ウクライナでも、散々挑発し、経済制裁で痛めつけたロシア政府が、誘いに乗って
来ないので、NATO対ロシアの本格戦争を目指した米国とオリガルヒ、ポーランド等
の陰謀は、半ば以上挫折している。彼らの宣伝する「ウクライナ政府軍の優勢」は、
本気のロシアが少し強気に出ると、オセロゲームのように引っくりかえる。
 
社会主義ソビエト連邦が崩壊し、資本主義のロシアとなって、ワルシャワ条約機構は
瓦解した。NATOは旧ワルシャワ条約機構の諸国を巻き込み益々肥大化して継続し
ている。相手が資本主義のロシアになっても、根強い不信感と猜疑心が米国には残っ
ている。多民族国家ロシアで民族紛争が起きれば、すかさず反ロシア側を支援する。
あるいは、紛争を起こすように仕向けることが、首尾一貫した米国の姿勢である。
 
「アラブの春」という美しい言葉で、親米ではない一連のイスラム圏諸国が次々と
転覆させられた。しかし、シリア政府は間抜けではなかったし、ウクライナのヤヌ
コビッチは間抜けでも、「エビで鯛を釣ろう」と狙ったロシアのプーチン大統領は、
米国の挑発には容易に乗ってこなかった。
 
米軍需産業と戦争請負企業の利害の共通点は、普通の民間企業と全く同じ、売上拡
大と利益拡大である。これまで連邦軍事予算に制約されて来たが、戦争請負企業の
おかげで自ら需要開拓が可能になった。米国以外が資金提供する場合、米国予算の
制約にも縛られない。彼らは首尾よく、イラクで第三戦線への戦火拡大に成功した。
マリキ政権は、米国の思惑通りにスンニ派勢力ISILと戦闘を開始し、連日の戦闘で
武器弾薬が激しく消耗し、米軍需産業の売上げは順調に伸びる。
 
戦う意志や目標を人為的に植え付けられ、「罪なきイラク国民の大量死」が必然的
に発生する事実は、戦争産業にはどうでも良いことだ。人類に取って最悪なのは、
軍需企業の売上拡大の究極目標は、第三次世界大戦勃発という最終目標(人類
絶滅に限りなく近づくこと)ということである。
 
マリキ政権は、スンニ派指導者との対話を模索している。しかしこの「対話による
停戦の試み」を妨害する行為が行われない保証はない。下記ブルームバーグの
記事によると、戦線は膠着するそうだ。つまり現在ISILの占領地域が新国家の領
土という訳だ。仮に停戦しても、安定化しては困るので、火種が無理やり残される
だろう。
 
<日本との関わり、集団的自衛権の意味すること>
 
日米安保条約に基づく集団的自衛権は、国連の敵国条項を無視して、日本が侵略
戦争で米軍と共同作戦を展開するために発動される。紛争を起こすために味方も
一緒に打ち殺す作戦(マイダンの広場で起きたこと)において、自衛隊の参戦条件
である「邦人の殺害・死傷」は、極めて容易に準備できる。
 
米政府の消極姿勢で出番は今回回って来ないと思われるが、自衛隊は、盾となって、
米国製最新兵器の的(マト)になりに出ていく?。例えばイラクでは、両勢力とも
米国製最新兵器で重武装し、その実戦での運用能力が最高レベルのムジャヒディン
を相手にしなければならない。
 
最初の邦人被害者は、味方に後ろから撃たれ、終わりなき戦闘が始まる・・・。
 
<ゲルマン人の末裔には「十字軍の血が流れ」ている?>
 
自ら軍事介入して樹立したマリキ傀儡政権を、別の武装組織を育成して破壊させる
行為には、一種異様な臭いを感じる。イスラム教徒は、いくら殺しても飽き足りな
い中世の「十字軍の亡霊」が、戦争拡大を遮二無二急かすのだろうか?。
 
ロシアに対しては「共産主義の亡霊」、アラブに対しては「十字軍の亡霊」が米国
に戦争をけしかける?、そんな馬鹿な事はない。沈着冷静なビジネス上の売上拡大
を熱望する「資本の論理」が最も強い推進力である。その気になれば、大統領やそ
の家族さえ人質にできる手段(最新鋭の武器)を自在に出来る「ビジネスマン」が、
経営者として資本の要求に忠実に従って暴走している。
 
オバマ大統領は、ギリギリの線で米地上軍上陸や、空爆を踏みとどまった。しかし、
私の妄想では、米戦争産業の解体以外に、根本的な解決策があるとは思われない。
 
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「安倍首相の勘違い」日本は国連憲章上「敵国」、国際紛争に「介入できず」、
NATOのパートナーでもない 2014年06月13日
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/s/%C5%A8%B9%F1
(抜粋)
日本は依然として、国際連合憲章第53条、第77条、第107条、いわゆる「敵国条項」
に基づく「第2次世界大戦中に連合国の敵国であった国」(枢軸国)である。(中略)
日本だけは唯一、「敵国」であるが故に、「戦争」はもとより「国際紛争を解決す
る手段としての武力行使」は認められない。日本国憲法でも、そのための「明文
規定=第9条」が存在している。
 
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焦点:イラク介入に「及び腰」の米政府、軍事支援も効果は限定的か
2014年 06月 17日 09:21 JST
http://jp.reuters.com/article/JPshiten/idJPKBN0ES00W20140617?sp=true
(抜粋)
政権の内外からは、内戦に陥り分裂する危機からイラクを守る意思が、はたして米
政府にあるのか疑問視する見方が強まっている。
(コメント)
「双方を支援中」の米政府が、一方だけを叩く(笑)はずがない。もっと直接的な
表現を使えば、双方に米国戦争請負企業のエージェントを派遣している。不用意に
空爆すれば、米軍が米国人を爆撃することになるので、これはまずい。
 
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Tokyo  2014/06/18 13:41
イラク過激派が政府軍、クルドと衝突−米大統領は選択肢検討
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7BIA16VDKHW01.html
(抜粋)
外交問題評議会(CFR)の上級研究員(防衛政策)スティーブン・ビドル氏は
ブルームバーグラジオとのインタビューで、「武装勢力の進攻ペースは著しく落
ちた」、「現在の地点からほぼ変わらない戦線で長いこう着状態に陥る」と分析
 
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隠然と現れた新ペルシャ帝国
2014年6月16日 田中 宇
http://www.tanakanews.com./140616iraq.htm
(コメント)
田中宇氏の見解(某英語情報)は面白いが、現実味に欠ける。経済制裁され続けた
シーア派のイランが、宗派の異なる数千名のゲリラに装備を提供したり、便宜を図
るはずがない。また旧フセイン政権のバース党が主力とすれば、これまたシーア派
と激しく対決する理由は弱いはずで、米政権が空爆を拒否する現実と矛盾する。

世界大戦の予感
2003年11月27日  田中 宇
http://tanakanews.com/d1127iraq.htm
(コメント)
田中宇氏の解説としては、イラクの分割など、昔の記事の方がわかり易い。
いつの間にか、世の中が益々キナ臭くなる今日この頃、非力な妄想オヤジは、せめ
て電脳空間での妄言を通じて儚い抵抗を試みるしかない。本稿は初老オヤジの脳内
に投影された、現実空間の歪みである。決して事実だ(笑)等と主張する訳ではな
いので、くれぐれも留意されたい。乞うご笑覧!
 
  ====  ====  ====  ====  ====  ====
 
<突然正規軍より強いゲリラ部隊がイラクを蹂躙>
 
シリア内戦を反政府勢力として戦った、イスラム過激派(アルカイダの一部)である
ISILが、突如数千名の部隊を南下させ、イラク領内に雪崩れ込んだ。クルド人勢力
も混乱のどさくさに乗じて、ちゃかり支配地域を拡大している。
 
毒ガス兵器によるシリア国民虐殺を口実に、米国が地中海に空母機動部隊まで動
員し、シリアのアサド政権転覆を仕掛け、ミサイル攻撃でロシアのパイプラインを破
壊しようと工作し、米国とシリアの開戦瀬戸際に迫ったところで、プーチン大統領の
イニシアチブにより、中東大戦争が回避された事は記憶に新しい。
 
安倍首相も不用意にオバマ支持をぶち上げて窮地に陥ったが、プーチン大統領か
らの電話(ホットライン)で救われた。毒ガス騒ぎは、反政府勢力の自作自演で、輸
送中の取り扱いに失敗したとその後暴露されたが、シリアでは、その後も続々と、
イスラム原理主義者のゲリラ達が結集して、泥沼の内戦が始まった。
 
国内を荒らされ、一時窮地に追い詰められたアサド政権は、その後ロシアやイラン
等の支援を受け、体勢を立て直してゲリラを掃討し、まだ完全には終戦に至らない
までも、つい最近国民の大多数の支持を獲得し、任期7年の大統領に再選された。
シリア国内では残党の討伐が課題となっている。
 
私は、シリア反政府勢力を米国が支援しているとは知っていたが、当初、ISILの動
きは、ゲリラ達がシリア政府軍に追い詰められ、自由意思でイラクに侵入したもの
と考えていた(日本国内でそのように報道されている?)。また、ISILの主力が、
スンニ派であり、現イラクのマリキ政権はシーア派なので、宗派の対立と捉える事
はごく自然なように思える。
 
しかし、偶然にしてはイラク政府軍が弱すぎ、一気にシーア派の軍隊が蹴散らされ、
イラクの領土は既に半分以下になった。ISILの名称も疑惑を深める理由の一つだ。
「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」は、国家樹立を目指す勢力の意味である。
 
彼らはシリア内戦で、シリア政府軍、ロシア軍、イラン革命防衛隊と激しい戦闘を
経験した歴戦のプロで、資金は同じスンニ派であるサウジアラビアなどから、兵器
は米国支給の最新武器を提供されているとの情報も出ている。
 
<開戦前から知っていた米オバマ政権は軍需産業の走狗>
 
ISILの動きを米政権は、開戦前から知っていた。現在のイラク政権は、サダム・フ
セインのスンニ派政権を、米国ブッシュジュニアが大量破壊兵器疑惑を口実に戦争
を仕掛けて崩壊させ、スンニ派主流でありながらシーア派とも折合いを付けて政権
運営していたイラクを、散々に破壊し尽くした。フセイン大統領は裁判もそこそこに
殺されたが、開戦理由の大量破壊兵器はどこからも見つからなかった。
 
米国では、過去10数年間、ITバブル及びその崩壊、住宅バブル(金融工学の新技術)
とサブプライムローンを契機とする崩壊、などが立て続けに発生し、その都度主役
となった主要産業が崩壊し空洞化が進行する過程が繰り返された。
 
最近米国の景気回復が宣伝される割に、一向に新しい産業が力強く立上がらないの
はおかしいと思って見ていたが、今度ついに軍需産業の出番のようである。米軍は、
陸海空3軍で構成され、その中に海兵隊等の攻撃部隊や、特殊部隊等が含まれる。
最近、国際的な謀略では、戦争請負企業が極めて重要な地位を占めている。彼ら
の任務は、9.11の後片付け請負いに始まった。その後アメリカ政府が戦略転換
した「テロとの戦い」において、「戦闘への参加、戦地での護衛、治安維持活動、
危険地域での輸送、後方支援、軍事コンサルティング等を提供する。」とされてい
るが、鼻歌を歌いつつ、戦闘車両から面白半分に非武装の民間人を射殺するのも、
彼らの軍事コンサルティング業務の一部である。(ウィキペディアにも、「目に付
いた民間人を無差別に撃って遊ぶ「実弾演習」が常態化の噂」と書かれている。)
 
軍事産業には、兵器を開発製造販売する企業と並んで、今や数十の兵隊を訓練し派
遣する業界も、重要な地位を占めている。米国連邦政府の公共事業の一つは戦争で
ある。ウクライナでも、シリアでも、エジプトでも、イラクでも、リビアでも、アフガンでも、
米軍やNATOの展開する地域で、必ず彼らの行動が目撃され、正規軍だけでなく
特殊部隊も入り込めない危険業務を彼らが引き受けている。
 
米国は、21世紀初頭に戦争請負企業という素敵なものを発明し、政府の責任を見事
に回避している。戦争請負企業のメンバーは、重武装していても立場上米政府の軍
人ではない。従って彼らが出先の国々で非戦闘員を惨殺しても、米国政府はその行
為に対する一切の責任を問われないとのロジック(論理)である。雇用の面でも、戦争
請負企業は、退役軍人の受け皿として、重要な役割を果たしている。
 
戦争請負企業と米政府の契約は、細かな取り決めなしの一括委託契約だろう。数千
億円規模の金が投入され、普通の民間企業が公共事業を請け負う感覚で、殺人や謀
略が日々業務(=企業活動)として遂行される。紛争地域拡大と大規模化(エスカ
レーション)は、戦争請負企業の実績(兵器等の需要拡大)である。
 
戦争産業にとって、果てしない混乱と戦争の拡大が、企業の活動目的・成果である。
戦争産業の売上と利益を増やすために米国大統領は奔走させられているのだ。
 
冷静に考えると、一度使われれば人類を絶滅に導く核兵器や、クラスター爆弾、バ
ンカーバスター、無人機、巡航ミサイルなどの20世紀後半以降の大量破壊・殺戮兵
器は、いずれも民間企業の工業製品である。とすればそれら兵器の運用とコンサル
を提供する民間軍事企業の出現と、急速な拡大もまた、行き詰った資本主義の歴史
の必然の産物かもしれない。
 
第二期オバマ政権は、コンサル企業の新発明により、ついに米国第一の主要産業に
成り上がった軍需産業の、忠実な僕として機能している。謀略を担当し、お膳立て
するのは国務省である。世界中の各地域を担当する国務次官補が、連邦予算やその
他資金で色々と仕込みを行い、実質的に統括するのは国務長官や副大統領等である。
 
我々人類にとって最も皮肉なのは、イラクとアフガンからの米軍撤収と戦争終結を
旗印に黒人初の大統領として当選し、第一期ではノーベル平和賞を受賞したオバマ
が、名目上その権力の頂点に君臨し、米国の恥部を隠す「イチジクの葉っぱ」の役
割を見事に果たしていることだろう。
 
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イラク内部崩壊で変わる勢力図、中東の国境再編も
2014年 06月 16日 20:02 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPKBN0ER15220140616?sp=true
(コメント)
ロイター記事も国境変更前提で、それを異常と感じさせない「空気」が作られている。
 
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マスコミに載らない海外記事
アメリカが支援するイスラム原理主義カリフ国家創設を狙ったイラクの計画的破壊と政治的細分化
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-0fb3.html
(抜粋)
・双方、つまりイラク正規軍も、ISIS反乱軍もアメリカ-NATOに支援されている
・双方に武器を与え、装備させ、高度な兵器体系購入資金援助し、“双方を戦わせる”
 のがシナリオだ。
(コメント)
リンクの中の、2006年6月に「ラルフ・ピーターズ中佐作成の地図」を是非参照頂きたい。
同年11月にNATO軍幹部国防大学の研修プログラムで使用されている。欧米諸国が
8年前に立案し、国境線が既に確定しているイラク分割計画が、今遂行されている。

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