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企画展のご報告もありますが、残念なお話もあります。こちら。
朝日新聞デジタルさん記事です。オリンピック招致のために、タロジロ含む歴史に名を遺した樺太犬たちの像が撤去されるとのこと。いつか見に行きたいと思っていましたが…
例えばもっとふさわしい場所への移転とか。そういう理由ならまだしも。「オリンピック招致の花壇を作るため」というのは納得がいきません。
観測隊の歴史は日本が世界に誇れるものだと私は思っています。そこには日本人の底力があります。何かと「それは利益になるのか」と刹那的な考えになりがちな現代において、大変重要な示唆を与えているものと信じています。目先の利潤ばかりでなく、遠くを見据えて「よっしゃ、やってやろう!」という底力がわくような動きは人として大切なことだと思います。悠長だねと言われてしまうかもしれませんが、僕はやっぱり人として一番底力が出るのは夢を追ってる時だと思うので…
オリンピック招致のための花壇なんて、仮に誘致できたとしてその後どれほどの意味を持つでしょう。それより子供たちに伝えていきたい歴史があるんじゃないかと思います。オリンピックを呼び込もうというのは夢があるように表面上見えるかもしれないけど、永続的なものではないし、そこに重要な示唆も感じられない。移転自体は何として、理由が気に入らない。その場限りに近い目的のために語り継いでいきたい物語を追い出されるというのが僕はいやだなと思います。うーん、やっぱり説明って苦手だな。伝わりにくくてごめんなさい。
署名活動も行われているようです。
僕は署名しました。みなさんはこの出来事に関してどのように感じられているのでしょうか。
僕が言いたいのは一言でいうとこういうことです。
「夢がない!!」
拙い文章、失礼いたしました。
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じぇっじぇ
すっかり宮古が好きになった僕です。
5/10までの講演会も終了し、結婚式等もあり、ようやっと大学の机に座って次の実験計画などを作っています。
今回の企画展、だいぶ好評いただいておりますようで、多くの来館者の方に楽しんでいただけました。
力作のオーロラシアターも見事に化粧をしてもらい、とても賑やかなドームとなりました。
たくさんの方が書いてくださったメッセージ一つ一つ拝見しました。「感動した!」「本物見に行きます!」「涙でそう」「元気が出ました!明日からもまた頑張ります!」とのお言葉も頂戴いたしまして、制作側としては大変うれしく思っています!!
ちなみに投影風景はこんな感じです。
一応通常のレンズで撮影した写真は一枚一枚を魚眼風に画像処理して、それを繋いで動画としたのですが・・・まだまだ工夫が必要かなと思いました。でもこれが今できる最大限かなとも思っています。
「本当にこんな動きをしてるんですか?」とのご質問が多かったですが、こんな動きしてるんです(笑)といってもかなりの早回し動画となっていますが・・・ブレイクアップすると投影している動画のように大変めまぐるしく姿を変えていきます。
他にも南極の氷の音を聞いていただいたり、皆さんのご質問に答えさせていただいたり。装備品を身にまとった小さい観測隊員はとてもかわいらしかった(笑)
僕にとっても大変貴重な、よい経験をさせていただけたと思っています。展示企画は5/26まで続きます。私も最終日は現地でもう一度お客様とお話しできるよう努力します(すみません、スケジュールが過密なので実現できないこともあるかと思いますが・・・その時はごめんなさい)。
僕がいなかったとしても十分楽しんでいただけるよう企画していますので、オーロラシアターに感動し氷の音を聞いて太古の昔に思いをはせ、観測隊の装備を着て気分を味わい。そんな「見て聞いて触って楽しむ企画展」終了してしまう前にぜひどうぞ!!
PS:本企画展についての記事を見つけました。取り上げていただき、大変ありがとうございました。
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皆様
展示会が開始されてはや四日目も終わりました。大変好評なようで、皆さんオーロラドームにたくさん書き込みを
していただけているようなので、一部抜粋してご報告します。書き込んでくださった方、大変ありがとうございました!お名前はわからないように伏せておきました。ご了承ください。
ありがとうございます!!僕としてもそのお言葉にカンドウです!
ありがとうございます!このようなお言葉が聞けるよう、ドーム作成プロジェクトチームは文字通り徹夜も辞さず作成に励みました。いつかご家族で本物のオーロラが見れるといいですね。
ありがとうございます!オーロラドームが随分かわいくなっています(笑)よかったね、ドーム君。まだまだみんなにオーロラを見せるべく頑張って!*その下にはドーム作成者の一人が描いた「かいえび君」がいますが消えかけてきています(笑)
おぉぉ!こんな大人物まで来てくれたんですか!?盗めずとも、オーロラはいつも僕たちの頭の上にいます。僕たちと一体になって空を駆け巡っています。なんてね(笑)素晴らしい画力、僕の心をワシ掴みにして盗み去ったコメント、大変ありがとうございました。
大変ありがとうございます。観測隊の一員として、このようなコメントをいただけて大変本望に思います。
そう、観測隊員は国内からの応援があって、支援があって初めて成り立っています。少しでも観測隊のことを知っていただきたいという願いもあって今回の企画があります。私としてももったいないお言葉、大変感謝いたしております。
このように大変今日表いただいています今回の企画。しつこいようですが
場所は岩手県宮古市、水産科学館ウォリアスにて。5/3〜5/10は私も現地に行って、皆さんとお話しさせていただきます。
さらにその後も5/25までは展示企画を行っております。
是非のご来館を心待ちにしております。以上、展示会経過報告でした。
PS:海の幸もたまらなくおいしいですよー!
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皆様
大変ご沙汰しております。まず最初に・・・
ずっと更新せずにいて、大変申し訳ありませんでした!!!
・・・ごめんなさい。
昨年までの南極ブログで皆様から温かいご声援頂き、大変ありがとうございました。帰国後ずっとバタバタしており、更新しなきゃ更新しなきゃとおもいつつ…ページを開くのすら今となってしまいした
なんとこのたび、企画展&講演会のお話をいただきました。実は展示会は本日が初日を迎え、様子をお聞きしたところ大変好評とのことでした。私は
5/3〜5/10に岩手県宮古市での講演会に参加させていただきます。もしご覧の皆様でお近くの方いらっしゃいましたら是非是非いらしてください。本企画展概要をお伝えします。
いかがでしょうか?以前からご覧いただけていた方は見覚えのある写真たちではないかと思います(笑)今回の目玉は何と言っても・・・
なんと直径4mの半球型ドームを作成しまして、その中には魚眼コンバーターレンズを取り付けたプロジェクターを備えております。その中で私が南極にいた時のオーロラ動画をご覧いただけるという仕組みです。動画は私が撮影してきたもの以外にもお二人の52次隊員の方にご協力いただきました。大変ありがとうございました。
ドーム内では寝転がっていただいて、頭上に広がるオーロラをお楽しみいただけます。もう何も気にせず、思いっきりごろーんとしてください。雪原に寝転がって空のオーロラを見ている気分をどうぞ!!
このドーム、作成は大変骨が折れる作業で・・・大学の後輩たち数名が快く手伝ってくれて、何とか立ち上げることができたようなものです。宮古の皆様に元気を!!
5/3〜5/10は私も現地でお話しさせていただきます。皆様にお会いできれば大変嬉しいです。お時間のある方、お近くの方はぜひいらしてください!ちなみに展示会場はこのようになっております(パノラマ写真作るの慣れたいないので、お見苦しい写真ですみません…) 本日はご訪問いただきありがとうございました。近いうちに講演会の様子などもお知らせしますので、ぜひぜひまたご覧ください。
追伸:せっかくなので展示会期にオーロラ動画の入れ替えをしようと思い、現在も粛々作成中です。それで、深夜テンションというか、色々考えが頭の中を巡ってきまして・・・こんなことを書き始めています。
遠いとはいえ、岩手県宮古市での講演会、私は本当にありがたい機会だと思い、まさに飛びついたものでした。年齢的にも立場的にも研究以外のことやってる場合かと突っ込まれそうなのですが・・・
実は帰国してから、何か僕にできることはないのかといろいろ本気で考えていました。被害の話を聞き、まだ大変な思いをされている方のお話も聞き。同期で宮城の高校の先生やってる奴からも色々聞きました。
だから自分の観測ではないかもしれないけど、福島の大気観測にも積極的に行かせていただいています。少しでも僕が力になれたら。少しでも早く、少しでも多く問題が解決できるように。皆が早く家に帰れるように。笑顔で夢を追いかけられるように。
「頑張れ」というのは簡単だけど。僕はむしろ、こんな時だからこそワクワクするような夢を追って、笑顔で楽しんでバリバリ動けるようなそんな底力を出せるように何かできないかと考えています。自然と「頑張っちゃった」ってなれるくらい。負けてなるもんかって時ほど、夢やロマンがあっていいと思うんです。それが活力になるから。
だから、今回の講演では僕にできることとして子供たちにワクワクを届けたいと思っています。僕には含蓄のあるお話も、大統領演説みたいにみんなを沸かせるような演説もできません。できるのは「これを見たらワクワクするでしょ!」ってものを持っていくことくらいです。それで来てくれた方と直にいろんなお話をして、僕のワクワクを少しでも伝えられればって思っています。「講演」とはいうものの、僕としては「一緒に楽しむイベント会」であろうと思っています。
なんて。深夜なのですみません。とにかく、僕は僕の直球で南極のワクワク、オーロラの感動が伝わるように準備してみました。だから、ご覧いただく方も直球のまま受け止めていただけたら嬉しいです。だから会場内でだって面白いと思ったら気にせず「おぉー!!」って声を上げてください(笑)氷を見て感動したら「すげー!!」って叫んでください。お互い楽しんでいければと思っています。
長きにわたる追伸、失礼しました。
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みなさま。
とうとう明日、私は昭和を離れます。そして最後の野外支援、スカルブスネスでの湖沼観測のお手伝いをしてきます。
思えば長くつらかった越冬で、すごく楽しくて充実した短い越冬でした。
観測室を見渡せば「あぁ、あいつにだいぶ振り回されたなぁ。」「あいつは静電気に弱くて癖があったなぁ。」と思いだされるばかりです。
そして皆さんに感謝するばかりです。
皆さんのコメント、記事を上げるたびに頂いた応援がすごく支えになりました。皆さんの声援が本当に力になりました。ありがとうございました。そういう意味では、見守ってくださって応援してくださった皆さんも観測隊員ですね!本当に支えになりました。ありがとうございました。
今年52次も色んなトラブルを乗り越えてきました。最後の最後は「しらせが来ない」ってこともありました。一つづつ乗り越えて、みんな無事でここまでやって来れました。っても僕はダメダメでしたけど(笑)夜の氷上輸送荷受けなんかも今となっては良い経験だったと思えます。1時ごろに集合して2時ごろから5時ごろまで寒い中雪の上でスリングかけたりラッシングほどいたりしました。
でもそれもこれも、皆さんの応援があったから、日本も苦難を乗り越えて頑張ってきたから我々も頑張りぬけたんだと思います。
さて、これから一月半位しらせに乗ります。ネットも通じないので、もうしばらくここも更新できません。しかし帰ったらいろいろ書ききれなかったことをゆっくり書いていきたいと思います。生の、新鮮な記事ではないかもしれませんが私の中では生涯鮮度は落ちません。よかったらまた見に来てくださいね!
さて表題の「二人だけの越冬交代」です。我々越冬隊には越冬交代式というものがあります。連綿と続く観測・基地運営の引き継ぎを一ページまた更新する式です。19広場という場所で向かい合って引き継ぎをするんです。
しかし私はあす朝から野外に飛んでしまう。だから気水圏の53次の方と二人だけでのんで、19広場で引き継ぎ宣言をし、最後に握手しました。涙が止まらなくて、今までの人生で一番といっていいくらい強い握手をしました。たぶん部活の最後の試合の時並みです。順位なんてつけられませんが、今までの苦労と乗り越えたものを込めて力いっぱい握りしめました。
それが越冬交代、すべての引き継ぎなんです。それが誇りなんだと思います。去年も51次の方から引き継がれたとき身が締まって、怖いくらいの不安と誇りを持てたんです。それがちゃんと引き継げたのかはわかりませんが、それができていればいいと思います。それが最後の最大の私の使命だと思っています。
最後に、もう一度。皆様、こんな怠け者ブログを最後まで応援してくださって本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。明日からの野外レポートもお届けしますよー!
PS:特にお気に入りの写真を間間に挟んでみました。かつてお見せしたものがほとんどですが、越冬最後を飾るのに好きな写真を出したかったので…
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