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「ひかりFDシリーズ」 「赤虫」と「ミジンコ」はバラ、「糸ミミズ」と「ブラインシュリンプ」はブロック状になっています。 「ひかりFDビタミン糸ミミズ」 同シリーズの「ブラインシュリンプ」よりも小さなブロックで、吸水してもほぐれ難い形質です。 ガラス面に押し付けて固定すると、食べる様子を見ることが出来ます。
キョーリンのフリーズドライ飼料である「ひかりFDシリーズ」は、嗜好性が高く、殆ど沈まないため、ロングフィン・アカヒレの補助食として常用しています。「赤虫」、「ミジンコ」、「ブラインシュリンプ」に続き、先月初めからは「糸ミミズ」も試しています。イトミミズが約1cm角のブロック状に固められており、水を含むと柔らかくなります。ガラス面に強く押し付けると、固定することも出来ます。動画はその状態で撮影しました。 この餌は吸水してもほぐれ難く、アカヒレのような小魚は少しずつ引きちぎって食べます。ドジョウにも与えてみたところ、水面まで浮上して掃除機のように吸い付き、バラバラにして食べていました。同シリーズの「ミジンコ」や「ブラインシュリンプ」に比べると、水を汚しがちな細かい屑が少なく、「赤虫」に次いで使いやすい餌です。
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餌
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ザリガニ、エビ、カニ、ヤドカリ等の甲殻類専用飼料。高蛋白タイプで、赤の発色を良くする成分も配合してあります。 第2胸脚で「赤系」を探り当てたザリガニ(メス)。ミナミヌマエビは投与後すぐに群がって来ます。 「赤系」をくわえ、少しずつ食べています。 アメリカザリガニは導入当初のような旺盛な食欲が失せ、餌を与えても食べなかったり、途中で投げ出すことも出て来ました。マツモに至っては殆ど減らず、生長して水面を覆い尽くしています。最初の頃の貪食ぶりは、自然下で飢えていたせいでしょうか。考えてみれば、ザリガニは殆どの時間を隠れ家に篭って過ごしているので、エネルギー消費量はさほど多くなさそうです。今は給餌頻度を少し控え目にしています。やればやるだけ食べる魚とは大違いです。 先日から新しい餌をメニューに加えています。日本淡水開発のNTKスター・赤系です。CFスターがザリガニ専用なのに対し、こちらはエビ、カニ、ヤドカリ等も含めた甲殻類全般が対象になっています。直径3mm、長さ4〜7mmのペレット状です。エビミール、貝ミール、イカミール等、動物性原料を多く含み、粗蛋白45%以上と、甲殻類用としては高めの数値になっています。以前出ていたCFスター・プレミアムやスーパープレミアムの後継的な製品でもあるようです。「赤系」の名の通り、β-カロテンやアスタキサンチン等の色素が配合されています。姉妹品で「青系」も出ています。 この餌は投入すると瞬時に沈みます。ミナミヌマエビはすぐに群がって来ます。ザリガニはまっしぐらとまでは行きませんが、ゆっくりと近付き、第2胸脚を金属探知機のように動かしてペレットを探り当て、口器に運びます。底層で時間を掛けて食べる甲殻類に合わせ、かなり硬く、残餌が出難い形質になっています。高蛋白タイプなので、栄養が偏らないように植物性原料主体のフィブロスフード等と併用しています。
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左:CFスター・スタンダード、右:CFスター・フィブロスフード。飼育教材用では無い、本格的なザリガニ専用飼料。価格も相応です。 夜、隠れ家から這い出て、フィブロスフードを摘み上げるザリガニ(オス)。この後、巣に持ち込んで食べていました。 アメリカザリガニを飼い始めて1ヶ月が経過しました。彼らは殆どの時間を流木の下で過ごしています。上から覗き込んで、脚や触覚の先が垣間見えれば良い方で、完全に身を隠し、居るのかどうかさえ確認出来ないことも珍しくありません。隠れ家の内部は掘り下げられ、入口付近は掻き出された土で丘状に盛り上がっています。岡山ではザリガニのことを「トーチカ」と呼ぶそうですが、まさに戦場の防御陣地のような佇まいです。そこからザリガニが出動する数少ない機会が、給餌の時間です。 餌は日本淡水開発のCFスター・スタンダード、CFスター・フィブロスフード、キョーリンのひかりクレスト・コリドラス、ひかりクレスト・ミニキャット等を日替わりで与えています。CFスターは初めての本格的なザリガニ飼育専用飼料として登場した製品です。以前は近所の熱帯魚店でも扱っていたのですが、外国産ザリガニの多くが特定外来生物に指定された影響で、この餌も店頭から姿を消しました。現在は小容量の袋詰タイプがメーカーの通販で入手出来ます。 スタンダードは2〜3mm程度のクランブル状の餌です。幼体に合わせたためか、ザリガニ用としてはやや小粒な印象です。ミニキャットほど沈みやすくもありません。原料はフィッシュミールやエビミールといった魚の餌によく使われるもののほか、脱皮のための動物性コレステロール等も配合されているとのことです。粒が小さいためか、拙宅のザリガニの反応は今ひとつ鈍く、食べに出て来ないこともあります。ミナミヌマエビはよく食べます。尚、以前はプレミアムという高蛋白のタイプもあり、こちらは硬いペレット状の餌でした。 フィブロスフードは約15mm角の板状の餌です。適当な大きさに割って与える方式になっています。24時間保持を謳っているだけあってかなり硬く、私はハサミで切りました。こちらは繊維質という名の通り、海藻類、スピルリナ粉、モロヘイヤ粉等の植物性原料が主体とのことです。投入後すぐに沈み、食い付きも良いです。スタンダードから時間を経て登場しただけあって、改良の跡が確認出来ます。拙宅で最も与える頻度の多い餌です。 ザリガニを採取した池には、魚が全く棲んでいませんでした。ヨシなどの抽水植物の腐食を食べ、そこに繁殖している微生物を主要な蛋白源としていたものと推察します。個体数が多いので、共食いもあるでしょう。 給餌は雨天を除き、ほぼ毎晩行っています。ザリガニは餌を投入後、5〜10分は経たないと出て来ません。餌を見つけると、両方のハサミ(第1胸脚)を前に突き出して近付き、第2胸脚で摘み上げて口に運びます。小さな餌ならその場で食べますが、フィブロスフードやクレスト・コリドラスのような大きな餌は隠れ家に持ち込んで食べることが多いです。摂餌のために出て来るのはほんの数分程度に過ぎず、やはり用心深い生き物です。
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ロングフィン・アカヒレには、主食として「ひかりクレスト・グッピー」を毎日、補助食として「ひかりFDビタミン赤虫」と「ひかりエビ」を日替わりで与えています。いずれもキョーリンの製品ですが、単に良い餌だからであって、他意はありません。 「ひかりクレスト・グッピー」と「ひかりエビ」については以前、記事にしたことがあります。「ひかりエビ」は最近、2個目を買いましたが、以前のものに比べ、水に沈みやすくなっています。ヌマエビ用という本来の用途からすると、その方が具合が良いでしょう。しかし、少しの水の揺れで急速に沈降するため、アカヒレは摂り損なうことが多くなってしまいました。小型魚用の植物性飼料としては、テトラの「ベジタブル・フレーク」がありますが、フレークの性質上、水中で散乱し、藻類の発生を招きやすいのが難点です。どこかが植物質の顆粒状餌を出してくれれば有難いのですが。 「ひかりFDビタミン赤虫」は何回も繰り返し購入しているフリーズドライ飼料です。食い付きが抜群に良い上に水面にずっと浮いたままなので、残餌が殆ど出ません。アカヒレのような主に浮いた餌を食べる魚には好適です。同じシリーズのミジンコも試したことがありますが、粉末状で散乱しやすく、赤虫の方が使い勝手が良いです。余程美味しいらしく際限なく食べますが、度が過ぎると餌の浮力で体が風船のように浮き上がってしまいます。消化不良を起こす恐れもあるので、その点は注意が必要です。
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小型魚用の人工飼料は、各社から膨大な種類の製品が出ています。大きく分けてフレークタイプと顆粒状タイプとがありますが、私の経験では、フレークは摂食時に細かく散らばる分、顆粒状餌に比べ、藻類の発生を招きやすい傾向があります。 幾つか試した結果、拙宅のアカヒレの主食は、キョーリンの「ひかりクレスト・グッピー」に落ち着いています。グッピーを始め、口の小さな魚に適合した顆粒状餌で、パッケージを小容量のものに換えて「ひかりプチ」というアカヒレ用の餌としても販売されています。食い付きは勿論良く、小粒なので1cm強の稚魚の口にも入り、成魚まで幅広く使えます。又、水に沈み難い点も、主に水面に浮いた餌を摂るアカヒレの食性に合っています。これは私が重視している点で、世評高い顆粒状餌の中にも、摂食時に水面が揺れると簡単に沈んでしまい、水底に残りがちなものがありました。 写真1枚目の容器は何年か前に入手したもので、使い切った後は袋詰のものを詰め替えて使用しています。写真2枚目は左が「ひかりクレスト・グッピー」、右が「テトラ・プランクトン」で、後者の方が粒が大きいです。派手な色が少し気になりますが、こちらも良い餌です。
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