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ブログは更新していませんが、ロングフィン・アカヒレの飼育は続けています。現在8年目。

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 本作は福井晴敏氏の長編小説で、言わずと知れた『ガンダム』、所謂「ファースト・ガンダム」と同じ宇宙世紀(Universal Century)の時間軸上に位置する物語です。現在までに5巻が刊行されています。全10巻程度で完結予定とのことです。キャラクターデザインに安彦良和氏、メカニックデザインにカトキハジメ氏という望み得る最高の布陣を敷いていることからも関係者の力の入れ様が伝わりますし、恐らく映像化も視野に入れているのでしょう。

 時代設定はU.C.0096、つまり一年戦争から16年後、第ニ次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から3年後です。世界を覆す力を持つと畏れられ、100年近くに渡って封印されて来た「ラプラスの箱」を巡って、連邦軍とネオ・ジオン軍残党との局地的な戦いが展開されます。この「箱」の中身については、話が進むにつれ明らかになって行きます。そして、ガンダムとそのパイロットである主人公バナージ・リンクスが「箱」を開ける「鍵」になっており、各勢力から追われる立場となります。

 福井氏は旧作の知識が乏しい読者にも理解出来るよう専門用語を丁寧に説明しながら、苦難の中に希望を見出そうとする人々の姿を気高い筆致で表現しています。先人達によって積み上げられて来た精緻な世界設定を基盤に、これまで具体的に言及されて来なかった要素(宇宙移民政策の犠牲となった人々や、旧世紀以来の宗教、スペース・コロニーの建造過程、アナハイム・エレクトロニクス社隆盛の裏事情等)も描かれています。私も「ファースト世代」の一人ですが、非常に面白く読んでいます。消息不明だったミネバ・ザビのその後、まさかの復活を遂げた「赤い彗星」、強化人間の少女の正体・・・ガンダム・サーガの奥深さを実感させます。


『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』
福井晴敏
キャラクターデザイン 安彦良和
メカニックデザイン カトキハジメ
挿絵 安彦良和(1〜3巻)/虎哉孝征 (4巻〜)
角川書店

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 ザリガニに関する本を検索してみると、子供向けに書かれたものが多数を占めています。本書はその中では比較的年長に当たる小学校中学年以上が対象で、日本に生息するザリガニと、それを取り巻く環境について平易な文体で書かれています。著者は新聞記者で、他にもイモリやカブトエビ等、身近な生き物を題材にした著作があるとのことです。

 本書の表題は、著者が方々の田んぼ、池、小川等でアメリカザリガニを探し回ったところ、昔に比べ、随分数が減っていたという体験に基づいています。生息が確認出来た場所でも、かつて「マッカーサー」と呼んでいた真っ赤な大型個体は殆ど見られなかったとのことです。昔はあれほどいたザリガニが何故消えてしまったのか。田んぼへの農薬散布、暗渠排水による乾田化等、減少の原因を考察することで、ザリガニが棲めるような環境を保全することの大切さを訴え掛けています。

 私も最近、近場でアメリカザリガニを探し歩きましたが、なかなか見つけることが出来ませんでした。地域によって状況は異なるのでしょうが、生息場所が減少傾向にあるという著者の見解は納得出来ます。ザリガニといえば、昔はヘドロが悪臭を放っているような水溜まりでも見かけ、生命力の強い生き物だと実感したものです。しかし、そんな水溜まり自体も既に見当たらなくなっています。アメリカザリガニは既存の動植物を食い荒らし、生態系を変化させてしまうとして、問題視されることも多い生き物です。数が減った方が良いという見方も一理あるでしょう。しかし、ザリガニすら棲めない環境になっているとしたら、薄ら寒い思いがします。本書はザリガニへの肩入れが過ぎると感じられる部分もありますが、身近な生き物に目を向けることの大切さを教えてくれます。


『ザリガニがきえる!?』
谷本雄治 著/下田智美 絵
ポプラ社
2006年12月発行
定価1,000円 79ページ

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