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音の訪問者 『塩見調律事務所・塩見浩和』
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チエンバロを調律

 
     今、ある大学の先生宅のチエンバロをお借りしていまして、講座や演奏会で使うために

     調律をしてみました。慣れないチエンバロ調律ですが色々とわかってきて、楽しくなりました


    メーカーはアトラスなので国産です。国産ならではのしっかりとした作りで調律も

    チューニングピンがピアノ並みに出来ていたのでやりやすかったです!

     
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このチエンバロは16フィートまであって弦を3〜4本同時に鳴らして分厚い音色にできるのですが

   とても鍵盤が重くなって、ピアノより押しにくくある意味指が強くないとテンポがずれたり

   和音がうまく表現できないようです・・・む・難しい〜。

   1709年にイタリアのクリストフォリさんがフォルテピアノを創り上げるまでは、音楽界の
   
   花形だったであろうチエンバロ、シンプルな中に荘厳な響きを持ち合わせた神聖さが今の

   時代でも通用するのでは。


      
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チューニングはどこから???・・・弦がフォークギターよりも細〜いようで、

       間違ってお隣のピンを勢いよくやってしまったら?・・・終りです!切れてOUT!

ピアノより鍵盤数は少ないんだけど、慣れなくて2時間もかかって完了です。

      
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    調律したお部屋が残響も長くてバッハを弾くと、下手くそな試し弾きもその誤魔化しの

    おかげで、1600年代にちょっとだけタイムスリップ!


          先日ある学校の音楽室にあったアトラスのグランドピアノを思い出すのは

          何故?っと考えていたら、響板かな!   チエンバロの響板材料には

          同じ木が使われているのかも知れませんね。
       
         
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ピアノより小ぶりでかわいらしい響板です。

        
    参考にこちらはアトラス1980年製グランドピアノです。リムの色が白っぽい・・・。
         
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クリストフォリの考え出したフォルテピアノもそうでしたが、何故この時代の鍵盤は

   白鍵が黒くて、黒鍵が白いのでしょうか? まだ象牙というアイディアが未知だったのか、

   なぞですね!ご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください。

      
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こんな工具で調律しました!
      
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   大きいチューニングハンマーがピアノ用です。下の小さい

   方でチエンバロは調律します。
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それと部品のようなものが予備のタンジェントで、これには
  
   高さの違うところに爪がついていて、チエンバロ本体に上下に張り巡らされた弦をひっかけて

   フィート(オクターブ)の違う音をユニゾンで演奏します。操作は簡単、管楽器についている

   オクターブキーの代わりをしているのがこのペダルです。
        
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このへんが楽器たる機能でしょうか。

       響きもレトロ!  明かりもちょっと暗めのお部屋が似合いそうです!

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