Piazzollatime裏ブログ

ピアソラばっか弾いてます。

曲紹介 P〜Z

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Tangazo タンガーソ


たまにはオーケストラ的な曲も。



タンガーソという曲です。
ピアソラで協奏曲を除いて、オーケストラとえばこの曲だと思います。


・曲の背景
この曲もあまり詳しくわかりません…
斎藤充正氏の「アストル・ピアソラ 闘うタンゴ」にも、ピアソラ自信が録音しなかったピアソラ作品一覧に載っていますね。
というかそもそもバンドネオンが存在しない曲ですしね。


でもCDは結構出てますね。
これとか。


・曲の構成
衝動買いしたスコアが手元にあるので、一応元々の編成を載せておきます。
フルート2
オーボエ2
クラリネット2
ファゴット2
ホルン2
パーカッション(ギロ、トライアングル、シロフォン、タムタム、シンバル)
ピアノ
バイオリン
ビオラ
チェロ
コントラバス

編成としてはやや小規模のオケといったところでしょうか。
古いピアノコンチェルトにも編成が似てます。



曲自体は、低音から始まってだんだんバイオリンも入って…
とオケとしては良くある始まりですが、そこもしっかりとピアソラテイストですよね。

全体を通して、感情が高ぶっていくというか、なにか抑えきれなくなっていく感じがたまらないですね。
途中から出てくる、フルートとパーカッションによって始まる中間部はまさにピアソラですね。

冒頭からの感情をもったまま、日常が繰り広げられているような、そんな感想です。
決して楽しいだけじゃないですよね。
6分くらいから始まるフルートソロも楽しげでありながら、それだけじゃない良いメロディーです。


ピアノ、弦楽器でまた悲しげになっていきます。
そしてそこからの

嘆きのようなメロディ。

たまらないです。(ちょうど上の動画が切り替わるとこです)



なんともストーリー性に満ち溢れた曲ですね。
個人的にはこういった曲のみでしっかりストーリ性があるのが好きですね。ミルトンとか、メディタンゴとか…




・編曲
いや〜これも一度はやってみたい。
可能ならオケで。

やってみたい、やってくれるオーケストラのみなさんご連絡お待ちしてます。(笑)

小さい編曲に直しても、十分雰囲気を失わずに行けそうですけどね。



ブエノスアイレスの春です。
個人的に気に入っているFugata Quintetの動画です。

演奏もしっかりしてるし、動画の雰囲気もレトロでいいですよね。

同じくボタンアコーディオンによるRichard Gallianoの演奏もどうぞ。


・曲の背景
この曲はブエノスアイレスの四季の中でも最も後に作られた曲です。

ピアソラは初めブエノスアイレスの夏を書いた段階では、組曲にするつもりはなかったようですが、2曲出来上がった段階で、残りの2曲を作ろうと決心したそうです。

他の3曲に比べ演奏の機会も少なく、ピアソラの中でもさほどに気に入った曲ではなさそうですが、ピアソラらしさが大いに出ていて、エネルギー満ち溢れる感じは他の3曲に勝ってると思います。



オススメCDはなんといっても「レジーナ劇場のアストル・ピアソラ」ですね。


・曲の構成
この曲は上述しましたが

四季の中でもっともエネルギーにあふれる曲

ですし、なによりも個人的な想いとしては

ブエノスアイレスの四季を、組曲として成り立たせている曲

だと思います。


他の三曲はなかなかバリエーションに飛んでますし、印象深いメロディーがあります。
春もいいメロディなんですが、他の3曲に比べそれほど印象には残りにくいところがあります。

ただそのメロディはまさしくピアソラらしいというか、ピアソラらしいメロディの最大公約数的なメロディです。
そのおかげで、「ブエノスアイレスの四季」という4曲が一つのまとまったピアソラの曲集として高い評価を受けているのだと思うのです。



曲の細かい構成としては、ブエノスアイレスの四季のほかの曲と同様、ひとつのテーマがいろいろな形で繰り返されます。
基本的に非常にキレのあるテーマですね。
その分弾くのは難しいですが…

その間に、特殊な拍子や、ゆったりとしたソロが入ります。



・編曲
これもホセブラガート版をもちいてます。
例によって、バンドネオンソロはチェロが弾いているわけですが、これゆったりとしていながらなかなか難しい。

というのも、「夏」と非常に似ているんですね。
ですから、夏と同じように弾くわけにはいかない。
普通に弾いてしまったら、「夏っぽいけだるいメロディ」になってしまう…


テーマのような軽さ、キレとは対照的に弾きつつも、
「春らしさ」は失わないように。




と考えて弾いているつもりが難しいですねぇ。
けだるい感じはなくしつつ、ぽかぽかしたイメージです。個人的には。





ちなみに今回のライブでも弾くのでよろしければいらしてくださいな。
詳しくはこちら


ブエノスアイレスの夏です。
ブエノスアイレスの四季のシリーズはいずれ紹介しないといけないとは思ってましたたが、まさかこういう形で夏から紹介することになるとは…



・曲の背景
この曲はとにかくバリエーションが多い。
それもそのはず、この曲はピアソラが「あ、やべ明日レコーディングだったわ。」と思い出して急きょ書いたもの。一説には飛行機の中だけで書き上げてしまったとか…

完成度という意味では、いい意味で最も低いかもしれない…

アルベルト・ロドリゲス・ムニョスの舞台劇「黄金の金髪」のために作曲された曲となってますが、「ブエノスアイレスの四季」というイメージが強すぎますね。


ちなみに、この曲を書いた後ピアソラはスランプに陥ります。
スランプから脱した後に、ブエノスアイレスの四季を完成させよう、と思い立ったらしく、夏だけはほかの3曲よりずいぶん先行して書かれています。

ブエノスアイレスは南半球なんで、ちょうど今「真夏」ですねぇ。




・曲の構成
曲の構成を論じようにもいろいろバリエーションがありすぎて細かくはとても論じれません…

ただ特徴としていえるのは

いい意味でピアソラのハチャメチャさ出た曲

であることは間違いなさそうです。



曲のエピソードもしかり、曲の雰囲気もしかり…
この曲のテーマと呼べる部分こそ、何度も繰り返されますが、その繰り返され方はかなりバリエーションがあります。
紹介した動画のように始めややゆっくりでどんどん盛り上がっていく編曲…
途中でうなだれるような、まるで「熱帯夜」のような雰囲気のあるもの…
とにかくしつこくテーマが繰り返されるもの…

それを聴き比べるのも面白いです。

なのでもう一つ動画を紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=09g1nEI-Vv4&NR=1
日本におけるピアソリスタ第一人者であられる斎藤充正氏のブログからみつけたものなのですが、ピアソラ+オーケストラの構成になってます。(最後謎の歌姫が現れますが…)
これだけ即興性というか、バリエーションのある曲なのにクラッシック風な編成にも耐えうる…


この曲のすごさですね。




・編曲
編曲といってもこの曲に関してはホセブラガート版を使ってます。
この曲ほどホセブラガート版があってよかった…と思える曲もないですね。

あまりにバリエーションがありすぎて、「ピアソラらしさ」を失わずにピアノトリオでの演奏に適した譜面にする自信はありません…
弾いていて、ホセブラガートのすごさが身にしみます。
チェロも弾きやすいですしね。


この曲に限らず、ブエノスアイレスの四季はホセブラガート版がかなり素晴らしい編曲になってます。
トリオで弾くつもりの方がいらっしゃいましたら、是非その譜面をお勧めします。



ただ、チェロに謎の5小説休みとかありますが…これはそういうものなんでしょうか…

Tango Suite  タンゴ組曲



たまには、全く弾く予定の無いものでも…
ギターデュオの「タンゴ組曲」です。

動画は1曲目のDecisoですが、次の2曲もなかなか良い曲です。




・曲の背景
この曲はピアソラがギターデュオのアサド兄弟のために書かれた曲です。

ピアソラの出席したパリのある夕食会で、アサド兄弟はタンゴをギターデュオで披露して、その息の合い方に感心したピアソラが曲を書いたというエピソードが残ってます。

ピアソラのギターのみ曲というのはかなり少ないのですね。
「五つの小品」という曲も残ってますが、こちらの方が圧倒的に有名ですね。

ギターでピアソラといえばこの曲ですね。
色んな人が弾いてますが、やはり本家本元、アサド兄弟の演奏が群を抜いて良いですね。
アサド兄弟のタンゴ組曲が収録されたCDは2つありますが、先に録音した方(ちなみにCDデビューのCD)の方が個人的には気に入ってます。


若さが良い意味で反映されているような…
自分も歳をとれば変わるんですかね…



他にも、ヨーヨーマ プレイズ ピアソラ(http://blogs.yahoo.co.jp/piazzollamusica/4804829.html)にも収録されてます。(ただしDecisoは除く)
なんと、アサド兄弟とヨーヨーマのトリオで弾いてます。

アサド兄弟…プライドは無いのか…という気もしますが、そんなこと言えないほど良い演奏ですね。
チェロのエロさが良く出てます。



あとは最近デビューしたバンドネオンの三浦一馬氏もこの曲と同名のCDを出してますね。



・曲の構成
ま、譜面は持ってますけど、弾くつもりは無いのであまり構成をじっくり調べては無いですが…

組曲全体はクラシック風の組み立てですね。
急―緩―急
の三曲です。

「急」の曲の中にも緩やかなところがありますが、やはり勢いの良さが生き生きとしたギターの良さを良く出してますね〜。

緩やかな曲も、譜面どおりの符割ではなく、オリジナリティーを出した雰囲気があります。
こんな符割なのか…というくらい揺らしているのですが、それでもきっちり息が合う。
これが、アサド兄弟の凄さでしょうね。

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