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またまた強奪です(笑) AQUAさんのとこに「ヒュー×ロイ」イラストがあったんでまた無理やり貰ってきました。 ヒューズさんいっぱい描いてくれてありがとう! (私にくれる為に描いたんじゃないとは思うが・・・。) さらに以前いただいたままになっていた「スカー」のラブリーイラストも 載せてしまいますね。 ちょーラブリーでしょ? |
いただきモノ
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これもAQUAさんのブログでみつけて無理やり強奪したイラストです。
あああ、ヒューズさんいただいちゃってすみません! やさしいAQUAさんに私の応援で描いたと言っていただきました。 ありがとうございました! |
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遅くなりましたが、やっとUP!! 黒舘さん、どうもありがとう!またお願いします(笑) え〜内容は腐女子気味です。 内地に戻って身を寄せていた米内宅に黒塗りの車が着いたのは、ちらほらと桜の便りの届くある日の夕方だった。 「相変わらず、突然だな」 「はい。事前にお知らせしても断られるだけだ、と仰っていました」 「ふん。まあいい。支度をする。5分待て」 「はっ」 滝中佐からの使いの男を外に待たせたまま、雅行は奥の部屋に戻る。 障子を開けると部屋の隅に如月が静かに座っていた。 柱に背中をあずけ、右足を立てそこに頬杖をつくような姿勢のままぴくりとも動かずに鋭い目だけで雅行のの支度姿を追っていた。 「出かけるのか」 「そうだ。迎えが来たので少し出てくる」 「帰りは遅いのか」 「分からん・・・」 「せいぜい気をつけるんだな。ここから出たら私の警護は届かんからな」 雅行は如月の声を背中で聞き、返事代わりに片手を軽く上げた。 ―わかっているさ 黒塗りの高級車の後部座席に滑り込むと、運転手がバックミラー越しに言った。 「菊池少佐殿。今日は少し遠方までになります。ご遠慮なく仮眠なさってください」 「仮眠?私は眠くないが?」 「そうですか。車窓の景色をご覧頂くわけにはいかないので、布を貼らせていただきましたので・・・」 外からの灯りを遮断した車は麹町の闇を後にした。 2時間ほど走っただろうか。 暗闇の後部座席でいつの間にかうたた寝をしていた雅行は、車のゆれがとっまたことで目が覚めた。 「こちらです」 後部座席のドアーが外側から開く。 車を降りた雅行が見たものは、わずかな照明の中に怪しくたたずむ洋館だった。 煉瓦造りの英国式建築。 忘れもしない。学生の頃見学で訪れたことがある田戸台分庁舎だ。 ―ここは・・・私の時代では横須賀総監部管理の各行事ごとのときだけ使われる建物だが、この時代では確か・・・ 「横須賀鎮守府長官の宿舎です」 使いの男がそれだけ言うと、雅行を奥に案内した。 洋風建築の中を抜けてたどり着いた先には立派な庭があり、そこに併設されている日本家屋の濡れ縁に見覚えのある男が座っていた。 「遅かったな。待ちわびたぞ」 「少し遠かったのでな。・・・お前の格好はどうした?」 「花見にあわせて着物だ。貴殿の時代では着物は衰退したか」 深緑色の着流しを凛と着こなした滝中佐が座ったままの姿勢で雅行を見上げる。 「着物か・・普段は着んな。正月などの行事の時に着ることもあるが・・・」 「花見はしないのか?」 「するが・・・」 雅行や康平が今まで経験した花見の下品さを滝には知られたくなかった。 「背広では窮屈だろう。貴殿の分も用意してある」 そう言うと、着物と帯をまとめて雅行に手渡した。 「奥の部屋を使うといい」 「用意がいいな。では、失礼する」 雅行は奥の部屋の襖を閉めてから、束になって渡された着物に目を落とした。 ―着物か・・・着たことないわけではないが・・・ 帯を解いて着物を広げると、複雑な色を見せる藍色の着流しがあった。 雅行は内地についてから仕立てた三つ揃えの背広をハンガーにかけて、記憶を辿って着物を着る。 ―最後に着たのはいつだったか・・・襟はこっちが上だったか・・・ 着慣れぬ着物に戸惑いながらもそれなりの格好になった雅行は襖を開けて、濡れ縁へと戻った。 「なんだか、落ち着かんな」 スラックス慣れしている雅行は、足元の開放感がどうも落ち着かない。 「そうか。すぐ慣れる」 雅行の着流し姿を下から眺める滝が、思い立ったように立ち上がる。 「やはり着慣れぬか。帯は少し下げるのが粋だぞ」 滝が雅行の腰に手を添えて帯をぐっとさげた。雅行の体がゆらりとゆれる。 「着物を着こなすには貴殿は華奢過ぎるようだな」 濡れ縁にふたりとも腰を落ち着かせる。 滝の腕にはめられた腕時計が着流し姿に違和感を感じずにはいられなかった。 「滝も時計はしているのか」 「そういう貴殿もか」 「ああ」 雅行は袖を少し上げて腕時計を見せた。 「では外してやろう」 お互いでお互いの腕時計を外しあう。 それは滝との逢瀬を重ねるうちに自然と恒例化したことだった。 時計を外したことで「今の時間」が止まり、「ふたりの新しい扉」が開かれる。 表立った関係にはなれないふたりには、現実世界と、幻のような今の時間との境を腕時計に求めていた。 「呑めるか」 小さな杯を雅行に手渡すと、滝は徳利を手にした。 「もう呑めるのか?」腹部の傷を心配しての質問だろう。 「頂こう」 濡れ縁に胡坐をかいて、滝と雅行はほぼ無言で杯を重ねていく。 部屋から届くわずかな明かりに写る桜の木や花びらの散りゆく姿を無言で眺めていた。 ときおりどちらかがぼそりと喋っても「そうだな」などと半ば心無い返事を返すだけなので、会話は途絶えてしまう。 途絶えた会話の声の余韻が庭園の暗闇に溶けて、桜の花びらのように夜風に流されていく姿でさえ、ふたりの間には心地よい。 座したふたりの間には、炙った茸と小魚が置かれ、杯を休めて茸をつまんだりした。 「桜とは、不思議なものだ」 「不思議か・・・なぜだ」 「大きな幹に小さな花をごく一瞬だけ咲かせ、散っていく。咲いている様よりも散る桜のほうが心を奪われるのだ。不思議だとは思わんか?」 「そういうものか・・・私は・・・」 少し笑って返事を返す雅行を滝は見逃さなかった。 「ん?なんだ、菊池三佐」 「・・・いや・・・ただ、私から見れば帝国海軍の参謀殿の心を奪ってしまう桜が不思議でならないのだ」 「ふん。そういうな。日本人は桜の前では無力なのだ」 滝は杯に残った酒を飲み干すと、杯を濡れ縁にコトリと置いた。 「貴殿の前では、この私が無力になるのと同じ、だ・・・」 滝は座ったままの体を前に滑らせる。 胡坐姿の雅行の着物の裾を少し上げて露になった太ももに強く口付けをする。 「んぁっ!」 雅行は、足に感じる心地よい痛みを目を細めて感じていた。 目を落とせば、滝の頭部が自分の眼下にある。 けして権力に屈しない男が雅行にだけ見せる姿だ。 滝は太ももに紅を強く放つ華を咲かせて、顔を上げた。 「桜よりも綺麗だぞ」 「桜と同じくらい、儚い華だな」 「そうか?」 「ん?」 「桜と違って・・・」 再び滝が寄ってくる。 「桜と違って、散りそうになっても貴殿が望めばまた咲くのだよ」 「んんっ」 滝は2個目の華を咲かせて、そして雅行の耳元で囁く。 「私たちの出会いが遅すぎて招く悲劇を私は悲劇とは思わないのだ」 強気の発言とは正反対な優しい口付けに雅行は、瞳を閉じるのを忘れていた。 ―逢瀬の相手が誰であるか間違わぬように、瞳は閉じぬほうがよいな・・・ それは南国に残してきた最愛の恋人との混合を避ける為の雅行なりの措置だった。 滝からの口付けで注がれるものが「切なさ」だけなのに、それが雅行と滝を狂わせていく。 ―それが分かっていながらも、この関係はやめられないのだな・・・ 本当は切なさという衣を被った毒に犯されているのを雅行はまだ知らないのだった。 寝不足の目に朝日が眩しく刺さる頃麹町へ戻った雅行は、何も知らずに眠っている如月の布団にすうともぐりこんで、昼まで目を覚まさなかった。 :完: あとがき::
ぴかこさまへ→いつもいつも頂き物ばかりしているのでせめて御礼に、と滝菊SSを捧げさせていただきます!お持ち帰りくださいませ。こんなんでよかったんかなあ?オグとか出てこないように必死だったよw 原作で月菊祭勃発したから急にラギが絡んじゃった。ごめんね。 原作では、火鉢使ってる冬なんだけどこれも無視!捏造上等!! |







