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「あなたが生まれてきた理由」
真実を探求するクリスチャン のブログ

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2001年の9・11テロとその後のアメリカの歩みは、紀元前8世紀にイスラエルが歩んだ道と全く同じことを繰り返していると述べている本を紹介します。
古い英語ですが、“Harbinger”という単語を知っていますか? 先駆者、きざし、前兆という意味ですが、この題名で2005年初め出版された本のことです。「アメリカの未来を示す秘密を持つ古代のミステリー」という副題のついたその本の著者は、メシアニック・ジューと呼ばれるユダヤ人でキリストを救い主と信じる人達の教会をニュージャージー州ウエインで牧会しているジョナサン・カーンという牧師です。どうして古代イスラエルと今のアメリカが同じ道を歩いていると言うのでしょうか。それはどちらも神の警告を無視して、神に反抗し、自分の力で国を守ることができると言ったからです。
この本はノリエール・カプランというフリーのジャーナリストがニューヨークのマンハッタンにある出版社の編集長であるアナ・ゴレン夫人に話しに来たところから始まっています。彼は預言者といわれる男と知り合いになり、その預言者は9・11のテロは神から離れたアメリカへの警告であり、眼をさませというモーニングコールであること、そして旧約聖書イザヤ書の9章10節にある預言と同じことをアメリカは行っていると指摘しました。
ノリエールは預言者がイザヤ預言から9つのハービンジャー(神からの警告のしるし)を次々に話すのを最初は半信半疑で聞いていましたが、時間をかけて彼の話が真実であることを確かめ、これをまとめて本にして出版したいと思い、ゴレン夫人に相談にきたのです。
私は今まで多くの牧師や伝道者がアメリカには神のさばきが下ると話したのを聞いていますし、私自身もそう信じていますが、カーン牧師がイザヤ預言と9・11テロを結びつけて解き明かしているこの本を読み、私もこれはその通りだと思いました。
その解き明かしの一部をこれから何回かにわけてお話したいと思いますが、まずそのイザヤ書の預言をここに引用します。「れんがが落ちたから、切り石で建て直そう。いちじく桑の木が切り倒されたから、杉の木でこれに代えよう」(イザヤ 9:10)
イザヤがこれを預言した当時の状況は後で説明しますが、ノリエールが会った預言者はここから割れ目、テロリスト、壊れたれんが、塔、山から切り出された石、いちじく桑の木、針葉樹、叫び、預言という9つのハービンジャーについてひとつずつ話し、その証拠を示し、一番最後に驚くべき事実を教えています。では、最初の割れ目から始めましょう。
割れ目(breach, gap) は、旧約聖書のエゼキエル22:30、ネヘミヤ4:7、イザヤ30:
13などにあり、破れ口とか裂け目とも訳されています。城壁などにひびが入り、割れるとそこから敵が侵入しますが、古代イスラエルでは城壁の割れ目が崩され、アッシリア軍に侵入されました。イザヤが警告していたのに、イスラエルはれんがが壊されても、切り石で建て直せばいいと言い、自分の力で国を守れると思っていましたが、イスラエルは滅びました。
9・11テロは、世界最強を誇っていたアメリカの国防力に割れ目が入り、その隙間を狙われました。アメリカが今までハワイを除いて本土を敵国から攻撃されることがなかったのは、全能なる神が目に見えない垣根を置いていたからでした。9・11はその霊的な垣根が取り除かれたことを意味しています。
神はアメリカを見捨てたということでしょうか? 世界には国々がたくさんあるのに、アメリカはどうして古代イスラエルと同じだというのでしょうか? その答えはアメリカ建国の時に行った宣誓式までさかのぼる必要があるとこの本は述べていますが、その前に古代イスラエルの歩んだ道をもう少し見ていきましょう。
古代イスラエルは、紀元前8世紀に
は北イスラエルと南ユダに分裂し、どちらもアッシリヤ帝国に取り囲まれ、い
つ攻め込まれるかもしれない状況にありました。アッシリヤ帝国は今のイラクと同じ地域にあ
り、ギリシャやエジプトまでも勢力を伸ばしていました。
アッシリヤはBC732年から北イスラエルへ侵略を始めましたが、北イスラエルは神に立ち返ることをせず、イザヤが預言したように自分の力でアッシリヤに対抗すると言いました。その結果、北イスラエルはアッシリヤの二度の攻撃により滅ぼされ、住民は奴隷としてアッシリヤに連れていかれ、北イスラエル10部族は歴史からその姿を消してしまいました。
9・11テロが起きた日、私達はワールドトレードセンターのタワーに飛行機が突っ込むの見て唖然としました。燃え盛るビルから飛び降りる人や、がれきの中で埃にむせながら救助する人達の様子を見てショックを受け、アメリカはこのテロにどう反応するだろうと思いました。
アメリカ上院議員の一人は「我々が今まずすべき事は、連邦政府の援助を得てワールドトレードセンターを再建し、我々はテロを恐れていない、我々はテロに対抗して立ち上ったと世界に示すことだ」と言い、またニューヨーク市長やブッシュ大統領も「我々はアメリカを再建する。我々は政治的にも、経済的にも以前よりもっと強力な力を持つ国になる」と言いました。そして大多数の人がその呼びかけに賛成したと思います。
しかし、歴史上初めて本土を攻撃されたアメリカは怒りに狂い、報復や再建のために立ち上がる前に、まず静まってアメリカ建国の精神を思い起こし、これまで歩んできた道を反省し、神の前にへりくだり、人間の力に頼ってきたことを悔い改めるべきであった・・しかし、そうしなかったことは、古代イスラエルがしたことと同じだとカーン牧師は指摘しています。
1ドル札に ”We trust in God” (我々は神に信頼を置く)と印刷までしたアメリカが、いつの間にか神から離れてしまい、神に立ち返れ!という声を抑え、湾岸戦争ではイラクをクウエートから追い返したりしてアメリカは世界の警察官だと自分の力に頼ってきたため、この国に割れ目が生じ、そこを攻撃されたのでした。
北イスラエルは滅ぼされましたが、南ユダが残ったように、神はアメリカを見捨てられたのではなく、悔い改めて今からでも神との契約に戻るよう警告されたのが、この9・11であるとカーン牧師は預言者を通して語っています。忘れてならないのは、神は不信仰のアメリカを
裁く一方で、このテロで多くの人が犠牲になったのを悲しまれ、その家族を深くあわれみ、慰めと恵みを注いでおられることです。テロの直後、多くの市民は広場や教会に集まり、テロの犠牲者のため悲しみと嘆きの叫びをあげて神に訴え、祈りをささげましたが、それは神のもとに戻ったとしても一時的であり、国全体が神の前に悔い改めたのではありませんでした。
ハービンジャーの二つ目はテロリストです。アルカイダがテロリストであるのは明白ですが、アッシリヤの北イスラエル侵入とどうつながるのでしょうか。それは破壊的な武器を用いて組織的に敵を壊滅する戦略としてのテロがアッシリヤ帝国によって作られたからです。
またアルカイダが話すアラビヤ語は、アッシリヤよりも古い紀元前2、3千年にあったアッカド帝国のアッカド語からできたのです。アッシリヤ人もアッカド語を話していましたので、そこに共通点があったとこの本に登場する預言者は話しています。おそらくこの預言者はカーン牧師自身のことだろうと私は思います。
そしてイザヤ預言にある「れんがが落ちたから、切り石で建て直そう。いちじく桑の木が切り倒されたから、杉の木でこれに代えよう」ということと、9・11とのつながりはどうでしょうか。アメリカ経済の象徴であるワールドトレードセンターやペンタゴンが破壊されたことで、れんがが壊されたのはわかりますが、いちじく桑の木が切り倒されたこととは関係ないのではないでしょうか。ところが、9・11と大いに関係があるのです。その事を次週にお伝えしますが、れんがの代わりに切り石を使って建て直すと言ったのは、もっと頑丈な建物を建てるという人間の神への反抗の象徴だということです。

続く、、、、。

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