毎月投げ銭ライブという、ピンのお笑いライブをやっています。
元相方のR藤本さんや、現相方のいしいそうたろうさんとテレビに出さして頂いたり、色々させて頂いたけど、僕1人の力は何もなく、人気もない事に気付いた僕は、ピンでお笑いライブを始めました。
1人でツイキャス(ネットの生放送)も始めて、ツイキャスを見に来てくれてる人がライブを見に来てくれたりしました。
毎日ツイキャス、毎月投げ銭をやるうちに、新しいネタやトークが追いつかなくなってきました。
ファミレスに行ってネタを考えても何も思いつかない。
思いついても、こんなんじゃ駄目だとボツにして、また考え始めて思いついたらボツにして…
志だけは上がって行くけど、実力が上がってないから自分のつまらないネタを認める訳にはいかなくなってきてるんですね。
昔みたいにスッとネタが作れなくなってきている自分がいました。
そのうちに疲れて、ファミレスでイビキかいて寝てしまうという事になってきます。
ツイキャスでは自分の思いなど真面目な話を延々と喋り、投げ銭でもそういう話をしたいなと思ってやっていたのですが、お客さんとの温度差みたいなのも出始めました。
僕はツイキャスとかでは、練習の為とか、その話を忘れない為とか、新規の人もたまにくるので、同じ話を何回もする事が多いです。
ライブにはツイキャスをいつも見てくれている人が毎回来てくれるという有難い事になってました。
同じお客さんが多いので、出来る限り新ネタや、新しいトークを盛り込みたいけど、追いつかずに、今までやったネタを少し改良して披露する…
そうするとネタがウケる気がしなくてトークに走る…
いつもの癖で真面目な話ばかりを延々としてしまう…
と、先月、今月と悪循環が続いてしまっています。
正直、今月はもうお客さん来てくれないんじゃないかという不安もありました。
それでもなお、僕の駄目な所もわかった上でお客さんは見に来てくれました。
毎回来てくれる人がいる事は有難いし、勇気づけられます。
ですが、自分の自信の無さや、不安を隠しきれませんでした。
最近は、投げ銭だけでなく、色々な所で自分の駄目な所を露呈しまう事が多かったです。
厳密に言えば、露呈してたのは前からで、僕がそれに気づくようになったという事でしょうか?
数年前に
THOGO(トーゴー)」さんに出会い、1人ではどうしようもなかった僕と
「コロガキ」
というバンドを一緒にやってくれました。
でも、結局はそのコロガキもトーゴーさんのワンマンライブみたいになってしまい、活動も、ほぼトーゴーさんに任せっきり、人気もほぼトーゴーさんで、僕は相変わらずチケットが売れない…
そのうちにトーゴーさんは自分でアーティストをプロデュースするようになり、忙しくてコロガキどころではなくなってきました。
トーゴーさんがプロデュースしているアーティストさんに並ぶ熱意を提示出来なかったので、そらトーゴーさんもコロガキに向ける時間があったら他のアーティストに時間や労力を費やしますよね。
そのアーティストさんのライブにピンで出演させて貰ったりもしてますが、チケット売れない、ネタも滑るという地獄ぶりです。
結局、チケット代は、トーゴーさんのアーティストさんだったら見あった金額ですが、僕のピンネタを見るとしたら高すぎるとなってしまうんです。
自分の実力と魅力不足を痛感します。
投げ銭ライブが終わって、トーゴーさんと電話しました。
トーゴーさんから色々なアイデアを話して貰ったり、トーゴーさんが今やってる事を教えて貰ったら、僕なんか比べ物にならないほどの発想力や、しっかりとしたアイデアを考えていて、まだまだトーゴーさんという人間の底を図りかねていたなというのと
「自分のやりたい事に、純粋に、楽しみながら挑戦してる人なんだなぁ」
と感じて、自分自身はいつの間にか周りの評価ばかりにとらわれ過ぎていたんだなと思いました。
なので、しばらくツイキャスを休ませて貰おうと思います。
ツイキャスを辞めてしまうのは寂しいし、ツイキャスをやる事によって応援してくれた人も多いので辞めるとは言えないですが、しばらくは余計な事を考えずに、ネタ作りを楽しみたいと思います。
こういう想いを持っているので、そういった意味でも、SNSに
「僕は今、芸人としての岐路に立たされています」
と書きました。
次の日、ウーマンラッシュアワーの村本さんから電話があったので、何やろ?と思って電話に出たら…
「今ロサンゼルスにおるんやけど、ホームシックみたいなんになってもうて、寂しくて電話してん」
と言ってきたので
「そうなんですか…僕で良かったらいつでも電話して下さいね」
「おう、ありがとう…
ところで、ぴっかりは最近どうなん?」
「まぁボチボチ頑張ってます。
村本さんはどうですか?」
「今度英語のネタを披露するねん」
「村本さんは凄いですね。僕なんか、昨日ピンでネタしたんですけど、1時間ずっと滑ってましたよ」
「あぁ…SNSで書いてたな…芸人としての岐路に立たされてるとか…
大丈夫なんか?」
「見てくれてたんですか?
そうなんですよ…」
「でも、お客さん来てくれたんやろ?」
「10人ぐらいですけどね…」
「それは凄い事やで。いつも見に来てくれるんやろ?有難いやん」
「そうですね…」
あれ?
寂しいから電話したとか言ってたけど、そうじゃなかった…
SNS見て、心配して電話してくれたんや…
つくづく僕は、周りに恵まれてるなと思いました。
こういう人達がいてくれる限り、まだまだ頑張れるなと思いました。
僕も、こんな素敵で、凄い人達に追いつけるように頑張りたいと思うので、これからもよろしくお願い致します。
ふにゅ〜(;_;)