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みなさんは 「大迫半端ない」 という言葉が流行っているのをご存知ですか? 僕、実は知らなかったです(笑) 気になったんで調べてみました。 2018年6月19月 ロシアワールドカップ、日本対コロンビア戦 2対1で日本の勝利。 その決勝点を決めたのが大迫勇也選手でした。 その時、日本中が 「大迫半端ない」 と叫んだそうです。 そして、応援席に掲げられてる旗には 「大迫半端ない」 の文字が… しかも、そこに貼られている写真が大迫選手じゃないんです。 その人物は、大迫選手が高校時代に対戦した滝川第二高校の選手らしいです。 え!? 意味わからん(笑) もうこれは、調べるしかないという事で、調べてみました。 どうやら、滝川第二高校サッカー部は、昭和59年4月に、名将と言われた黒田和生前監督と、初代監督が必死で生徒を勧誘して作った部活のようです。 当時の生徒に聞いたらみんな 「全国に行きたいです」 と力強く語っていたそうです。 そんな生徒達に黒田和生前監督は 「少年の心を失わなければ必ず行ける。 少年の心とは、三度の飯よりサッカーが好きな心である」 と言ったそうです。 そして何と、その2年後に滝川第二高校サッカー部は、全国大会の切符を手に入れました。 それからは、優勝こそ出来ないものの、全国大会常連校になります。 そんな名将黒田和生監督が2007年退任。 監督は栫裕保(かこいひろやす)監督に変わり、生徒達と一生懸命全国を目指しましたが、2008年は全国大会進出を逃してしまいます。 その悔しさを忘れずに、キャプテンになった中西隆裕選手と共に奮起して、よく年2009年、第87回高校サッカー選手権大会に全国大会出場! 中西キャプテンは、どんな時も笑顔でプレーするというのを心掛けていたそうです。 大会直前、県大会では主力で活躍していた栗本悠斗選手が骨折し出場出来なくなりました。 しかし、そのハンデを乗り越えて準々決勝ベスト8まで駒を進めます。 栗本選手はスタンドで応援。 そんな、出たくても出れない選手がいるからこそ、笑顔でプレーしようと決めていました。 対戦相手は、高校No.1ストライカー大迫勇也選手率いる鹿児島城西高校。 後半19分の時点で6点を入れられ、0対6という絶望的な展開になってしまいました。 それでも栗本選手をはじめとした応援団は一生懸命応援しました。 その応援に応える為に、選手は諦めずに攻め続けて、何とか2点を返すものの2対6で試合終了しました。 選手達は、応援してくれた人達に挨拶に行きました。 栗本選手はスタンドから 「よかったぞ!よかったぞ! 全員良かったぞ! ナイスディフェンスやぞ! ありがとう!」 と一際大きな声で、泣きながら声をかけました。 それを見て、思わず大泣きしてしまう中西キャプテン… そして、試合後のロッカールーム… みんな悔しさで泣いていました。 そして、中西キャプテンがみんなに 「もう泣かんとこう!」 と声をかけました。 更に、中西キャプテンはみんなを和ませようと思って、冗談めかしてこう言い出しました… 「大迫半端ないって! あいつ、半端ないって! 後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん! そんなん出来ひんやん普通! そんなん出来る!? 言っといてや!出来るんやったら! (大迫選手の気持ちを代弁する感じで)新聞や…全部新聞や… 撮られたし… また一面やし… またまたまたまた2ゴールやし… 1パツ(1ゴール)にしとけば良かった! 1パツに! …大迫上手いなあ〜! どうやったら大迫止めれんねやろ?」 と、こんな楽しい内容にチームメイトからは笑いが溢れ出しました。 すると栫監督が 「あれは絶対全日本入るな(日本代表に入るな)」 と言い出したので 「入りますね!」 と返事… 更に栫監督は 「俺、握手して貰ったぞ!」 と言い出して笑いを取った後に、こう続けました… 「鹿児島城西を応援しよう!」 それに、チーム全員が 「はい!」 と返事… 実は 「大迫半端ない」 の言葉の裏には、こんなドラマと、こんなに気持ちの良い会話が行われていたんです。 栫監督は最後にチームメイトにこう言いました。 「格好良かったよ。 最後まで一生懸命点取りに行った姿は、非常に格好良かった。 それと、ベスト8までこれた。 上手くもないし、強くもないし、努力だけで本当ここまでこれた。 これにも俺は感謝したい。 …この字、3画足らなかったな。」 監督が広げた旗に記されていたのは 「成」 の書きかけの字でした。 実は、成という字の完成を目指して、勝つごとに一画ずつ加えていました。 「この字をよく目に焼き付けて、あとの足らない3画は、時期は違うと思うけど、3年生は一生かけてこの 「成」 を完成させて下さい。 今からスタートだから。 みんなの人生長い。 今からスタートするんだから、絶対忘れないように。 これは滝二サッカー部の宝として、ずっと飾る。 選手権トップチームを本日、解散する」 そんな滝川第二高校サッカー部が応援した鹿児島城西高校も、決勝で敗れて準優勝でしたが、鹿児島城西高校の大迫勇也選手は、その後ワールドカップの日本代表に選ばれ、日本を勝利に導く決勝点を獲りました。 その時に、日本国民が 「大迫半端ないって」 と叫んだんです。 そして、栫監督率いる滝川第二高校サッカー部は、その2年後に、高校サッカー選手権大会を創立以来初めて、全国優勝しました。 あの時完成できなかった 「成」 という字は、後輩達によって完成されました。 負けてしまいましたが、その時の努力と、思いやりの精神を持って卒業した生徒達は、きっと自分達の人生の 「成」 を完成させている事でしょう。 僕はこう言いたいです… 滝川第二高校サッカー部も、半端ないって! |

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