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私は美少年が好きなので、美少年と暮らしています。
名前はアドニス、、、美の女神アフロディティと恋をして、アフロディティの男に殺されてアネモネの花になるギリシャ神話の美少年の名前がアドニスです。
それで私の同居人も、その名前にしました。
アドニスは 毎朝六時半になると、目覚まし時計のように、散歩に行こうと庭から甘え声を出します。そうアドニスは我が愛する犬です。
実は家の中にもう一匹チワワがいます。名前は「もも」白黒ですが手足や、おなかがピンクでかわいいので「もも」としました。まずアドニスと暮らすきっかけとなったお話しをします。
子供の頃から犬のいない生活をしたことがありません、母が大の犬好きでいつも我が家の庭にはいつも犬がいました。犬は犬屋さんから買うことはほとんどなく、アドニスの前に飼っていた犬は、道に捨てられていたあまりにかわいい白い犬を家に連れ帰り、「しろ」、、となずけた犬でした。六ヶ月ぐらいまでは本当にかわいかったのですが、大きくなったらかなり不細工な犬になり、ちょっとがっかりしました。
我が家のそばに砧公園がありそこが、散歩コースです。
朝はたくさんの犬が散歩にやってきます。ほとんどが血統書つきのいい犬で
めったにいない素敵な姿をしている犬もいます。たいてい名前も洋風で、「本当の名前はアルフレッドなんだけれど「アル」と呼んでいるのよ。」我が家のように「しろ」なんていう昔のような名前の犬はめったにいません。。
娘は散歩につれってって「この子はバリーというの、何というお名前」と聞かれ「しろ」と答えたものの「あら、、まーそのまま」といわれ恥ずかしかったといいます。(犬なんて「しろ」「ぽち」「くろ」、、でいいと思うけれど、、、。)
「しろ」は病気もせず、18歳まで生き、ある日いないと思っていたら、縁の下の見えないところで死んでいました。
しろのあとは、一生に一度くらい犬屋さんから買ってみようかと、小柴が欲しかったので、随分探しましたが、なかなか予算内のいい犬がいません。
そんな時 ソーセージ屋さんに「子犬」あげますという張り紙を見つけました。
何でもお客さんの家で、飼えない子犬がいるというのです。早速翌日ソーセージ屋さんの前で待ち合わせしました。
小学生くらいの少年が茶色い犬を引っ張ってお母さんとやってきました。
「多摩川に何日もくくられて捨ててあったのを、主人が拾ってきたのですが、
今いる老犬をいじめてしまうので、残念ながら飼えないんです」
よく見ると子犬は5ヶ月ぐらいに見え、手が太く大きくなりそうです「もっとかわいいのがいいな」と娘が耳打ちしました、たしかに口の周りが泥棒のように黒くって、、ちょっとおっさんのような顔をしています。でもとても賢い顔をしていて、私は気にいってしまいました。が犬を引いている少年に「 もらっていいの」と聞くと、とても困った顔をしました。あきらかにくれたくないのがわかりました。きっと少年のいい遊び友達になっているのでしょう。
「じゃ考えてお電話します」
電話でお母さんと話して、生木を裂くように、少年から犬を取り上げるのはしのびないので、少年がいいといったら連絡をもらうことにしました。
次の日曜日お父さんとお母さんと一緒に少年は犬を連れてやってきました。「もらっていいの?」「ウン」と明るく答えました。「いつでも見れますよね」とお母さん。庭にいるので、いつ来てもみられるし、また散歩につれっていってくれてもいい、、という約束で、少年から犬をもらいました。
我が家にきた犬は、、変に落ち着いていて、じーと人を、、、にらみます。手を出すと今にも噛み付くように「うー」と唸ります。子犬らしくじゃれたりしません。この子はオオカミの血がはいっているかな、と思う程です。「うー」と唸ると「いけない」といって何度も叱り、叱るとその分かわいがりました。そのうちやっと唸らなくなりました。それに水がとても嫌いで、庭の水撒きが始まると飛んで逃げます。お風呂はそれこそ唸って噛み付きそうにします。川辺につれってってもよその犬は大喜びなのに、けして入りません。捨てられるまで、かなりいじめられていた気がしました。気が強い賢い犬なので、、犬を飼い付けない人が飼って躾けが出来ないまま、扱えなくなり、そのうち無茶をする子供を噛んだりして捨てられたのかもしれません。こんなに水が嫌いなのは河になげ捨てられたのでしょうか。
庭先でおいしい犬のおやつをやって、首輪を押さえて、嫌いなお風呂につれていったら、次からはおやつをやろうとしただけで、けして近かづかなくなりました。とにかく利口です。
名前を考えました。見たところイメージは「ぽち」。
でも今度は名前だけでも横文字の血統書付きのような名前にしてみることにしてみました。そこで美少年のようにかわいくなりますように、、、の願いもこめギリシャ神話の本を探して美少年アドニスの名前をもらうことにしたのです。
しかし困ったことに犬を呼ぼうと庭にでたもの毎回名前を忘れてしまうのです。また部屋に戻って本を開いて、、、「アーそうそう、アドニスか。」。
仕方なく大きくアドニスと壁に書き貼りました。公園でもなかなか覚えてもらえず。「アド」でもいいこととしました
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