|
我が家のトイレには、地震の心得というプリントが貼ってあります。
11年前に亡くなった姉が阪神淡路大震災のあと、自分のためと、塾生のために書いた物です。「貴女にもあげるは、、」と私にも一枚渡してくれました。塾の掲示板にはずっと貼って、、、でもしばらくしてぼろぼろになると、コピーして又私が貼って、、でも若い人はどれだけそれを真剣にみているかかわかりません。私は毎日、、手書きの姉の字をみると、几帳面で何でも考えに考えて実行していた姉を身近に思い出します。
私は姉のこのプリントに沿って、非常持ち出し袋を作ってあります。
私は耐震診断普及会の仕事で、各地で行われるセミナーの司会をしていますが
昨日は多摩地区で行われました。セミナーの講師は東大の名誉教授 溝上恵先生と
阪神大震災で地震を経験され市民防災の研究をしてららっしゃる中浜慶和さんです。
溝上先生は「忍び寄る首都圏直下の大地震」というタイトルでお話しされました、、、。
そういえば数年前は「直下型地震は来るのか?」と言うニューアンスのタイトルであった気がします。
いくつか起こる可能性の地震はあるが、規模が大きく被害も甚大となる可能性の高いのは、M7.3東京湾北部直下地震でるといわれていて、夕方で風速15mだと11000人の死者がでるといいます。
セミナーに見える方々は、手を挙げて頂くと8割方非常持ち出し袋などを用意されている、地震の関心の高い方々ですが、、アンケートの答えに自分は死ぬことはない、、と言う自信のある答えも少なくありません。面白い現象です。自分は大丈夫、、人は思いたいのでしょうしそうでなければ心配で生きていけないかもしれません。
中浜さんは東京に出張中で、地震のあと京都までは新幹線で帰れましたが、そのあとはタクシーも途中からはいけなくなり、自宅に帰り着いたのは夕方、、一軒先まで家は皆焼け落ちご家族も避難所に避難されていたといいます。
中浜さんは 地震の時は3秒が、命の分かれめといわれます。
とにかく頭を守る。自宅では倒れてくる物で頭を打たないようにする、、。屋外ではバッグでも手でも、、。そして落ち着いて、、皆が大声を出し走り出す方とは逆を行く、、。
中浜さんのお話は具体的で、わかりやすいです。一度は沢山の方々にご両人のお話を聞いて欲しいともいました。3時間近く行われる長時間のセミナーですが、誰もお帰りにならない、、面白いと言ったら語弊がありますが、興味深いお話です。
命が助かることが一番、、でもそのあとは精神的に自分を支えるのが大変だと言われています。
私は非常持ち出し袋に自分の好物を入れることをおすすめしています。
大好きなチョコレートがしのばせてあったら、、。ご主人のためにウイスキーの小瓶がはいっていたら、、。きっとすさんだ心を支えてくれるはずですから。
|