出産

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出産 10

絶叫に値する全ての作業が終わり…

やっと我が子が私の元にやってきた。ダンナもやってきた。

よく、「生まれてきてくれてありがと〜!」「がんばったね〜!」

と出産直後に声をかけているのをテレビなんかで見るけど、

なにも出ない…声も出ない…。

ほわ〜、って感じ。

生まれたばかりの我が子はちっちゃくて、

毛むくじゃらで、ふにゃふにゃしている。

さっきまでお腹にいてごにょごにょしてたなんて、不思議。

そう、とにかく、不思議だった。

そして、ホントに毛深くてびっくり!

ダンナの後日談、初めて対面したときはかなりショックだったそうな…。

それもそのはず、私の場合、産道がとっても狭く、なかなか出てこれなくて、

そのうちに心音が下がり危険だったため、吸引したから、

我が子の頭はすげ〜なが〜くなってた。

その長い頭を見たらショックで、ちゃんと治るのかとかなり心配になったらしい。

でも放心状態の私にそれを伝えることもできず、ただ「よくがんばったね〜」と

ぼそっと言い、その後だいぶ悩んだそうである。

私にそのことを打ち明けたのもつい最近。

引っ張られたところは、一ヶ月くらいしてやっと治った…。

出産 9

無事?出産したはしたけどここで終わりじゃもちろんない。

見たくもない胎盤を見せられ、ちょっとだけ我が子と私に対面し、

私の処置のためダンナはまた退出…。

そう、キズを縫う。

確か二カ所やったってことは二カ所縫うの…?

いや、麻酔があるさ!

しかし足ががくがくするし疲労困憊でなにがなんだかわからないのに

まだ「足は閉じちゃダメ!もう少しのがまんよ!」と叱られる…。

チク、チクって、円を描くように針を刺す感覚。

待ってました、麻酔!

って終わると同時にグサッ、つつぅ〜っという感覚。

!!!

間違いない、縫っている…。

麻酔、全然効いてないんですけど!!

そんなことはお構いなしに、縫う、縫う!

出産経験のある友人は下手すると、この縫っているのも分からなかった!という。

ウソや…みんなで私をはめようとしている…?

と思うくらい、先生の全ての所作が分かり、つつぅ〜って引っ張られるのが

絶えられない!!

ついに「痛いっ!痛いっ!」とわめき出す始末。

30過ぎてるのに…いい大人なのに…。

あんなに人前で痛い痛いとわめき散らしたことはない。

そのうち声も出なくなり、足がますますがくがくし始めた。

一カ所目が終わっても、もう一カ所。

悪いことに二カ所目はかなり奥…。

吐きそう。

もしかしたら生むときよりも痛いかも!!勘弁して!!

そしてやっとこさ縫合が終わり…

「じゃちょっとおシリね〜」

はっ!?なに、おしりって!!

その瞬間…!!!!!!〜!!

先生、許して下さい…。

出っ張りを修正してくれたのは分かったけど…もう、ダメ。

どうして気絶しないの!?私!!

出産 8

とにかく痛くてなにがなんだかわからない。

特に赤ちゃんの出口の当たりではなんだかわからないけど

すごい違和感。

先生、そこで何してるの??なにこの違和感?

痛いとかじゃなく、違和感。

もしや思い切り先生の手が入ってる??

見えないからさっぱり分からない。

そうしてるうちに

「引っ張るよ引っ張るよ!!」

何を?

「さぁこれで最後だと思って思い切りいきめっ!!」

もはや命令…。

その最後いきんだかいきんでないのかわからないけど

なんか出たっ!!

…ダンナは??

「出たよ〜!赤ちゃん出たよ!」

…あぁよかった…あれ?鳴き声聞こえないぞ?

へその緒は切らせてくれるのかしら?

「ほらぁ、元気な男の子だよ〜!」

って私の横に看護師さんが連れてきてくれた。

あぁ、よかった…出た…って、え?

ここにいるってことは、へその緒切れてんの??

ええ〜!!

でも、まだ泣かないの!?

…ってしばらくして泣いた。よかった。

破水してから賞味20分。早いのか遅いのかはもう分からない。

あまりの戦場ぶりに、足ががくがくする。

それでも足は閉じられない。


しばらくして誰かが

「あれ…ダンナさん、立ち会いだったっけ…?」

一同、絶句…。

そして急いで呼ばれたダンナ。

立ち会いも、へその緒切りもできなかったのを気にしてか、

助産師さん、「これ、胎盤よぉ〜」って持ち上げて見せてた。

私だってちょっと遠慮したいしみなかったのに。

ダンナ、絶句…。

出産 7

出産に際しての心配事はいろいろあったけど、

その中で破水や陣痛に気づかなかったらどうしよう…ということ。

陣痛は気づかないことはないって言われてるけど、

いろいろネットで見てみると、破水は気づかない場合もあるらしく…。

入院前はトイレに行くたび、お風呂に入る度、破水?破水?とびくびくしていた。

実際分娩台の上で破水してみて…。

あれは気づかない訳がない…と思った。

多分、今回の、あの破水に限り、だと思うけど。

ちょっとずつちょろちょろ破水も在るらしいので、それだったら気づけない自身がある。

でも今回の(?)破水は、どばぁ〜っと出たのでビックリした。


そしていきなり始まった分娩。

あれ?あれ?と思っているウチに、看護師さんに上体を持ち上げられ、

「はいっ、長くいきんで〜!!」

先生は

「硬い便するときみたいにっ!長くっ!」

いろんなトコから怒号が聞こえる。

長くいきんで!目を開けて!!足開いて!!

仕舞いには負けるな!逃げるな!と励まされ(?)、ほぼパニック。



…思い描いていた、モニター見ながら、

「はい、次の痛みが来たらいきむよ〜、はいいきんで〜!」

っていうのじゃないんだもん…


で、パニック。

そのうち、「スタッフ全員集めてっ!!」「心音心音!!」

ええ〜!?


一番びっくりしたのが、先生がある看護師さんに

「乗っかって、押して!!」って指示したら、

「え〜、私押したことないのでわかりませ〜ん」と言った方…。

パニックになりながらもその人の顔二度見しちゃった…。おいおい頼むよ〜。

すぐベテランさんがきて、私に乗っかって押したからよかったものの、怖かった…。


そしてもう一つ怖かったのが会陰切開。

私の知ってる限り、「出産の痛みでいつ切られてるかわからない」はずだったのに、

ザクッってめった切りされたのがばっちりわかった!

「いたいっ!!」と叫んでしまった…。

しかもあまりの痛さに私がビックリしたため、先生がねらいを外し、

もう一カ所切られるハメに。

痛い…痛すぎる。むしろ「痛い」という単語では表しきれない。

出産用語で「痛い」に匹敵する違う単語を作り出して欲しい。



だから怖かったんだ。

セオリー通りに進まない。マニュアルがない。人それぞれ。

それが出産。

だから怖かった…。


そしてなぜこんなに痛いのに気絶しないんだろう…

そんなことを考えながらお腹をボンボン押されていた…

出産 6

昼には会えるって言ったのに、12時がすぎ、

一時になり…。

相変わらず陣痛の間隔は5分以下にはならず。

おかしいなぁ。

二時過ぎ、助産師さんが、「そろそろ先生に診てもらおうね」って。

内診中はダンナは同席できないので病室に戻ることに。

「内診終ったら、呼びますから」って退室させられた。

怖い。

先生の内診は…痛い。

もちろん自分で見れないので何してるのかはわからないけど、

とにかく痛い。

怖いなあと思って内心されてると、

じわ〜…。

破水した。

そっから一気に事態は急転。

「あっ、破水した!始まるね。始まるよ」

始まる??始まる??

ダンナは?立会ですよ、へその緒切るんですよ〜。

って思ってる私をよそに、足にはカバーが被せられ、

「始まるからね、がんばってね」

って励まされる。

ダンナはぁ?

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