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坂の上の雲 第1部 (NHK)2009 ★☆☆☆☆☆ なんか勘違いしていやしませんか? 息子が楽しみにしてみているので、お付き合いで見ています。 NHKが力を入れて作っているだけあって、豪華なキャストとテレビドラマにしては、気合の入った作りに感心します。 昨日第1部が終わったわけですが、毎回、見終わった後は不愉快な気分になります。 なぜ今『坂の上の雲』なんだ? なぜ日露戦争なのだ? NHKは何がしたいんだ? そんなもやもやした気持ちで一杯になります。 僕好きな本木雅弘や阿部寛、香川照之を初めとして、今日本の役者で集められるだけの役者を集めているではありませんか。 脇を固める役者の豪華なこと。 NHKが全国網と権力にあかしてかき集めたと言う感じではないですか。 米倉斉加年さんまで出演しているじゃないですか…。 にもかかわらず、この好戦的な内容は何ですか? 不況で自信をなくしちゃってる日本人に元気と自信を与えようと言うのでしょうか? だとすれば、どこか間違っているんじゃないかと思います。 明治はよかった。 あの時代のように雄雄しく生きろ。 力強く世界に羽ばたけ。 国際社会の中で生きていくには力の外交が大切だ。 軍備に裏づけされない外交は外交ではない…って、本気ですか、司馬遼太郎さん? そりゃ、帝国主義の跋扈していた明治期が舞台なんだから、そういうセリフが飛び出すのも分かるけど、あくまでこれは現代のテレビドラマ。 現代の視点でドラマ化してるわけですよね。 まるで清やロシアを劣等国家のように描いているこの番組、なんだか自慢ばかりしているような気がして、なんだかとってもいや〜な気分になります。 こんな夜郎自大なテレビ番組で満足してたって、貧困問題は解決出来ないんじゃないかな。 それに、結局のところエリートばっかり出てくるんですよね。 所詮庶民には関係ない話ばかり。 明治期という現代とも深いかかわりのある時代を、まるで戦国武将の合戦絵巻のように描いてるところも嫌ですね。 その昔、明治期を描いた大河ドラマに『獅子の時代』なんていう傑作があって、ボクなんか感動したんだけど、『坂の上の雲』はひどいですよ。
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今でも軍事力は外交力に比例しますよ。北朝鮮なんて核が無ければ
誰も相手しないでしょ?
しかしホント酷いですよね、4回目の放送なんてまるで日本が負けたかのような演出するし、後半なんて日本軍が悪者みたいな感じで占領してる雰囲気だったし 一体何を考えているんでしょうかねぇ
2009/12/28(月) 午前 11:41 [ taro ]
taroさんありがとうございます。
『坂の上の雲』についての感想をブログ等で見ると、おおむね好評のようなんですが、なぜか僕の周りでは評判が悪いんですね。
いくつかの批判的な感想は「司馬遼太郎が描こうとした、毅然たる明治の軍人の姿を歪曲している。」と言ったものがほとんどでした。
軍事力と外交力については現実にはそうした側面もあることは当然かとは思うのですが、その先の理想も語りたいところであります。
2009/12/28(月) 午後 4:08
現実を無視した理想によって、第2次世界大戦は、負け戦になりました。そして今また、空想につっぱしっていっています。
2009/12/29(火) 午後 8:54
オノコロさん、コメントおよびトラックバックありがとうございます。
やはりこのドラマいろいろな側面で多くの問題があるようですね。このドラマを見た普通の人はどんなことを感じるのでしょうね。
2009/12/30(水) 午前 10:52
「ええ??」と思いつつ、軍人も日本もやっぱりそういうものだからな
と思って、通り過ぎていると思います。
ドラマ全体の演出はうまいですし、喝采すべきところもたくさんあります
ので、そっちにひっぱられて、目くじら立てるほどでもないかと、
思うはずです。
第3・4・5話を通してみて、どういうメッセージになっているのか
検証しています。
2009/12/30(水) 午後 0:11
オノコロさん、年が明けてからで申し訳ありません。
トラックバックにあるとおり、清に対する正岡子規の母の言葉や、従軍記者のくだりは、あのドラマの中ではやけに浮いた感じがしました。
やはり、原作にはなかったのですか…。
2010/1/5(火) 午後 8:24