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黄色い本 (高野文子) ★★★★★☆
漫画
『チボー家の人々』を読んでいる女の子のお話。
高野文子はいいんだよね。
何度も繰り返して読みたくなっちゃう。
僕たちの世代か、もう少し前の世代を描いているんだろうな。
『チボー家の人々』と自分の生活を重ねて読んでいる少女の日常、高校を卒業して就職していくのが普通の少女の日常が描かれています。
あからさまなストーリーがあるわけではありません。
ちょっと読んだだけでは意味が解らないんだけど、独特の雰囲気があるんだよね。
ラストの二作が好きです。
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最近読んだ本
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題名どおり最近読んだ本です。☆〜☆☆☆☆☆☆で勝手に評価。
もちろん☆6つが最高です。
言うまでもなく、私ので独断と偏見ですから。
もちろん☆6つが最高です。
言うまでもなく、私ので独断と偏見ですから。
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論語 中 (吉川幸次郎) 朝日新聞社 ★★★★☆☆
漢文の勉強のつもりで、「論語」をぽつぽつと読んでいます。
1日15分のノルマ(なかなか実行できないけど…)白文を写して、書下し文を基に訓点を施し、10回ずつ読んでいます。
どのくらいかかって三分冊の文庫本の一冊を読み終えたのかな?
読み始めを覚えてないんでわかりません。
半年まではかかっていないだろうけど…。
「論語」なんて、為政者が自分の都合の良いように使う本だろうと思っていたけど、中にははっとさせられるものも少なくありませんでした。
もっとも、「はっ」としたときに、その部分を記録しておかなかったんで、どこに「はっ」とさせられたのかも忘れちゃった。
下巻は「はっ」とさせられたものに赤丸でも打っておこう。
(と思ったら、下巻は息子がどこかに持って行っちゃった…。)
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かかし (シド・フラウシュマン文 ピーター・シス絵 小池昌代訳) ゴブリン書房 ★★★★★☆
絵本
一人ぼっちの老人が案山子と心を通わすことから、次第に人間とも心を通わせることが出来るようになるというお話。
最初は案山子との交流だけの話だと思っていたから、後半、身寄りのない青年が登場して吃驚しました。
この青年は案山子の分身なのかなとも思わせるような不思議な展開。
なかなか良い絵本でした。
ただ、絵はそんなに好きになれなかったけど。
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ゴリオとヒメちゃん (アンソニー・ブラウン作 久山太市訳) 評論社 ★★★★☆☆
絵本
不思議な魅力がある本でした。
友達のいないゴリラに、友達として小さな子猫があてがわれます。
二人は仲良し。
ある日イライラが募ってテレビを壊してしまったゴリラ。
その罪をかぶってあげる子猫。
それだけの話しなのに、心惹かれます。
なぜゴリラがイライラを募らせたのか、そんなことは殆どか描かれていません。
それでも、「そうそう、そんなことってあるよな。」って思わせるし、「そんなときこそ、友達甲斐って感じるもんだよな。」って、子猫の気持ちを、ありがたいと思うのです。
途中、2か所だけ絵のタッチが変わるところがあるのも不思議。
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ドミトリーともきんす (高野文子) 中央公論社 ★★★★★☆
漫画
とにかく高野文子は絵がうまい。
とにかく絵がうまい。
先日、何かの書評でこの本のことを知って、読みたいと思っていたら、愛知県美術館の1Fの美術書店で平積みになっていた。
美術書の専門店においてあるあたり、さすが高野文子なのです。
著者の略歴を見たら看護師をしながら漫画を描いていたっていうんで驚きました。
まあ、今まで知らなかったってことの方が、ファンの方にとっては驚きでしょうが。
で、この本は、科学書の読書案内的漫画。
朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹らが一緒に下宿に住んでいるという想定で描かれた読書案内的漫画。
日本の科学創成期の4人の人物を描くには高野文子のレトロなタッチはピッタリ。
読書案内が主目的だえるため、『るきさん』的ユーモアは少なくなっていますが、どこか飄々とした雰囲気は高野文子独特のもの。
もう一度、彼らの科学書を読んでみたくなりました。
かつて学校図書館には彼らの少年少女向けの科学書が並んでいたものだったのですが、今は安っぽい漫画やミステリーが幅を利かせているのが残念。(いや、その安っぽい漫画やミステリーも好きなんですけどね…)
もう一度、科学書にも光を当てたいものです。
たぶん、高野文子も同じことを考えたんだろうなぁ。
さて、2015年の12月31日も夜10時を過ぎました。
では、皆さん、よいお年を。
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