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ラマダン考PartI では、本来のラマダンの意味、目的等からご紹介しましたが、PartIIでは、「じゃあ実際はどうなんだぁ」ラマダンについてリビールします。
ドバイは毎年新来の外国人住人が増え続けていますので、UAEの英字新聞ガルフ・ニュースでは親切に非ムスリム、外国人住民用に「ラマダン中の心得、注意事項、奨励事項」等をチャンと発表してくれます。
ムスリム用にもラマダン中一ヶ月、毎日5回のお祈りの時間表をPDFファイルでダウンロードできるようにオンライン版にアップロードしてあります。
また、各ホテル、レストランでの毎晩のイフタールブッフェ案内の記載しています。安いところで一人900円から最高11000円程。
現在ドバイ地域では日の出は4時40分ほど、日の入りは午後6時14分ですから、朝4時半から夕方6時過ぎまで断食をすることになります。 まだ日が長いので大変です。
伝統的には、断食明け最初に食べるものは、ナツメヤシとお水。空っぽの胃袋に優しい上、栄養満点でハイカロリー、甘くて美味しいナツメヤシと水分、と言う科学的な裏づけのある理に適った食事法です。
それでラマダン中は大量のナツメヤシが消費されます。
日中の断食が辛いのと知識不足の勝手な誤解から、断食明けと同時に通常以上の特別料理を大量に、特にも甘いナツメヤシやアラビックスウィーツをドッサリ夜遅くまでと朝早くにも食べ続けますから、ムスリム達は平均5キロは太る!
というラマダンの皮肉現象がムスリム達の悩みです。
ただ、勿論ホントに真面目なムスリムも多く、暴飲暴食せずに質素に過ごす人達も沢山います。
ラマダンの精神は慈悲、施し、許しと寛容、清めと祈りですから、一般家庭では毎晩沢山のご馳走を作り隣近所、知り合い友人達、普段は招かない会社の同僚等々、誰と無くお家に招いてご馳走します。
また、地域のモスクではお祈りに来る人々に無料で食事を出します。
ラマダン中には食べ物を残して捨てず、貧しい人達に寄付しなければならない、と言う教えですから、あちこちの低所得者達もご近所からご馳走を分けてもらうことが多いです。
レストランは日中は閉めていますが夜を通してラマダン特別メニュー、イフタールを用意しての商売繁盛。年間総売り上げの15%はラマダン中の一ヶ月で稼げるのが一般的です。
同じくラマダン セールで小売店も書き入れ時です。
労働時間はムスリムも非ムスリムも全て一日6時間に短縮されますので、交通ラッシュも時間がズレます。 ラッシュのピークはラマダンの夜を遊び歩く午後11時半。連夜のラマダンパーティーは夜明けまで続く事がしばしば。
ショッピングモールは午前2時まで営業。
断食の禁欲ムードとは別に、ハッピーラマダンの活気ある商売繁盛書き入れ時にみんな大喜びです。 ムスリム様様とインタビューに答えた商店主がいました。
映像 (ガルフニュースから転用)
トップ:モスクから提供される無料のイフタール
中: ホテルレストランではラマダン プロモーション
下: アラビア料理 ムタッバル =焼き茄子と練りごま油、ガーリック+レモン汁ミックスのディップ
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私が聞きかじりで覚えていたラマダンとは、様子が随分違っていました。ラマダン一緒にするの、胃は悪くなりませんか。
2006/9/27(水) 午後 5:14 [ - ]
どくだみさん。 そうでしたかぁ...くら〜いイメージでしたか、ラマダンって?? ワタシは腰以外は馬鹿みたいに健康で頑丈なんです。壊れた事無いです。 腰はチョッと心配ですが...
2006/9/27(水) 午後 5:31
どうもラマダンの意義と 昼間は断食 ・ 夜は暴食(?) の実際とが、ピンとこないのですが、彼らは そこに何の矛盾も感じないのでしょうか?(たとえば、宗教法が社会の法となりうるように、きわめて現世重視の宗教〜クルアーンの神は 極めて超越的で 厳しく人間に照射してくるものですが〜ですから、このラマダンの現実は当然だと考えているようにも思えます。「質素型」の人々もいるということですが、彼らは これをどう考えているのでしょうか? 合掌
2006/9/27(水) 午後 6:04 [ kyomutekisonzairon ]
こりゃ、日本の正月、ベトナムのテトなんかと同じような風景と考えていいのでしょうか?フツーに生活してる人にとっては。
2006/9/27(水) 午後 9:04
ラマダンの理想と現実(笑)は聞いたことがありますが、このような具体的な話を聞いたのははじめてでした。私がムスリムだったら、絶対に太るタイプです・・・。
2006/9/28(木) 午前 2:58 [ - ]
信仰のことは別として、文化は変化するものやね。仏教用語でも、今やまるで逆の意味に使われること 多い。
2006/9/28(木) 午前 5:00
kyomutekisonzaironさん。ムスリムは基本的には大変に個人主義です。「神と私」の直接関係においての信仰が基盤です。従いまして他人の事には口出ししないのが一般的です。他人の動向にはチョッカイ出さない口出しないことが多いです。ムスリム世界は大きな二重性、ダブルスタンダードとも言えますが、極めてプラグマティックであるとも言えます。そこを攻撃するのが少数原理主義ですが、教えの原理が主義なので、正面攻撃は矢張りしにくでしょうね。
2006/9/28(木) 午前 5:02
ラマダン中は 確かに ここサウジでも 夜が にぎやかになりますね、ただ 旅行者は 免じられているので わざと 旅行すね人もいますね
2006/9/28(木) 午前 5:03 [ 建築や ]
低人さん。そう、ムスリムにとっては御目出度い月でお正月気分です。非ムスリムにとっては何かと不便で文句を言う輩は多いですが、仕事を提供し儲けさせてくれるホスト国ですから、一年のうち一月くらいは慎むのもいいです。お給料は変らず労働時間短縮になる訳ですし。ご馳走もしてくれますしね。
2006/9/28(木) 午前 5:06
ぐーせんbさん。 アラブ人と言うのは宗教を問わず実によく人生の楽しみ方を知っている人達だと思います。実際に寄付も寄進もチャリティーも良くし、よく食べ、星空の下でよく語り、水タバコを楽しみ...面白いです。
2006/9/28(木) 午前 5:11
風雲水さん。 ホントですね、ワタシもムスリム達をよくからかいます。「1000年近くもズット交替の一途じゃないの...昔の方がずっと高貴で文明的だったじゃない、どうしたのぉ?」と言ってやると、真剣に反省し悩んじゃったりするのでカワイイとこあります。 いまマジに変ろうとしている。その先頭がドバイとも言えると思います。
2006/9/28(木) 午前 5:16
htkm4122さん。そうね、休暇取る人多いです。昔は欧米へ遊びに行ってましたが、最近はドバイへも来ますね。 夫々の個人の判断に任されるので断食する人しない人、いろいろです。他人のことには口出ししないようです。
2006/9/28(木) 午前 5:22
なるほど、、より詳しくお勉強になりました、、
2006/9/28(木) 午後 5:42
マリリンさん。アリガト。いろいろ面白い事沢山あります。
2006/9/28(木) 午後 5:57
建築屋さんのラマダン読んだ後こちらに来たらやっぱりラマダンでした♪うーん、ラマダンの教えそのものは素晴らしいですね。ちょっと仏教にも似てる気も・・・
2006/9/28(木) 午後 7:09
とんぽ〜ろ〜さん。 ゴメン、ラマダン尽くしで...チト他の事も書きますです...何聞きたぁい??
2006/9/28(木) 午後 10:21
この記事を読んでいたらナツメヤシが、やたらおいしそうに思えてきました。私もラマダンしてみたいなあーっ。やっぱり現地で生活して勉強してみないと、わからないことはたくさんあるよなあ・・・。あっ、そういえばムスリムというのはみんな昼型生活ですか?
2006/10/1(日) 午後 2:33
ActAngelさん、こんにちは!ナツメヤシは確かに美味しいです。 ムスリムといっても色々いるからね、一概には言えないけどドバイ辺りの地元のアラブ人は朝早くて夜も遅い。昼間はゆっくりお昼食べて、食後はお昼寝。夜はお出掛けで楽しむ..って感じかな。
2006/10/1(日) 午後 4:40
ハ〜イ!PINKさ〜ん只今〜ブルッう〜寒い、、TBどうも有難うございました。マリリンの方もTBしますそうごうTBでBe Happyうふふ、人間って体の浄化を定期的にした方が絶対いいんですよね本当は、しかしさぁ〜5キロ増えるのは凄い反動じゃないの〜
2006/10/24(火) 午前 6:16
マリリンさん、TB有難う、こう言う相互TBって良いですね。ラマダン中は皮肉にも普段より沢山ハイカロリーな食べ物をヘンな時間帯に集中して食べてしまうので、太るのでしょうね。糖尿病の人多いんです。
2006/10/24(火) 午後 3:34