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まだ北欧にいて、飼っていたシェパードが二匹とも生きていた頃の話ですが、
ある日の夕方突然コウモリ一羽が家の中をビュンビュン舞だしました。
北欧ではどんなに大きくても犬猫は座敷で飼うので、特にも大きかったシェパードは二匹とも家の中でウロウロ優雅に過ごしているのでした。
そこへコウモリがスゴイ勢いで家中を飛び交い始め、あたかもワタシを目指して飛び掛ってくる様でさえありました。
ワタシは怖いと言うより「当ったら痛いそう」「ちょっと気味悪い」くらいの気持ちで、興奮した犬を絡みながら家中を逃げ走り回っていました。
コウモリは、まるでシツコク追いかけてくるかのようで、階段をも飛び抜け一階、2階と飛び廻り、しゃがんで除けたり、体で交わしたりしているワタシに何度となく飛び向かってくるようでした。
仕方なく、家人男手二人に頼んで捕まえ、外へ逃がすように頼んでトイレに逃げ込み隠れていました。
その時、強く「殺さないでね、傷つけないように捕獲して外へ放してね」と念を圧していました。
役立たずの獰猛に見えるだけの二頭のシェパード達は一応、ワタシが隠れたトイレの前でウロウロはしていたようですが、まだ興奮していました。
しばらくして捕獲作戦が成功すると、家人に確かに殺さず逃がしたことを確認した上、何処から入って来たのか調べようと、家中のドアや窓が開け放たれていないかどうかを確かめに回りました。
半地下を含む三層から成る家で、小さな使い物にならない部屋がいくつかあり、窓の数が多かったのですが、どこにも開いている窓もドアも見つかりませんでした。
唯一、小さな部屋の空気入れ様の狭い窓枠だけがキチン閉まっていませんでした。 その部屋のドアもまた大きく開けっ広げであったわけでもないのでした。
自然に囲まれた静かな住宅街ではありましたが、周辺にコウモリが多いわけでもなく、たまに2−3羽広々とした近くの公園地帯を空高く舞っているのを見たことがあるていでどでした。
その数少ないコウモリが、数多い家屋の中の一軒にたまたま行き当たり、その数多い窓の中のたまたま一箇所チャンと閉まっていなかった狭い隙間をぬって、ねじ込むように屋内へ侵入する。
そう言う事が起こる数学的な確率というのは、限りなく0に近い確率のはずだ...
としばらく首をかしげて考えていました。
チョッとだけ「ゾクッ..」に近いサワサワを一瞬胸に感じましたが、特にしつこく拘る事もなくやり過ごしました。
その事があってから一週間くらい経ったある日、朝から頭からシャワーを浴びていた真っ最中「あっ...」
シャワーの中で集中して考え、時間を逆算し始めて気が付きました。
コウモリが侵入してきた日の一日半後、東京の母からファックスで知らせが入り
入院していた祖母が二日前に息を引き取っていたことを知ったのでした。
計算してみると、数時間のズレはあるものの、丁度祖母が息を引き取った日と同じ日であったことがわかりました。
ワタシはこの祖母の初内孫で、小学校へ上がるまでは祖母に育てられたのでした。
家で転んで大腿骨骨折のために入院していた祖母は、娘や息子、嫁や孫達が集まる病室で、唯一尋ねたのは「Pinkちゃんは来ないのかな」と言うことであったと母からあとで聞きました。
なんだ、おばあちゃん、日本から飛んでくるのに数時間かかっちゃったわけ??
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今朝コウモリが体に覆い被さって来る夢を見ました。そしてこの記事を見たので驚きました。偶然なのでしょうけれど・・・~~;
2006/10/16(月) 午前 6:50 [ BARRY ]
えっ、starさん、どんな一面? 日本でもコウモリ評判良くないですよね、イソップ物語の影響だと思いますけど。 西洋ではドラキュラかな。
2006/10/16(月) 午後 3:12
おいいしさん、ありがとうございます。 そうなんです、叔母の死に目にも祖母の死に目に眼にも遭えませんでしたから。
2006/10/16(月) 午後 3:14
低人さん、素晴らしい発想です...、ワタシもそう言う風に考えたいです。
2006/10/16(月) 午後 3:16
ミントさん、ホント不思議でしたが、後になってから気が付いた、と言うのがまた、それらしい...って感じかな?
2006/10/16(月) 午後 3:18
どくだみさん、そうなんですよね、この手のことって時々あるみたいです。今の科学では説明しきれない現象。 ワタシはおばあちゃん子でしたし、祖母にもお気に入り孫だったと思います。
2006/10/16(月) 午後 3:21
ベリルさん、そうですね「飛ぶもの」の現象で不思議なことは多いみたいですね。このコウモリにはしつこくて驚きました。チョッと怖くなりましたけど。
2006/10/16(月) 午後 3:23
BARRYさん、...んんん、不思議。 珍しい偶然? 或はBARRYさんの超能力?
2006/10/16(月) 午後 3:25
これって絶対、おばあちゃんがPINKさんに逢いに来たんですね。 優しかったおばあちゃん、私も先日亡くしました。
2006/10/16(月) 午後 6:48 [ touchn ]
コウモリ...黄金バットは正義の味方です(JP) BATMANはヒーローです(USA)
2006/10/16(月) 午後 11:56 [ まさはる ]
touchnさん、いらっしゃいませ...コメント有難うございます。 お察し申し上げます。 いくら考えても解らず説明できない事象なのだから、どうせなら自分の都合の良い様に解釈した方が気持ちが良い、と思いますので、ワタシもその様に信じることにしています。
2006/10/17(火) 午前 3:52
まさはるさん、そう言えば「黄金バット」って聞いた事ありますが、どうしても顔とストーリーが思い出せません...んんんん〜〜
2006/10/17(火) 午前 3:54
なるほど そうかもですね
2006/10/17(火) 午前 5:40 [ 建築や ]
建築家さん、そうね、「解らない謎」ですからね...
2006/10/17(火) 午前 5:49
コウモリ。すごいですねえ。私の祖父のときはアゲハチョウでした。 遠い異国にいるあなたのことをしっかり見守ってくれているのだと思います。
2006/10/17(火) 午前 8:44 [ pasturedogs ]
お祖母さん、PINKさんに出合って安心して成仏されたと思います。僕の実家のある街(境港市)は、漫画ゲゲゲの鬼太郎の作者の出身地と言う事で、妖怪を生かした街づくりをして有名になっています。
2006/10/18(水) 午後 10:50
pasturedogsさん、そのアゲハチョウを見た時ヤッパリ何か特別なものを感じました?? 見守っていてくれる、そう信じ続けたいですね。
2006/10/18(水) 午後 11:23
SAKAIさん、ワタシ「ゲゲゲの鬼太郎」のブラックな感じが大好きですぅ〜、洋風には「アダムスファミリー」とかね。オカルト系は好きではないですが、そのパロディーは好きです。
2006/10/18(水) 午後 11:27
上の写真のこうもりは切り絵のような人が作ったような面白いこうもりですね。おばあさんは何故こうもりで来たのか。多分、こうもりでなきゃぁ、狭い隙間から入れなかったからじゃないんでしょうか。?そのときもしもPINKさんの家の扉か窓が大きく開いていたら、鳩かカモメか違った動物で入って来たかもしれません。
2006/10/25(水) 午前 3:24
masaoさん、鋭いご指摘! そうかも知れないですね...そう言う考え方、想像のしかた、好きですねぇ、ワタシも...
2006/10/25(水) 午前 5:38