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ラクダ・レースは湾岸アラブ諸国では根強い伝統ですが、騎手は従来未成年男児と決まっていました。
ところが近年ユニセフ他、児童保護NGO団体から騎手に子供を起用するのは、児童の危険な労働への登用、として強い批判と児童騎手の禁止を求める抗議を受けていました。
で昨年、シェーク・カリーファUAE大統領は16歳未満の児童騎手の禁止命令を発し、法制化、罰則を制定、一早く取締りを開始しました。
其れと同時に昨年、軽量の児童騎手に代わるロボット騎手の開発、販売が始まりましたが、最初の人間に似せたプロトタイプは人気が無く、重量を大幅に落としてボックスタイプに代えた新バージョンからは人気が上がり、現在では100%児童騎手に代わり、ロボット・ジョッキーがラクダを走らせます!
ロボット・ジョッキーはラクダの腰部に鞭を入れられる様にデザインされていて、リモコンで3段階の鞭打ち強度を操作できます。 その鞭もオーナーの趣向によって違ったデザインに対応するよう考慮されています。
ラクダのオーナーは、ワイヤレスコントローラで車の中からロボット・ジョッキーを操作でき、騎手の転落事故等に心労する必要が無くなって大変に助かる、とコメント。
ジョッキーのロボット化により、昨年1000人の児童騎手が夫々の本国へ返されました。 またもや、UAEは児童騎手を完全廃止、ロボット騎手化の完全転換に成功した最初の国となりました。
かつてラクダで行き来していたアブダビ・ドバイ間を今やポルシェ・カイエ−ン、メルセデス500でブッ飛ばすUAE人ですから、伝統ラクダ・レースも子供騎手からロボット・ジョッキーへ一年以内で転換できた切り替えの速さも不思議ではないですね。
そう言う極端なところが笑っちゃうんですが、敬意を表して脱帽です。
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