この忙しかった二週間程は、メチャクチャ面白かった工事現場のお仕事の後、日本からのお客を連れて4日ほどレバノンは、ベイルートに行っておりました。 レバノンとは面白い所で、内戦、侵略、内乱、暗殺、戦乱、内紛、外部脅迫... とイザコザと不安定、外部圧力が絶えない所ですが、中東世界では 『爆弾落とされる度に地代が上がる不思議なレバノン』 と言われる程人気の絶えない別天地であります。 アラブ中東地域での頭脳、技術とセンス、商売とビジネス、高い質の人材の集積地としての地位は未だに健在の様です。 世界恐慌の足音を聞きながら怯える世界にありながら、レバノンの経済は他に比べて安定し、寧ろ良好方向へ向かっているとさえ言われています。 1975年の市民戦争に続く多くの戦乱、紛争の前は、ベイルートは中東のパリとしてアラブ世界の金融センターでありました。 長年の金融業経験を持つベテラン達を産み出して来たためか、欧米からの批判に耐えながらも保守的な政策を堅持し続け、結果として今回の金融危機の影響は殆ど受けていないと言う事実が、その手腕の高さ、判断力の優秀さを証明したと言えるようです。 南側の敵隣国からの度重なる破壊、脅しを続けられ『お金の無い貧乏国』である筈ですが、ベイルートのベストレストランは、ヤッパリ容易に予約は取れないですし、ランチタイムもディナータイムも人気レストランは、いつも満席状態です。 ビジネスベテラン、知識人、美術家、美食家達は、今晩も集い、語らい、笑い、喜び、悪条件の中でも人生を楽しむことは忘れない人々なのであります。 今回、日本からのお客様にご紹介した、科学政策アナリストである親しい友人は、言ってみれば一人暮らしの80歳の高齢者ですが、数年前に買ったマンションは200平米ほど、ロンドンにもマンションを持ちますけれど、 『この歳になってもまだ働いているのは、自分の本の出版資金が欲しいからです...』 などと涼しい顔で笑っていました。 ロンドンにもベイルートにも大きなマンションを持ているなら、もう働かなくても良い程のお金持ちなのではないですか... と考えがちでしょうけれど... 綺麗なものを飾り楽しめる空間に住み、自分の好きな物を食して暮らす事が、人間にとっての最低限の文明文化的生活環境であると考えるなら、一人暮らしでも200平米の空間は必須であって、『金持ち・贅沢』とは考慮されない... と言う事なのでしょう。 『人間の生活の豊かさ』を測る物差し自体が違うのです。 大学へは徒歩数分。 現在は、イラクのクルディスタンの建設産業構築のためのアドバイザーを引き受け、80歳の高齢で毎週クルディスタンへ通っています。 アラブ世界の仕組みと文化の深さは、日本外務省中東担当のベテランエリートでさえも読めない程難しく見えるらしいのですが、美味しいレバノンワインを楽しみながら、コイバーのシガーをくゆらし、地中海を眺めながら最高のフランス料理を楽しみながら話をするアラブ人達と共に冗談を言っていると、自然と世界が見えてくるものなのです。 どうしてもアメリカから独立させてもらえない日本の悲しい事情はホントに良く理解できますが、願わくは、何時かは独立して自分達の思い通りの政策を取り、思い通りに納税者の出したお金を正しく、明確効率的に使える様な統治システムを築き上げる様になって欲しいものです。 一人一人の日本人の技術者や働き手達を見れば見るほど、涙が出るほど悲しくも素晴らしい人々ばかりです。 ただただ真面目で、優秀で、人が良い... こんな日本人達を本当に大事にしてほしいですし、シアワセにしてあげて欲しい... とつくづく思います。 もういい加減欧米に愚弄翻弄され続けることはやめて、尊敬敬愛してくれる中東へのお手伝いを始めた方が、日本人達にはずっと将来のためになると思いますけれど・・・ どうして日本のメディアがこぞってドバイバッシングにいきり立つのか... その理由を正直に書いてしまうとアブナイので、何時かそのうち上手に説明したいと思います。 何時行っても、やっぱりレバノンは良いです。 やっぱり将来は引越したいなぁ〜 ...^^ と思いながら30万円盗まれてしまったお客様を心密かに笑ってましたぁ〜 |
不思議なレバノン
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森羅さん、どうぞご存分にノスタルジック!
レバニーズナイト... って歌もありましたですぅ〜 ^^
2008/12/28(日) 午前 3:58
サラサラさん、ワタシはホントは良く知らないのですが、やっぱりドバイバッシングは結構スゴイんですかぁ〜? サラサラに賛成なんですけれどね...^^
2008/12/28(日) 午前 3:59
楽虫さん、心配ですねぇ... メディア、官僚界は特にヘンな感じですぅ〜...
実際どれほどのバッシングが日本で進行中なのか知らないのですが、ウチのハハも言ってましたですぅ... こんな後進小国、どうして気にするのでしょうかねぇ... ^^
2008/12/28(日) 午前 4:02
山田さん、そうでしたねぇ〜 レバノンがイスラエルに連日空爆、攻撃されていた頃でしたぁ...
2008/12/28(日) 午前 4:03
山田さんもご高齢にも拘らず日夜ご活躍、脱帽でございますぅ〜...^^
2008/12/28(日) 午前 4:04
ひょうたん島さん、えええええ〜〜〜〜〜〜
PINK節ですかぁ〜 ?? それも控えめ?? ^^
日本人批判すると叱られるので、日本人褒めちぎりすることに致しましたですぅ〜...^^
2008/12/28(日) 午前 4:06
ひでぞうさん、そうなんですねぇ〜 ドバイと違ってチャンとした天然スキー場がありますですぅ〜
朝はビールを飲みながらスキーで、午後はビーチでチルアウト...夜はナイトクラブで呑み直し..
冬と夏のリゾートが30分以内でできる楽園レバノンで御座いますぅ〜 ^^
2008/12/28(日) 午前 4:09
ムーランさん、お元気ですかぁ〜? お体いかが?? レバノンは訪れる価値のある面白いところですぅ〜... 何時かためしてみてくださいましなぁ〜...^^
2008/12/28(日) 午前 4:11
えこーさん、日本人とお仕事するのは良いですよねぇ〜... ただ余りに真面目で真剣過ぎるので、ストレスだらけでお気の毒ですぅ〜... ピリピリ、キリキリ、気持ちに余裕がなくてストレス ビンビン... だからなかなか笑顔になれないみたいですぅ... もっと楽しんでお仕事してほしいですぅ〜 ^^
2008/12/28(日) 午前 4:14
legさん、やっぱりそうでしょう? あれだけ活躍して世界に貢献している日本人、もっともっとシアワセで、満足度の高い豊な生活をして欲しいと思いますものねぇ〜 何だかホントに気の毒で泪出ちゃいますよぉ〜 ^^
そんなに気になりますぅ〜 30万円盗難事件?? ^^
2008/12/28(日) 午前 4:17
モランさん、そうでしたかぁ〜... アメリカン レバニーズかも知れませんよぉ〜... 多いですからねぇ...^^ チョッと探して聴いてみますね!
2008/12/28(日) 午前 4:18
『爆弾落とされる度に地代が上がる不思議なレバノン』とは、本当に不思議な場所ですね。
私にとっては、ピンクさんのブログも、不思議に魅力のある場所ですが、ともに興味があります。
2008/12/28(日) 午前 9:39 [ yfq**494 ]
Pinkさん:お久しぶりです。いつもうなずけさせられるブログ記事に感動してしまいます。外国に住む、世界に出るという事は視野を広げるという事ですね。こちらのガソリンスタンドで、レバニーズにお世話になった事があります。私の数少ない経験ですが、2件とも日本人だといったらとてもよくしてくれたことがありました。
2008/12/29(月) 午前 1:08 [ squareapple00 ]
yfq**494さん、ありがとうございまぁ〜す!
『不思議に魅力のある場所』...なぁ〜んてステキなお褒め言葉でしょうかぁ〜...^^ 嬉しいでございまするぅ〜...^^
2008/12/29(月) 午後 10:10
...なんだか随分鳴り物入りだった様ですねぇ〜...ウチのハハも言ってましたですぅ〜...
事情は良く判っているのですが、どうしてもヤッパリ記事にすると不味いと思いますですぅ〜... ご興味おありな『大丈夫な人々』にだけお知らせする何か良い方法がないかなぁ〜... と考えているところですぅ〜 ^^
2008/12/29(月) 午後 10:14
squ*re*ppl*00さん、ご無沙汰でしたぁ〜! お元気ですかぁ? お優しいお褒めのお言葉有難うございまぁ〜す... レバニーズも他のアラブ人一般も、みな大変な親日家達なのですぅ〜 とっても尊敬、敬愛されているのですよぉ〜 日本人はぁ... 有難いですぅ...^^
2008/12/29(月) 午後 10:17
どうしてそんなにアラブ世界を難しく考えるのか、不思議ですよね。
こんなに興味深く、面白い地域って、世界中探してもそうないと思います。
レバノン…物価が高くて、腰抜けた覚えがあります^_^;
2008/12/30(火) 午後 8:50 [ 高橋美香 ]
今、もう一度読み返してみると、書いてある事の意味がようやく(少し)理解出来ました。苦に句のコメントが恥ずかしいです(照)^^
2010/1/17(日) 午前 11:11 [ - ]
MESTさん、お返事してなかってですね、スミマセン... そうなんですねぇ〜 今もヤッパリ物価高いのですよレバノンはぁ... お給料スッゴク安いのにですぅ... ^^
2010/1/17(日) 午後 5:18
山田さん、恥ずかしいなんて、チットも思う必要はございませんですよぉ〜... レバノン事情知ってる日本人など、中東特派員や外務省中東担当官にだって少ないのですからぁ〜... ^^
2010/1/17(日) 午後 5:27