昨日27年間続いたスリランカの内戦に終止符が打たれました。 スリランカ北東部を拠点にゲリラ戦を続けていたタミールタイガー組織の政府軍による、事実上の戦闘員一掃作戦の成功と同時に、タミールタイガーの終戦宣言が発表されました。 スリランカの人口の大半は、大多数のシンハリ族と少数派のタミール族から構成されていますが、このタミール族は教育の高い上層部、支配層と同時に最下層部に多いと言われていました。 この人口構成分布をみただけでも、社会不安定、内乱の要因になるであろう事は直ぐに解ります。 では何故そうなったのか... 大英帝国の植民地支配経営の常套手段の一つだったからです。 現在でも新しい形であちこちでみられますが、植民地時代には最も効果が有、成功した政策が、中高校歴史の教科書にも出てくる『分断し統治せよ』だったからです。 スリランカは紅茶の産地として有名ですが、元々お茶の木などはありませんでしたが、大英帝国、東インド会社の政策でお茶の木プランテーションをスリランカに作り出した事がその発祥です。 大英帝国がインドからお茶の木と茶摘インド人労働者を、また植民地統治のために既に経験も教育もある民地政府官僚、事務職員などを引き連れて来たことから、スリランカでのタミール族問題の種が植え付けられていたことになります。 仏教徒の多いスリランカですが、同時にヒンズー教、イスラム教も共存するコンプレックスな社会構造から、民族対立、宗教対立と見られがちなスリランカ内戦でしたが、本当は人為的に作り出された植民地支配の分断政策の後片付けと治療回復の過程の痛みであったのだと言えるのだと思います。 イギリスと言えば、紅茶、オレンジママレード... でも英国ではお茶もオレンジも育ちません リプトンもトワイニングもブルボンもスリランカのブランドではないです それらの紅茶ブランドの中身のお茶はスリランカ産なのに、どうして今でもあれほどまでにスリランカは貧乏なのか? フランス、ベルギーと言えばチョコレート... でもフランスでもベルギーでもカカオを育ちません カカオの育つガーナはどうしてあんなに貧乏なのか? ワタシが初めて日本の外へ出たのは、一人でスリランカへ行った時でした。 あまりの自然の豊かさと、あまりの人の貧困さに、極々シンプルに 人類の罪深さを直感した様な気がしました。 滞在先のスリランカ人家庭は、奥さんがタミール族、旦那様はシンハリ族の人達でした。 そのご主人がある日、ワタシの目をジッと見て 『PINK,現代世界の問題は、戦争と貧困だ。これを解決することが人類の課題なんだよ、だからそのために働いて欲しい』と語りました。 スリランカが見せてくれた『貧困』の現実と自然の豊かさは 『楽園と地獄』『自然と人間』『強い者と弱い者』... そんなことをどもを教えてくれたのだと思います。 欧米独占メディアの伝える世界中の途上国、第三世界の紛争や戦争の何一つとして、彼らが描くような『民族部族対立や宗教対立』などではない、全ては仕組まれた裏と理由がある... インド人、スリランカ人達が毎日消費する膨大な量のリプトンイエローラベル ティーバッグの中に世界の悲劇な構図が見えると思います。 |
中東 アラブ周辺諸国
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人類の進化に疑問を呈したくなる問題ですよね・・・
もう、ずっと昔から・・・こうですよね〜
どこへ向かって行くんだろう?
2009/5/19(火) 午後 2:01
ご無沙汰しています。私の親戚がスリランカで空手の指導として青年協力隊の資格で行っていました。(大津波の直前に帰国しましたが)国を挙げての援助、応援は国威高揚の大きな広告塔の役割をしてたみたいです。一方で週に何度となく政府高官との宴会やゴルフにあけくれたと話していました。庶民生活とかけ離れた一部の指導者がその国をリードするって、どこでもある話ですが辛い話ですね。(日本も総じて変わりませんが)悲惨な状況の庶民生活、内戦のむごさを聞くにつけ平和のありがたさを痛感していました。それと韓国籍の親戚が帰化して日本の指導者としてスリランカのナショナルチームの指導者として赴く事を「スポーツに国境はないと」理解するべきなんでしょうか。ちなみに、次は二度目となるラオスのナショナルチームの監督として渡航準備をしています。
2009/5/19(火) 午後 9:15
PINKOさん、最初の海外がスリランカと言うのがなんとも普通じゃないね!PINKOさんの原点がそこにあるのだろうね。
2009/5/19(火) 午後 10:51
タイガーの大敗…そして、政府軍のここまでの徹底的な掃討作戦、少しビックリでした。
何故、今、こんなタイミングで潰しにかかったのか。
散り散りになったタイガーたちは、今後どんな立て直しをするのか。
ピンクさんの最初の地はスリランカだったんですね。
2009/5/20(水) 午前 0:15 [ 高橋美香 ]
yokoさん、自然環境に恵まれ、自国内で十分に食物生産できる国で、農業経済が成り立たない...と言うのは明らかに経営失敗、または意図的な破壊だと思います。 自然が豊かな国ほど、貧困国が多いって、やっぱりオカシイですよね...
2009/5/20(水) 午前 5:11
油食林間 さん、宗教革命後の旧教と新教の縄張り争いと植民地獲得世界分割戦争のためにも『英国国教会独自聖書』が必要でもあり、大いに役に立ったのだと思います。 選民思想を新たに協力に持ち上げたのは、やはり新教の力だったのだと思います。 古代パレスチナ、ローマ帝国支配化中東を想像してみると、きっとすでに混合人種、混合民族地帯であったのだろうと想像します。 だから民族としての『選民思想』ではなくて、それは『宗教グループ』としての選民思想であったのだろうと思います。それを『人種・民族』としての選民思想にしたのは、新教以降なのではないか、と思うのです。
今でもアメリカなどでは、ユダヤ教に改宗して『ジュウ』になった...と言う言い方をします。 ユダヤ教の時点までは、民族ではなくて、宗教徒である、と言う事だと思います。
2009/5/20(水) 午前 5:27
油食林間 さん、紅茶は歯の色が変わるので止めましたですぅ〜...^^
2009/5/20(水) 午前 5:28
MORAMORAさん、ワタシはあまり楽観的ではないのですぅ... 人類の未来に関しては... ^^;
トンでもない動物だと思いますですぅ...
2009/5/20(水) 午前 5:29
fwapyさん、お久しぶりですぅ〜...お元気ですかぁ〜? ^^ ワタシ自身は国籍に何の意味も思いも持ち合わせてませんから、ナンとでも言えるのだと思いますけれど... それが誰にでも当てはまる訳でもないのでしょうね。
市民権、国籍は税金の領収証ですから、別に何処のものでも構わないですが、EU米日本のパスポートは持っていると旅行するのに便利、ビザを取り易い...と言う利点がありますから、高い(税金も取得方法も)訳ですね。 日本のパスポートで何処へでも行き、何でも好きなことをすれば良いと思います。 ご本人は依然として韓国人やxxx人である事に何も変わりはないですから。 国籍やパスポートなど、単なる便宜上の書類に過ぎないですからぁ... 『スポーツに国境はない』とは思いませんし、無理にそんな大ウソついてごまかす必要もないと思いますですよぉ〜...^^
2009/5/20(水) 午前 5:38
legさん、えっ、ワタシ、フツーじゃないんですかぁ〜?? どうしてぇ〜?? ^^
原点...とか流行の洒落た言い方は知りませんけれど、いろいろ体験できて面白かったですぅ〜...^^
2009/5/20(水) 午前 5:40
MESTさん、容赦無い虐殺だと思います。 降伏した者も戦闘員は皆殺しにした様ですし...
恐らく、パキスタン・アフガン情勢と、インド総選挙との絡みのある事だと思います。 すでに戦略路線を武装闘争から政治闘争に切り替えた時点で、武闘派を切り離して壊滅させることで、政治路線派に再び武装組織化させないための駄目押しみせしめなのではないでしょうか...
2009/5/20(水) 午前 5:49
愚問です。
降伏した側の「トラ」勢力は、スリランカの市民には支持される部分もあったのでしょうか?ニュースを読んでいると、武装テロ集団で・市民を人間の楯に戦ったように書いてあり・トップの家族の写真を見たところ・かなり裕福な感じでしたので・自分たちだけが略奪した富を独り占めしていたような・・・だから政府軍に壊滅させられて・皆(タミール族も含めて貧しい人人)も喜んでいる??印象を受けますが・・。この「トラ」の人々がスリランカの市民(タミール族以外にとっても)長年果たしてきた「良き役割」は、何だったのでしょうか。
2009/5/20(水) 午前 6:29 [ - ]
>自然が豊かな国ほど、貧困国が多いって、やっぱりオカシイですよね...
私もそう思います。
そして農業貧困がイヤで土建業が栄えます。
農業に残った方は貧困から脱出するために経営を学びます。
そして結局多額の農機具を導入する。
農機具導入で人手が必要なくなります=作業員は失業です。
結局潤うのは農機具屋と土建重機屋です。
皮肉にもそれらは欧米、日本のメーカー。
収入が増えてもそれらに多額の借金を払うために
働くことになるだけの構図。つまり土建屋もいいターゲットなわけです。
農業が貧困でもいかに有意義にするかが実は重要で
今後のスリランカはじめアジアが土建やハイテク機械に
依存しない方針が大切ではないかと思うな^^
2009/5/20(水) 午前 7:53
山田さん、ワタシも詳しい事は知りませんが、想像、推測できる事や、一般的な内乱紛争についていえる事はある程度確かなことはあると思います。
記事中にも書きましたが、タミール族に人々は深くスリランカ社会に溶け込んでいるので、当然社会に大きく貢献してきた事は明らかです。 ただタミールタイガー達はスリランカ北部を武装闘争によって、ほぼ自治統治領の様に支配してきました。 だからと言って支配層の人達も最貧困層の様な生活をしなければならない事はないと思います。 自治、独立さえも掲げていた訳ですから、当然外交、政治手腕も持っていなければなりません。 そんな時、貧困層を同じ生活や服装で居る訳にもいかないでしょう?
2009/5/20(水) 午後 9:22
(つづき)
また同時に多くの発展途上諸国の問題は支配権力を握ると同時に『わが民』のことは面倒見なくなる...と言う罠に落ち込む事だと思います。 その罠は多くの場合、先進欧米諸国に仕掛けられた罠であることが多いです。 歴史、地理を広く見て、発展途上国、第三世界の傾向を見ると一様に堕落と内乱、汚職と戦争の繰り返しです。 結局はダメな未開人なんだ...と西洋や日本は笑いますが、実際はそんな単純で簡単なことではないと思いますです...^^
2009/5/20(水) 午後 9:23
yokoさん、そうですねぇ...
実際、農業国が経済的に裕福な国なるのは大変に難しい...と言われていますけれど、農業政策と市場経済の有効なバランスをとる経営は簡単ではないのでしょう。 でも明らかな事は、自然環境条件から完全に食料自給自足が可能な国々は、ことごとく欧米のターゲットにされ、政治的、軍事的に介入されていると思います。 貧困のままなら見向かれませんが、経済成長し始め、自国市場で経済が成り立つ様な国は全て標的にされています。
何故なのか...
日本も例外ではなかったと思います。 戦後の農地改革、農業政策をみれば解ると思うのです...
残念ながら...
2009/5/20(水) 午後 9:30
PINKさんのコメントを読んで
思う事は、ワシは何も知ってないなーと言うことかな、
できたら、コメントの中身をもっと理解できるようになり、
共有できるようになれたら、嬉しいと思います。
2009/5/21(木) 午後 0:27
有難うございました^^
2009/5/21(木) 午後 8:53 [ - ]
ヨシさん、スミマセン... 日本語ヘタですから解り難い表現があるかも知れないですぅ〜... ご遠慮無く何でもドンドンご指摘、ご質問くださいませなぁ〜... ^^
2009/5/23(土) 午前 6:26
山田さん、どういたしまして... ^^
2009/5/23(土) 午前 6:27