ドバイにある『ナンチャッテ』も含めてSushiバー、和食レストランは既に70軒にものぼります。 Sushiブームは、どうも金融市場ブーム、ヤッピーズ人口の増加と連動するのではないかなぁ... と思ってもいたのですが、アラビア湾に面する伝統的漁業、魚食文化が素地あったこと、健康ダイエット意識の向上などもきっと影響しているのでしょう。 何れにしても『お高い食べ物』ですから、経済成長とSushiブームは無関係でない事は確かだと思います。 兎に角、止まないSushiブームで、握り寿司パックや冷凍握り寿司パックはスーパーマーケットでも買える様になって久しいです。 当然のことながら、お寿司や日本文化に対する興味も高くなっていますから、日本語や日本文化を学びたい人口も増えてきています。 そこで、チョコチョッと簡単にネット上で『寿司の歴史』を調べてみましたら、日本語・英語とも殆どみな在り来たりで、説得力のあるサイトは見かけませんでした。 ましてや、江戸の粋文化と寿司文化の関係について説いているサイトは一つもありませんでした。もっと真面目に時間をかけてジックリ掘り起こせばきっと出てくるのでしょうけれど、そこまで拘る程辛抱強くない双子座A型ですから、もう諦めました。 要するに、紀元前より東南アジア、中国で重要な蛋白源であった魚の保存方法として酢飯の醗酵を利用していた、と言う事で、これらの地域では、保存庫の役割を果たしていた酢飯は捨てられ、保存された魚だけを食べていた、と言うものでした。 8世紀頃、この魚の保存法としての寿司が日本にも伝わりますが、日本人はコメ好き民族だったので、保存庫様酢飯を捨てず、魚と共に食べたことが日本の寿司の起源...と言うことらしいです。 これはチョッと雑と言うか、手抜きな言い方だと思いますが、要するに東南アジアや中国などの暑い気候で、魚の保存の必要があった、恐らくは海から遠い地域で採れていた米類は日本で採れる米類と違って食すに値しなかった(今でもそうですが匂いが強かったり、質が脆かったりする)と言うことでしょうし、単に日本人だけが米好きだったから酢飯も捨てずに食べた、なんて理由である訳ではないでしょう。 その後、江戸時代、18世紀後半に屋台で出す、握り寿司が定着し始めるらしいですが、それ以前から様々なタイプの酢飯の食べ方は、都周辺関西地方の魚、煮野菜などを載せた「押し寿司」が主流で、それもオムスビ位の大きさの握り寿司が一般的であった様です。 『江戸前寿司』の起源は、江戸城の前の海を埋め立てた時にできた、沼地で育った(江戸城の外堀で育てた鰻だからと言う説もありましたが...)ウナギを出す鰻屋が江戸の前の鰻だから『江戸前』と呼んでいた事から、江戸で作る握り寿司も江戸の前の海、現在の東京湾近海で獲れた魚を用いることから『江戸前』寿司と呼ばれる様になったらしいと言う説がありました。 ...がこれはチョッとアヤシイと思っています。 江戸以南近海は、京都からみて江戸に至る前の海域なので広く『江戸前』の海で獲れた魚を使う寿司をそう呼んだ、と言う説を聞いたことがあります。 何れのサイトにしても、では何故オムスビ大の寿司や、それより小さい握りが屋台で売られ、数え方も一貫、二貫と数えるのか、と言う背景説明、理由は見つかりませんでした。 もっと真面目に探せばみつかると思いますけれど。 屋台売りの寿司が隅田川沿い江戸の街に流行り始め、その後も魚河岸近辺に美味しい寿司屋が多いのは、元々各藩各地から江戸へ納められる米俵を運ぶ船や荷車から、米蔵に米俵を一俵ずつ担いで運ぶ人足立達に与えられた代償、昼食が寿司だったからです。 一俵運ぶと二つの握りをその場で出すと、人足達は立ったまま一口で食べられる握り寿司を指で口に入れ、また運び...と言うパターンだったそうです。 重い米俵を運ぶ仕事中、昼食休憩に座ってしまうと、次に腰が立たなくなるので、食事も立ったまま食べていた事から屋台で出す寿司が必要であったのでしょう。 その様子を見たある殿様が、庶民が立って食べている小さなものは何かと問い、屋敷に持って来させたところ、その味が気に入り、以来武家屋敷に届ける高級寿司が広まり、人足達のファストフードから始まった握り寿司が、武士階級にも高級グルメ寿司文化として発展していくことになったのでした。 握り寿司の数え方が、今でも一貫、二貫とするのは、当時一俵がおよそ十貫ほどだったらしく、十貫運んで二つ貰えた事から、その当時は握り寿司の数え方が二つで一貫と数えていた事の名残と言う事の様です。この辺の関係がまだ不確かなので、ご存知の方には訂正してくださるようお願いします。 一つ一つを一貫と呼ぶと言う説と、二つがワンセットで一貫と数える説がある様で、現在では前者が一般的と言えるのでしょう。 握り寿司の食べ方も、手で食べる伝統から、前に食べた魚の油が指に付いて次に食べる寿司の味を変えることから、箸を使うことを勧める場合もある...などと色々はバージョンもでてきている様です。 鮭の持つ特殊な細菌から、生で食べない唯一の魚、鮭だけは寿司屋にしなかった伝統から、スモークドサーモンやマリネサーモンしか食べられない西洋人向けに練り出し、海外寿司のメジャーである、サーモン寿司に始まり、カリフォルニアロールやら何やら、江戸前寿司の変体エボリューションは驚くばかりです。 外国人に教える『Sushiの話』は、多分第一回目はこの程度で十分だと思います。 次は、江戸時代から現代に発展したSushi文化と江戸の粋文化の名残についても話してみようと思いますけれども。 いくら請求しようかなぁ〜... ^^ 画像は記事内容とはまったく関係ないですぅ...
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お江戸うまれのPINK様にピッタリのだいざいですね!!
関西では海苔巻き寿司、ちらし寿司、で握りは江戸前で昔はあんまり見掛けませんでした。昔は冷凍設備が無く新鮮な魚介類の入手のできる江戸専用だった思います。
聞けば、琵琶湖でとれた鮒をご飯につけ込んで発行させた鮒鮨(悪臭の固まり)が原形と聞きました。
ものすごいコンテナの荷崩れに傑作ポチ!!
2009/5/26(火) 午前 6:33 [ 油食林間 ]
和食ブームでお寿司が良く食べられてるんですね!自国の食べ物の事となるとそれほど興味深く感じないけど、外国の食べ物となると起源などにも興味が出るって分かる気がしますね〜食はその国の文化そのものですものね!あれれ〜私日本の文化に興味がないのかなぁ〜?
2009/5/26(火) 午前 9:03
世界的なブームですよね。寿司王と言われる中国人は本家、日本にまで触手を伸ばしていますからねえ。。
2009/5/26(火) 午前 9:33
この写真、ほんもの?!
最近NHKワールドでドバイの鮨屋のニュースをみました。
店員さんがアニメのコスプレをしているの。
2009/5/26(火) 午前 10:29
山田さん、暖簾が汚れている店は繁盛しているのは、それだけ客の出入りが多いから...でしょうねぇ...^^
すき焼き、しゃぶしゃぶよりもお寿司が流行る理由は、肉食より魚食の方が健康的であると考えられているからでしょう。 今や、すき焼き・しゃぶしゃぶはそれ程人気のある和食ではなくなってきていると思いますですよぉ...^^
2009/5/26(火) 午後 5:35
azrgwimusさん、ワタシ、お寿司、お刺身を食べられる様になったのは25歳からでしたぁ...^^
でも鱒寿司は好きでしたけれども...^^
2009/5/26(火) 午後 5:37
三原色さん、ワタシはYoSushiも元気寿司も試した事はないのですぅ〜...^^
ガイジン板前信じなぁ〜い...派なのでありまするぅ〜...^^
2009/5/26(火) 午後 5:40
紫桜さん、ンンン... あったかもね、この中に紫桜さんの引越しお荷物ぅ〜...^^
アフリカは日本人まだ少ないのでしょうしねぇ... 大変でしたね ^^
2009/5/26(火) 午後 5:41
サラサラさん、そうそう、あのお醤油注ぎサービス! ワタシ、いつも注がれる前に止めて、ジブンで注ぎますですぅ...
ナンチャッテにはヤッパリ行かないですねぇ〜 ^^
2009/5/26(火) 午後 5:43
迷えるオッサンさん、そうらしいのです。 タイ他、東南アジアあちこち、中国で なれ寿司の方法は紀元前からあった、とのこと。 日本には8世紀以前は、酢飯保存法はなかったらしいのです。
アジアから伝わった、なれ寿司 からフナ寿司も来ているとのことです...
2009/5/26(火) 午後 5:48
油食林間 さん、ポチ有難うございます。
そうなんです、フナ寿司の原型がアジアにあった なれ寿司方法が伝わったものと言われているそうです。 アジアでは紀元前300年頃からあったそうですが、日本のふな寿司などの原型は8世紀以降から始まったとの事です。 日本のお寿司の原型は、やはり西から始まっている様です。
2009/5/26(火) 午後 5:54
moramoraさん、そんな感じかも知れませんが、実際お寿司好きの外国人が、その起源に興味を持っているのかどうかは判りませんが、ワタシが勝手に教える...ってだけなんですけどね...^^
2009/5/26(火) 午後 5:56
けんぞうさん、寿司王...って聞いたことある様な気がしますが、中国系とは知りませんでしたぁ〜 日本では日本のお寿司が良いですよねぇ〜^^
2009/5/26(火) 午後 5:58
やきぶたさん、多分ホンモノだと思いますですぅ〜... NHKワールド観たかったですぅ... ウチ、入れてないですけど...^^
あっ、それきっと、地元UAE人会社が経営している『まんが寿司』だと思うなぁ〜...^^
2009/5/26(火) 午後 6:00
面白い記事です!
考えたこともなかった…寿司の起源。
ありがとうございました。
2009/5/26(火) 午後 10:47 [ 高橋美香 ]
MESTさん、お楽しみ戴けましたら幸いですぅ〜...^^
2009/5/27(水) 午前 6:16
そんなにあったんですねえ、スシBAR.って。
もともと、刺身も鮨も嫌いで食べられなかった、という非国民である私ですが、年とともに、(種類を選んで)食べれるようになって嬉しいです。
もはや、サーモンだとか、アボガドなどを使う鮨メニューは、逆輸入で日本でもすっかり馴染んでるらしいですね〜〜。
2009/5/27(水) 午後 7:01 [ ムーラン ]
ムーランさん、ワタシもですねぇ、25までは食べられなかったですぅ... お刺身、お寿司...^^
文化ってそれが運命なんですよねぇ〜...
そうやってエボルブして変わっていくんでしょうねぇ...^^
2009/5/28(木) 午前 0:42
大分前にPINKOさんが着物着てお茶のサービスをしていたけど、今度は半被を着てねじり鉢巻で寿司を握ってあげればいいのでは??
2009/5/28(木) 午後 0:06
legさん、フフ...
そんな事言われると、ホントにやっちゃうかも知れませんよぉ〜... ^^
2009/5/29(金) 午前 8:22