あらぶだからぶら Dubai the Wonderland

アラブ世界から観て暮らす世の中のいろいろ ...蘇生はなるか

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全212ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

 
イメージ 1
 
迷えるオッサンさんの以下のコメントとご質問にお答えして。
【お話があまりにも影の部分の偏りすぎているような感じでコメントを躊躇してきましたが、2人目なのでイイかと(笑)。

イスラム同胞団(兄弟団?)が信用できないとのことのようですが私にはどうも理解できない部分が多すぎて。2011年の民衆革命のおぜん立てをしたのがアメリカ政府の支援を受けていたイスラム同胞団傘下の「エイプリル6」ですと?外から見ればアメリカの傀儡であるムバラク政権よりはるかに扱い辛いであろう同胞団をアメリカが支援して民衆革命を起こさせたととれますが、何でまたそんな回りくどいことを??混乱するばかりです、お助け下さい
。】
 
少しずつ分けてお答えします。
お話があまりにも影の部分の偏りすぎているような感じでコメントを躊躇してきましたが、2人目なのでイイかと(笑)。
スミマセン ^^ この地にいると日々圧し掛かって来る巨大な西洋パワーをひしひしと感じ、時として暗く重い気分になるのですが、向かっている方向が、先進諸国の落ちぶれ方とは全然違う西洋中世暗黒時代的な方向だとさすがに心配になるのですよ。すぐ隣はサウジとイラン、パキスタン、アフガンですから。更に少しはまともだったエジプト、シリアが崩壊、宗教暗黒社会はリアリティーのある地域なんですよね。

イスラム同胞団(兄弟団?)が信用できないとのことのようですが私にはどうも理解できない部分が多すぎて。
日本でだれが最初にこの、Muslimbrotherhood と言う、はっきり本来「兄弟的な関係団体」と言う意味をわざわざ「同胞」団と訳したか知りませんが、そもそもこの時点で正直じゃないですよね。女性も平等に含めて同胞と呼ぼう、と言う発想は兄弟団の中には無い事は、様々な女性に対する規制、社会進出を推奨しない政策からも明らかです。
 
2011年の民衆革命のおぜん立てをしたのがアメリカ政府の支援を受けていたイスラム同胞団傘下の「エイプリル6」ですと?
この団体は必ずしも直接の「傘下」団体、と言う事ではないですが、中心メンバーは隠れイスラミストだと思います。この辺にもこの兄弟団と周辺シンパの「暗さ」が見え隠れし、怪しいとワタシは思っているんです。
「エイプリル6」と言う団体は昨年のエジプト民衆蜂起を組織した中心グループで、15人ほどの若者達から構成され、2008年から活動開始していました。その時点で既に在エジプト米国大使館へ協力援助を申し込んでいた事実がウィキリークスされています。
この頃から既にアル・ジャジーラがドキュメント化に独占密着取材をしているのですが、それは即ち、同TV局と独占契約していたと言う意味ですから、契約資金がアル・ジャジーラから出されていた事を証明していると言えます。 ですから同TV局は昨年、誰も近寄り外せない、タハリール広場の上空にカメラ設置でき、常時中継できていた訳なんですね。
でその後、ムバラク政権崩壊後、アル・ジャジーラは、この団体の密着取材ドキュメンタリーを放送しました。その中で群集組織方法やデモ管理組織方法などのトレーニングをセルビヤ人から受けていた事も明かされていました。その後、更にウィキリークスで米国のトレーニング会社が訓練担当していた事も明らかになりました。
 
イスラム兄弟団に関して言えば、創設当初メンバーの次世代の人々は殆どが現在の組織からは抜けており、逆に如何に変容し、組織内部が堕落してきたかを主張、反対や改善活動をしている、熱心真摯な信仰者もいます。
その他、多くのイスラム教徒からの各地兄弟団への批判は少なくありません。 例えばシリアの反政府派中心団体の議長を務めていたフランス人も兄弟団ですが、毎月大量の資金をドーハから受け取っていましたが、使い道は不明です。また同組織のスポークスウーマンはイスラエル訪問、ビルダーバーグ会議出席と、緊密にイスラエルと共同してきています。
 
これは、ビン・ラーデンがアル・カイダ組織に果たした役割と同じ様な役割を果たした「ウィルス」注入の様な機能を果たした者達がある時機、兄弟団内に送り込まれたのだと推察しています。 兄弟団と相対するサラフィの発祥も似た様な歴史背景が認められるんですが。
 
外から見ればアメリカの傀儡であるムバラク政権よりはるかに扱い辛いであろう同胞団を…
ムバラク政権、と言うよりムバラク一族が余りにも強欲、硬直老朽化した結果、新たな傀儡に挿げ替える必要があったのだと思います。 
端的には、広大なエジプト市場に外資が参入しようとしても、賄賂要求の関係官僚の層が何重にもあり、賄賂払って参入しても結局利益は何も残らない程だった様です。これは、チュニジアもリビヤも同じです。資源豊かなで殆ど未開発リビヤは更にです。
またリビヤは西アフリカ、ディープアフリカへのチャンネル、エジプトはスーダン他、東アフリカへのチャンネルですから、アフリカ全土を掌握するには、この二大アラブアフリカ国を完全に掌握する必要があるんですね。
兄弟団の資金はサウジ、カタールから出ていますから、扱いが難しいどころか、欧米にとっては実に簡単です。資金源を完全に抑えてありますから。また低所得者、低教育層の多くは、自分の頭で考えず、宗教師の言う事は鵜呑みにする傾向が強く、管理は更に簡単な訳です。
だから思考停止のイスラム原理主義化が欧米にとっては望ましい訳です。サウジが米国の最友好国である事実が何よりも明白に語っていると思います。
 
アメリカが支援して民衆革命を起こさせたととれますが、
 
そのとおりです。
 
何でまたそんな回りくどいことを??混乱するばかりです、お助け下さい
イラク戦争後、欧米、特に米国は、もう同じパターンの高コストで印象悪い古いタイプの侵略戦争は望ましくない、と見た訳です。 
世界世論、イスラム世論からの激しい攻撃批判を受けない、表からは全く見え難い新たな別の方法での、中東アフリカ地域戦略、資源管理、市場開放、再編成を必要とした、とされています。
あたかも「アラブ民衆自らが望んで、民主的自発的に変えた政権」の形をとる必要があったからです。
米国の新しい外交戦略は、米国税金と米市民の命を使わずに、資源豊富で膨大な開発市場である途上諸国の市場開放、管理支配する方法です。
それには原油高値を起こし、増産させたサウジ、カタール(はガスですが)の余剰資金を利用し、傭兵会社からの派遣プロ傭兵を潜入させて「民衆蜂起」の形をとり、国連、アラブ連盟を利用した上で、あたかも合法、世界世論をバックにした「民衆革命」と名付けた政権替え、解体、再編成、新傀儡政権樹立を成し遂げたのが、チュニジア、リビヤ、エジプトです。
シリアは今その途上。 
リビヤとエジプトがアフリカへのチャンネル、アラブ世界全体への影響力に対して、シリアの場合は旧ソ連圏諸国、ユーラシアへのチャンネルに当たり、同じく膨大な資源と未開市場への入り口になります。
シリア落しはイラン落しへの予備戦ですが、これはロシア、イラン、中国、インド他、ユーラシア諸国にっては、どうしても譲れない正念場がシリア戦なんですね。
何故かと言うと、もしシリア落しのパターンが成功し、国連、国際世論が認めれば、これらの国々にとっては「次は我が身」の問題だからです。自国民の意思と決定を遥かに超えて、国連と西洋諸国が政権交替を強行する、と言う既成事実を認める事になるからです。
その意味では、西洋日本メジャーメディアが決して報道しない、上海協力機構と旧ソ連諸国協力組織加盟諸国は、シリア、イラン落しに大いに深刻に反対し、軍事協力準備を既に進めています。
 

開く トラックバック(1)

 
イメージ 1
 
 
民主的にエジプト市民が選んだ初のシビリアン大統領...

と言うが実際には投票率は大変低かった。合法的に認められる最低線ではあったものの。投票拒否した市民が悪いと言えばそれまででもある。

イスラム兄弟団は、その創成期から今日まで内部から随分変容してきてしまった、と言う内外の批判がある。 創成期時代を知っている古い世代は既に多くが離反、全く別の活動をしている人達もいる。

何よりも信用できないと思うのは、公共に表明する方針や声明が正直にオープンではなくて、必ずどこかに演技の匂いがし、本当のアジェンダは別にある...そう言うトラックレコードがあるからだ。 
 
公共の市民に対して真摯に本当の事、本意を言わない。それ自体が余りにも非イスラム的だ。 2011年の「エジプト民衆革命」と称して始まったムバラク政権落しを数年掛けて準備し、主導してきた青年グループ「エイプリル6」は疑っていたとおり、やはり「隠れ兄弟団」だった。 

米国政府の資金と訓練により綿密に3年を掛けて準備された戦略だった。

結局は、軍備資金力の優れたスーパーパワーには敵わない、と言う単純な話ではあるものの、イスラム社会運動の仮面を被って貧困層、低教育層を「イスラムの名」をもってだまし掬い上げて来た手法が余りにも、非倫理的、非イスラム的に過ぎる。

その「イスラム兄弟団」の嵐が中東アラブ世界中を一掃する時代が到来した現実に実に暗い思いに落ち込まざるをえない。

アラブ世界はもうとっくの昔に解体され、バラバラにフラグメント化されて久しい。それでも尚、更なる徹底破壊を試み続ける西洋世界がそこまで恐れる「アラブ世界」の亡霊とは何なのか... 
 
アラブ人達自身も気付かない。
 

シスター マリー アン

 
イメージ 1
 
 
Sister Mary Ann, who worked for a home health agency, was out making her rounds visiting homebound patients when she ran out of gas.
As luck would have it, a Texaco Gasoline station was just a block away. She walked to the station to borrow a gas can and buy some gas.
The attendant told her that the only gas can he owned had been loaned out, but she could wait until it was returned.
Since Sister Mary Ann was on the way to see a patient, she decided not to wait and walked back to her car.
She looked for something in her car that she could fill with gas and spotted the bedpan she was taking to the patient. Always resourceful, Sister Mary Ann carried the bedpan to the station, filled it with gasoline, and carried the full bedpan back to her car.
 
As she was pouring the gas into her tank, two rabbis walking by watched from across the street. One of them turned to the other and said,
 
'If it starts, I'm turning Catholic.
 
 
 
 
 
英語ジョーク:文化理解上級向け
 

アップグレイド??

 
イメージ 1
 
 
ご無沙汰です。
規制事実上本ブログを停止してしまいました。
主な理由は、以前から時々こぼしていましたが文章が書けない。気乗りしない。精神的肉体的に「書くモード」に入れない... 
 
と言うことだったと思います。 その背景には忙しさや、仕事内容の変化などが影響しているのかも知れません。
世界中あちこちで同時に、そしてそれら全てが連動して大きく動いている事で、物事を観察したり、考えたり、対応するにも時間、空間、視野も日常の「ここ」からグローバルな「あそこ」に繋がっている「ジブンの寸刻み」生活と脳内を整理するのは案外面倒なことなんです。
世の中の動きと共に、頭の中もどんどん変わっていく、と言うことも判りました。
大きく変り始めたのは3年前からだと言えます。 
UAEのドバイや湾岸アラブ諸国の事情から、更に中東アフリカ全土の話に広がらざるを得ない「世の中の動き」が激しくなった事が主な理由です。
仕事上も、広い地理範囲の経済政治問題を扱わざるを得なくなってきました。 それは中東アフリカ(実際には世界中どこでもですが)地域の特性は、経済、ビジネスに関わる仕事は必然的に政治問題に関わらざるを得ないからです。
そうした仕事上の係わり合いの深さから、ジブンの興味の「モード」と精神的な「ムード」が記事にしたいテーマや内容に大きく影響してきた、と言う事実があるのだと思います。
 
重いテーマが多くなってしまった。
 
重いテーマを文章にするには、余りにもジブンの日本語文章表現能力が不足している、と言う思い現実を抱えています。
これを乗り越えるために、ずっとモンモンとしているのですが、未だ解決を見ていません。
そこで、まだしばらくは時間をかけて、考え模索し続け、リハビリし続けていくしかないと考えています。
 
このブログは過去記事記録、アーカイブとして残し、これから新しいスタイルへの発展(後退かも知れないですが)と移行を考えたいと思っています。
ここまで書いて、ふと今思い出しました。
 
あっ、双子座だった...
 
ひとつの事に集中できない、飽きっぽい、常に雑多で多様な変化を求め続け、動き続けるタイプだったんじゃないか??
まだ考え続けていきます。
 
久々のご挨拶と心象報告、お詫びと御礼...
のつもりです。
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
西洋メディアが命名した『アラブの春』の背景と『なぜ?』は、前出記事で何回か説明した様に、欧米西洋列強諸国の新世紀アジア、アフリカ図実現のための、戦略的な作戦の一環だ。
 
英語で解かり難く恐縮だが、上記の4年前のビデオでも明言されている上、欧米諸国が決して隠すつもりなどは無く、「陰謀説」などでは全くない計画作戦がある。
戦略的作戦とは広く世間一般の人々に知らせるべきものではないから、表に出て見えにくいだけだ。
 
中東アフリカ地域が新時代に向けて西洋列強諸国によって分断されたのは、サイクスピコ条約によるが、これには長期的な計画があり、第二段階の分断計画があった、と言われる。 
 
その第二段階の分割計画の実現が、現在進行中の中東アフリカ地域のあちこちで起こっている「紛争・内戦」とか「民衆蜂起」とか「民主化革命」とか「アラブの春」とか呼ばれる形で、実現に向けて進行中の事どもなのだと言われる。
 
「そんなのは飽くまでも想像的な勘ぐり『説』じゃないのか」
と思う者達も少なくはないのかも知れない。 考え勘ぐり続けてもしょうがない。
地図を見て、どこで何が起こり、どうなったかを観察してみるのが一番よい。
 
西洋列強が世界の植民地化争奪戦に血道を上げて以来、植民地化とその経営作戦は案外単純な作戦の登用によるものだったのかも知れない。 よく知られた「分断し制覇統治せよ」だったし、現代でもそれは十分に効用がある。
 
ある団体、社会、共同体、国家...、あらゆる人間集団には、いつでも分裂し対立し得る要素がある。 人間の性であるところの、妬み心や恐怖ゆえの懐疑心、その他様々、ありとあらゆる要素はいつでもどこにでもある。
 
こと中東アフリカ地域に当てはめてみれば、例えば
 
ユダヤ教とキリスト教、キリスト教とイスラム教、イスラム教とユダヤ教...
 
トルコとアラブ、アラブとペルシャ、ペルシャとトルコ、クルドとトルコ、トルコとアルメニア...
 
ファタハとハマス、王国と共和国、アラブ連盟とGCC,カトリックと正教会、ドゥルーズとキリスト教、
 
スンニとシーア、スーフィーとスンニ、モスレム兄弟団とサラフィー
 
アラブとアフリカ、トアレグとアラブ...
 
続けていけば限りがない。
 
サイクスピコ分断計画の第二段階は、第一段階で分断した結果、天然資源が豊富で、自給自足可能な広大な国土となった、スーダン、エジプト、リビア、ナイジェリア、イラン、イラク、シリア、サウジアラビア、ナイジェリアなどだ。
 
これらの国々を良く見てみれば、
 
イラクは戦争破壊の上、事実上3地域に分けられる既成事実が積み重なりつつある
 
スーダンは既に南北に分断完了 
 
リビアはNATO,カタール/UAE軍に破壊され、部族民兵集団を組織、訓練した上武器供給し、内戦の危機に落し込んだ。
 
シリアは内戦、分断過程進行中。
 
アフリカ最大の原油埋蔵国ナイジェリアでも始まっている。
 
 
原油資源豊富な隣国イラクに起こった事、続いてスーダン、リビア、そして同じく隣国シリアに起こりつつある事を観て感じているイランは、今何をどう思っているか、想像してみれば良くわかる。
 
間違い無く「次はわが身」と確信しているだろう。 そして、その前哨戦は既に始まっているのだ。
 
 
それが「イラン危機」の実情だ。 
 
 
イラクが侵略されサダム・フセインが殺され=『外国武力介入により無理矢理の政権交替』が行われたのは、何あろう「大量殺戮兵器を保有していた」からではなくて、「保有していなかったからこそ」だった。 
 
世界中の核兵器保有諸国は未だ嘗て、どこも侵略され、戦争しかけられた記録が無いのが歴史の事実だ。
 
イランがどうしても「独自に平和利用核開発」を主張し急ぐのは、シリアと共にイランもまた、『米国の新世紀世界地図』=戦略的再分断計画を知っているからだ。
 
イラク、リビア、スーダンを分け、その結果得た、欧米のスーパーメジャーと言われる石油会社が得つつある原油増量とその権益額、大規模建設、金融インフラほかあらゆる分野の、殆どゼロからの国土インフラ建設にかかわる契約額と、一体誰がそれらの契約仕事を取っているのかを観てみれば良い。
 
欧米諸国はメガトン級借金と飽和状態市場で治癒のしようも無い慢性患者状態だ。ではどうしたら、そこから抜け出せるのか? 
 
当分は長引きそうな、そんな経済低迷状況下、西洋価値世界以外の地域で立ち上がりつつある次世代のスーパーパワーの予兆を感じつつ、できるだけ早く天然資源とキー産業市場の既得権を確立したい西洋世界の真剣度は、中東、アジア地域に起こっている諸々の事どもから十分察せられる。
 
巨大な未開発市場と溢れ出る天然資源宝庫が、今まで任せていた旧世紀の遺物、重層汚職独裁政権に管理させて来たが、病める西洋世界には、大至急、最高率の利益で、できるだけ多くの権益を獲得、業務開始する事が、今最も必要とする特効薬なのだ。
 
それには、旧態依然として融通利かない旧友老朽独裁者達では機能しなくなっていたのだ。
 
中東アフリカ地域への民主主義導入などは、基より西洋の利益ではない。
 
それどころか、中東地域のイスラム原理主義化こそが西洋にとって最も都合良く利益が合致する。
 
民衆革命後のアラブ諸国で何故軒並み保守イスラム原理主義勢が政権に就くことができているのか。 
 
それは彼らが熱心に社会保障や福祉政策を説き、選挙運動し続けたからだ。 
 
では、その選挙資金は何処から出ているのか、と言えばカタールから出ていたことは既に公になっている。 ではカタールは独自にそう言う政策を取ったのか? 勿論そうではない。
 
大借金西洋世界は、もう何処にも一銭も使いたくないし、使えない。
そこで、湯水の如く湧き出だし続ける膨大な天然ガスマネーと、世界を買ってもまだ使い切れない、極小人口カタールの富を使い回して、新世紀の世界地図⇒新世界支配構造の実現、実行する事にした訳だ。 ここ数日、欧州中央銀行総裁達が挙ってGCC諸国を訪問し、IMFはGCC産油諸国に供出金を増やす様に迫っている。
 
 
シリア、イランが、旧西洋列強とは一線画してきたロシアと中国に期待するのは当然だ。
 
ロシアは政治思想・経済体制の違いに関係無く、昔から伝統的に地中海に出る「南下政策」を堅持してきたし、またそうせざるを得ない。
 
欧米諸国がシリアの開発発展協力を拒んだ時、ソ連は真摯に協力し、シリアは独自の建設産業技術を発展させることができた。
 
その結果ソ連/ロシアが得た地中海での係留地は、何としてでも保持したいのがロシアの気持ちだ。同じくペルシャ湾、ホルムズ海峡を制するイランとの同盟関係の重要度が、ロシアにとってどれほどのものかを理解するのは難しくない。
 
シリア、イラク、イランの地理位置は、人類が初めて文明の域に達する事を可能ならしめた自然と大地、「肥沃な三日月地帯」そのものだ。 
 
この3国が保有す原油量、豊かな天然資源は、東と西の世界を結ぶこの広大な地域を完全に自給自足ならしめる。 この地域の資源と、それ以東のアジア地域だけで世界は、膨大な経済圏は十分成り立ち得てしまう。  
 
 
内戦によるシリア破壊と分断、その次は勿論イランだ。 そしてイランの次はサウジアラビア。
 
問題なのは、シリア、イランは、イラク、リビアの様な筋書きどおりにはいかない。
 
米英仏軍は既にトルコで待機しているし、気付かず提灯持たされ歩き回るカタールは、イスラム世界のカリフになったつもりでいるかの様だが、シリアもイランも強権化で苦労してきた民衆だ。
 
自国がミサイル、戦闘爆撃受けたら必ず応酬するし、またその能力も有る政権だ。 
 
先進諸国の文明生活に慣れ切ったイスラエルやトルコ、カタールの様な国々が、応酬攻撃で受ける戦傷に対する精神的耐久度と、軍事強権下で耐えてきた途上国生活に慣れた人々の耐久度とどちらが「被害度」をより深刻に感じ、受け取るか。
 
シリアやイランが撃たれ死ぬ時は、できるだけ多くの被害を敵側に与えようとするだろう事は容易に想像できる。 
 
イスラエル、トルコ、カタール、アブダビなどがどれ程被害に堪えられるか。
西洋世界にしてみれば、更なる新市場創出と混乱の中での利権獲得劇に有利に動けるチャンスになるだろうが。
 
ロシアは、イラク、リビアには欧米に目を瞑った。
が、シリア、イランは渡さない。
 
 
昨年の今頃、『アラブの春』で世界が沸いた。
 
一年後の今日、中東アフリカは『アラブの地獄』を迎える年の始まりを予兆する。
 

開く トラックバック(1)

全212ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.

ブログバナー

検索 検索
PINK
PINK
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

標準グループ

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
コンタクトレンズで遠近両用?
「2WEEKメニコンプレミオ遠近両用」
無料モニター募集中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事