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昔々のまた昔...
初めて日本を出て海や空を越えて訪ねてみた国はスリランカでした。
団体旅行ではなくて、ジブンで航空券を探して、買って一人で訪ねて行った先は、首都コロンボから何キロか離れた郊外に住むキリスト教牧師夫妻の家でした。
面白かったです...
多分、この時にワタシはホントに【世界】があることを知ったのだと思いますが、その世界は【貧困】なのだと言うことも知ったのだと思います。
そのホームステイ先のスリランカ人牧師にある日こんこん、しみじみと諭されました。
『PINK,世界の根本的で決定的な問題は戦争と貧困なんだ。この二つの問題を解決することが私達人類の最大の課題、使命なんだ』
スリランカで観たその【貧困】の風景は生涯忘れないと思いますが、同時に【豊か】である事の意味も広く、深く理解する様になったと思います。
幸い(かどうか今も解りませんが...)スリランカは豊かな自然に恵まれ、あまりにも肥沃で豊潤な土地は楽園のそのもので、人の努力などとは関係無く、一年中何処にでも食べ物を実らせてくれます。
それでも人間達はあまりにも「貧困」でありましたが...
その後、次に訪れた国は英国でした。
英国は、かつてのスリランカ殖民宗主国でした。 世界を植民地征服した大英帝国の人々の暮らしをじっくり内側から体験することができましたし、そこで旧英国植民地諸国から集まって来た様々な国の人々と出会うことができました。
とくにもアフリカからの人々との出会いは興味深く、様々な意味で強いインパクトを与えられました。
彼らが、自分達の生まれ育った土地は命を掛けて【闘う】ことでしか自分達のものとして守れないことをまざまざと教えてくれたのだと思います。
【西洋近代】と言う頑健巨大傍若無人【ちからの論理の世界】に潰されてしまった別の世界が、再生しよう、生き延びようとする時の苦悩する姿を見せてくれたのは、これらの被植民地有色人種のスリランカ人達やアフリカ人達でした。
その後、殆ど完成され、成功したかの様な【西洋合理世界の見本】的な国スウェーデンで更に深く、広く、長く、そのシステムや文化、考え方の背景などを体験しながら学ぶことができました。
【完成したキリスト教西洋近代合理主義】の粋の様な、世界で最も上手く機能して市民の福利厚生供給に成功してきた国の一つであることは確かな国スウェーデンでしたが。
安全で、清潔で、整理整頓され、より平等な市民社会、自然豊かで、エコ意識は高く、人権・動物権は固く守られ、誰も飢え死に、のたれ死ぬことの無い、お墓までも保障され、200年以上も戦争を避けてきた、限りなく理想に近い様な国スウェーデンには、心底頭が下がり、全く尊敬脱帽するのみであります。
ただ不思議なことに、この国で隠居、老後を過ごし安心して葬られたい...
とは一度も思うことはありませんでした。
そしてドバイ ...
つづく...
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