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蒼の祈り
最近聴いた曲deeper deeperでワンオクにハマってしまった。one ok rock最高だわ!

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地軸

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時が深々と降り積もる

空が焼けるほど熱いというのに

地球の裂け目から放り出され

時に圧縮されそうだ

音のない宇宙に漂う無機物みたいに

消えることすら出来ないでいる

私はいつどこで何に喜んでいたのだろう

そんな簡単なことも浮かんでこない

時が深々と降り積もる

私という骨格が砕けてゆく

もう私は私ですら無いのかも知れない











霧の中の着地点

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伸ばした手が触れる距離で

あなたの心を包めたら

熱い血が流れる温度で

冷たくなったあなたの手を温められたら

いくら夏に似た日差しが降り注ごうと

蘇ることのないあなたの記憶が

私の胸の中で凍てつく

窓の外が熱く燃えつくほど

ますます冷たさを増してゆく

この世に在る鋭利な刃物で

張り巡らされる根っこのようなあなたの記憶を

丁寧に丁寧に剥せる事が出来れば

幸せのハードルも下がり

呑気な毎日がコントのように笑えるのかも










花冷え

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雨に叩かれ

おもそうに落ちるサクラ

昨日ほろ酔いの花見客が幹にもたれ掛かり

吹雪く花びらの舞う様を

気持ちよさげに目で追っていたよ

あの人たちは今思っているかな

私のつま先で吹雪くこともなく

花びらをつけたまま

ビショビショになって落ちたサクラのこと

花見客があんなに騒ぐのは

きっと今日のサクラの運命を

肌のどこかで知っている為かもしれない

私は踏んづけたんだ

哀れに見えたサクラが

なんだか許せなくなって

ビショビショになって地面に叩きつけられたサクラが

どうしても許せなくなって

心もなく降る雨は涙の代わりに

私の頬に流れてた













小春日和

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何かを書きたいのに形が見えず

冬と春の間の

寒いのか暖かいのかも感じきれない隙間に

私の心がすっぽり嵌ってしまい

動かれずにいる

時折ゆるりと流れる風に

あなたが居た頃の

桜の香り混じりの冷たい地面が

ほんのりと恥ずかしそうに春の日差しに温められ

もう時期春だよと言いたげに

動けずにいる私の心に囁く

明日また寒くなるのに

あなたと居た思い出がまた春を待ち焦がれさす














ノイズ

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心に詰まってた言葉が薄くなって

霧のように身体から逃げてゆく

言葉のいらない暮らしに

蓑虫みたいにぶら下がってる

ここはにっこり笑って揺れておく

笑顔はね便利すぎて

言葉を忘れても

心があるみたいに過ごせるの

最近人形だって学習して言葉をくれる

心があるみたいに笑顔もくれる

気の利いた言葉は

私の身体に残ってないから

笑った私を言葉にかえて

雑踏の中で聞こえた通りすがりの話し声みたいな

言葉とも言えないノイズでいいから

笑った私の心を読んで















pinonoinori
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