こんにちは、ゲストさん
ログイン
Yahoo! JAPAN
すべての機能をご利用いただくためには、JavaScriptの設定を有効にしてください。設定方法は、ヘルプをご覧ください。
全体表示
詳細
全359ページ
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
[ 前のページ | 次のページ ]
・ いつも何かから自分を抑えているという感覚 この感覚が正しいのか自分に問いかける 抑えた縛りを解いてみれば そこにあるのは欲望に満たない ただの羨み 欲の剥がれ落ちた心は 人間の生々しさもなく 小さな鉢の中で枝を曲げられた松のよう 何かの衝撃で地面に落ちたとしても 貧弱な根っこで大地を掴むことは出来そうにない 鉢の中から空を見上げると 大きな枝を広げた立派な柿の木が 朱色の美味しそうな実を吊るし 気持ち良さ気に空を仰ぐ ・
>
・ 遠くで蟻んこくらいになった我が家を眺めると 悩みもそんくらいにならないかなって・・・思う 四六時中悩んでる訳じゃないけど たまにつまずいた時ちっちゃい小石が 崖から転げ落ちた巨石に見える ここまで落ち込まなくてもいいのに なんて思いながら とことん凹んでる自分がオモシロイ こんなに凹んでも明日は普通にやって来て アハハって感じで通り過ぎてく ここから見る我が家ってほんと・・・小さいな 笑っちゃうくらい小さいな ・
・ もういいの 放った言葉のあとから 後悔と寂しさが押し寄せる 心の奥で叫んでた言葉は ソバニイテ ココロとコトバの距離が遠過ぎるみたいで 体の外に出た言葉はまるで逆 あなたの目を見られず 険しく歪んだ眉をチラリと見た やめよう もうやめよう そう思ってもまた会いたくなる なのに再び飛び出すの もういいの 体から心と反対の言葉が ピストルの玉みたいに飛び出して ココロが空っぽの薬莢みたいに転がるの 軽薄なくらい コロコロと転がるの ・
・ しとしとと降る雨粒 楽しそうで悲しそうで つま先の靴に滲みたり弾かれたり 温く届かぬ冷たさで 咲いたばかりの花が蕾みたいにしぼんでる 太陽が恋しいけど 湿気を帯びた空気では素直に喜べない もう少しだけ つま先に落ちて弾かれた雨粒を見ながら あしたの空は何色か静かに考えていようかな きっと良いことあるような そんな気持ちで ・
・ 言葉をどのように並べても あなたには届かない 尖った心にどのように触れれば 血を流さずに済むのか 皮膚が裂け流れる血なら拭えるのに 心が裂けた血は私では拭えない 私には一瞬の明日が あなたには退屈なドラマみたいに長過ぎる どこかで間違ったんだね 何かが間違っていたんだね そんな事も気づかないまま 本当のあなたを消してしまったんだね 私の一瞬は あなたの明日を消していたんだね ・
すべて表示
スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!
ウーマンラッシュアワー 村本
小川菜摘
福田麻貴