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昨日の月が赤くて
漆黒のなか怖いくらい赤くて
牙に滴るような色
見ないように3秒数えて
まだ数えたりないのに
ぜんぜん足りないのに
あの月を見てしまった
怖いと思った私の目は
私の心より現実を見てて
星はきちんと輝いてて
漆黒の中の赤は
墨を薄めたような空に負けたのか
薄桃色にしらけて
私の足元をどんよりと照らした
現実を見る目なんて
ほんとうにほんとうに面白くない
怖いと思いながら
心のずっと奥で
血のように鈍く光る
真っ赤な真っ赤な月を
息が止まるくらい睨んで居たかった
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