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・ 何かを書きたいのに形が見えず 冬と春の間の 寒いのか暖かいのかも感じきれない隙間に 私の心がすっぽり嵌ってしまい 動かれずにいる 時折ゆるりと流れる風に あなたが居た頃の 桜の香り混じりの冷たい地面が ほんのりと恥ずかしそうに春の日差しに温められ もう時期春だよと言いたげに 動けずにいる私の心に囁く 明日また寒くなるのに あなたと居た思い出がまた春を待ち焦がれさす ・
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・ 心に詰まってた言葉が薄くなって 霧のように身体から逃げてゆく 言葉のいらない暮らしに 蓑虫みたいにぶら下がってる ここはにっこり笑って揺れておく 笑顔はね便利すぎて 言葉を忘れても 心があるみたいに過ごせるの 最近人形だって学習して言葉をくれる 心があるみたいに笑顔もくれる 気の利いた言葉は 私の身体に残ってないから 笑った私を言葉にかえて 雑踏の中で聞こえた通りすがりの話し声みたいな 言葉とも言えないノイズでいいから 笑った私の心を読んで ・
・ いつも何かから自分を抑えているという感覚 この感覚が正しいのか自分に問いかける 抑えた縛りを解いてみれば そこにあるのは欲望に満たない ただの羨み 欲の剥がれ落ちた心は 人間の生々しさもなく 小さな鉢の中で枝を曲げられた松のよう 何かの衝撃で地面に落ちたとしても 貧弱な根っこで大地を掴むことは出来そうにない 鉢の中から空を見上げると 大きな枝を広げた立派な柿の木が 朱色の美味しそうな実を吊るし 気持ち良さ気に空を仰ぐ ・
・ 遠くで蟻んこくらいになった我が家を眺めると 悩みもそんくらいにならないかなって・・・思う 四六時中悩んでる訳じゃないけど たまにつまずいた時ちっちゃい小石が 崖から転げ落ちた巨石に見える ここまで落ち込まなくてもいいのに なんて思いながら とことん凹んでる自分がオモシロイ こんなに凹んでも明日は普通にやって来て アハハって感じで通り過ぎてく ここから見る我が家ってほんと・・・小さいな 笑っちゃうくらい小さいな ・
・ もういいの 放った言葉のあとから 後悔と寂しさが押し寄せる 心の奥で叫んでた言葉は ソバニイテ ココロとコトバの距離が遠過ぎるみたいで 体の外に出た言葉はまるで逆 あなたの目を見られず 険しく歪んだ眉をチラリと見た やめよう もうやめよう そう思ってもまた会いたくなる なのに再び飛び出すの もういいの 体から心と反対の言葉が ピストルの玉みたいに飛び出して ココロが空っぽの薬莢みたいに転がるの 軽薄なくらい コロコロと転がるの ・
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