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哀
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・ このページを開くのはいつも深夜 眠りたいのと眠れないのが丁度同じくらいの真ん中 ぼーっとした頭の中で今日の出来事を繰り返す 思い出して溜息ついて また思い出して 溜息ついて 何度も同じように 諦めるのを待つみたいに ひつこくひつこく もういいや こんなの繰り返したって 変わらない 何も変わらない そんな風に思っては疲れて 枕を抱えながら 気が付けば夢の中 今日もいつもの夢の中 そして静かな夢の中 ・
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・ 手に触れたぶんだけ寂しかった 温かかった頬も コロコロ笑う声も もうずっと遠くになって いつも想ってるわけでもなく 思い出せばそのぶん さっき触れたみたいに 温かく感じた手が切ない あなたの頬を両手で包んだとき 何かを言った言葉の振動を手が覚えてる 何かを言ったのに 言葉は思い出せなくて なのに私の手は言葉の感触を今も忘れない あなたの目からこぼれた涙が 私の心の音を消し ほかの誰も抱き締められなくしてる ・
・ ただいい映画だったねって言えたら ただいい絵だねって言えたら ふたり違い過ぎて どんなに寂しくても 寂しいって言葉 言いたくない あなたが近付けば私は少し離れる いい映画だったねって言えない人 いい絵だったねってあなたには言いたく無い 傍に居る事がとても寂しくても あなたの前では素振りもしない あなたじゃない何でも無い人と ただいい映画だったねって言えたら ただいい絵だったねって言えたら 少しは毎日が楽しくなるって思いたい ・
・ 好い音楽とたくさんの想い出が在れば 何も無い休日だって退屈しない そう思ってあなたを避けた 暫くはね良い気持ちで過ごせてた 私の両手は知ってるの 現実は目の前の鏡に映る自分だと ちっとも幸せそうに映らない 自分の手を繋いでも温かさは共鳴しない 冷たい手は冷たいまま 音楽だって指先で奏でない音は空間に響かず 耳の中で広がる 傍に居てもあなたには聴こえない 私の好きだった曲覚えてる そう思いながらあなたの背中を見てる自分 壁に掛かる鏡の中に あなたの背中越しに頬杖をつく私が映る ・
・ コトッとカップを置いた音 そんな音を立ててソファーに浅く座る ほのかに匂うお酒の香りを 苦い香りが消してく 彼女と会わない日のあなたとは違う 今日のあなた 足を組み気だるそうに 指先のタバコを忘れた見たいに 紫煙の中を心が彷徨う あの人の元に心を置き去りにして 満員電車に飛び込むサラリーマンみたいに 私の前に辿り着く 同じね私もあなたも ずっと何処にも無いものを探し続けてる ・
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