ピン太郎☆俳句日記

自称、日本語教師。中国某所に勤務中。。。

小説・大江戸セクシー侍

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時代劇。超娯楽小説。そんなものを、いつか書きたいと思います。
その"準備運動”のようなものを、日記のように少しずつ、書いてゆけたらと。。
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小説・大江戸セクシー侍 
 
  第2回

 おそらくは、日ごろ力仕事で世を渡っている この二人。
 サムライの姿が見えなくなると、とたんに うわさ話をはじめます。

甲 「おい、ソバ屋のおやじ、あの侍は、だれだい?」
 
蕎麦屋「あれは、瀬久新三郎 様とおっしゃる、江戸のお方ですよ。」
 
乙 「せく・しんざぶろう だと? 
   うーむ、この辺じゃ、聞かない名だな。」
 
蕎麦屋「ええ、なにしろ、江戸のお方ですから。」
 
甲 「ソバ屋、理屈を言うな。うるさい奴だ。」
 と、しばらくズルズルと蕎麦をすすっておりましたが、
 
 
甲  「しかしお前、ずいぶん、あの侍に、くわしいじゃないか。」
蕎麦屋「ええ、なにしろ、ここ一ヶ月、毎晩のようにいらっしゃるんで。
    気っぷの 良い おサムライですよ。」
 
乙 「どうせ、毎晩来る客は、みんな良い客だ、ってんだろう。」
蕎麦屋「いえ、違いますよ。
    食い逃げをつかまえてくれたり、
    ヤクザ者にからまれてる人を助けたり、
    もう、あれこそ、サムライの かがみ。」
 
甲 「へえ。サムライの鏡ねえ。」
 
 
 
 
乙 「ねえ、兄貴。」
甲 「なんだ?」
 
乙 「サムライの 鏡 と かけて、なんと解く?」
甲 「お前、なに言ってやがる。」
 
乙 「できなければ、この蕎麦のお代は、兄貴もちだ。」
甲 「・・くだらねえなあ。
 
 
 
甲 「サムライの鏡とかけて、おでん屋の引越し と解く ってのはどうだ。」
乙 「その、心は?」
 
甲 「 二本差して 映ります (二本刺して 移ります)。どうだ?」
乙 「兄貴、うめえなあ〜。
 
   おでん は、田楽(でんがく)に由来し、串は二本刺さっていたのが
   本来の姿です って、テレビで言ってましたからねえ。」
 
甲 「お前が うるさいから 小説が 進みやしない。」

 ・・・つづく。
 
( 長くてすみません。次回から 短くします。ピンパパ拝 )
 
 
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 いつか、時代小説を、書きたいと思います。
 その構想を、日記のように、ここに書いてゆけたらいいな、と。。
 
 題して 
 「大江戸セクシー侍」 (おおえど せくしー ざむらい)。
 
 第一回
 
甲「おう、蕎麦屋が 出てる。
  兄弟、蕎麦でも食って行こうじゃないか。」
 
乙「ああ、兄貴。ソバとは、ありがたい。
  いくら お上の御用の お手伝いとはいえ、この冷え込みだ。
  おやじ、ソバを二人前、熱くしてくんねえ。」
 
蕎麦屋「へい、毎度」 と、言いさして、
蕎麦屋「ところで、お客さんたち、お上の御用って、なんです?
    こんな夜更けに、なにか捕り物でも、あったんですかい?」
 
 
乙「おや、油断のならねえ、おやじだ。人の 内緒話を、聞いてやがった」
蕎麦屋「へえ、どうも、内緒話にしちゃ、大きな声なもので・・」
 
甲「ハハハ、いや、じつはな、このあたりに、馬に乗った賊が、二三人、
  逃げ込んだはずだ、ってえのよ。」
蕎麦屋「この、品川へ、ですかい?」
 
甲「ああ。物騒な話だろう。しかも、そいつらはどうやら、
  どこぞのお姫様を、さらって逃げているらしい。」
乙「しかも、日本のお姫様じゃねえ、外つ国の、姫だって話だ。」
 
蕎麦屋「へえ、外つ国ねえ。・・ええ、お待ちどおさま。」
甲「おお、ありがとよ。・・・まあ、それで、おれたちみたいな、
  半端な若い衆まで駆り出しての、大騒ぎってわけだ。」
 
 
・・・と、それまで 黙って聴いていた客が、もう一人。
  身なりはれっきとした、どこかの家中の、お侍でありますが
 
侍 「親爺、お代は置いてゆくぞ。」
蕎麦屋「へえ。ありがとうございます。」
 
侍は スッと立つと、ふところ手のまま、音もなく歩き去ります。
 
乙「なんだ、陰気なサムライじゃねえか。」
甲「しいっ、聞こえるよ。」
 
(つづく)
 

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