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外宮(げくう)と呼ばれる豊受大神宮には、豊受大御神(とようけのおおみかみ)がまつられています。天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお食事の世話をしてほしいとして、元は丹波(現在の丹後地方)にいらした豊受大御神をおよそ千五百年前にこの地にお迎えしたそうです。豊受大御神は衣食住をはじめとする全ての産業の守護神です。
参拝時には、先に外宮を参拝してから内宮に行くのが昔からのならわしだそうです。
内宮に比べると敷地面積も小さく、非常に地味な印象を受けますが、とても静かで慎ましく、本来の日本の文化を象徴しているような印象を受けます。
外宮の御正宮(ごしょうぐう)(本殿みたいなもの)は内宮の御正宮に比べてもきらびやかさは少なく、自然の中に静かに溶け込んでいます。私は御正宮を目の前にした時に、その場を支配する静かで優しい空気に思わず涙が出そうになりました。
鎌倉時代の僧・西行が、伊勢神宮を訪れた際に
「何ごとの おはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」
と詠んだそうですが、その気持ちが良く分ります。
鎌倉時代の西行が感じた空気が、全く変わらず現在にも漂っているというのはすばらしい事で、この地を守ってきた人々の努力と神々への尊敬の念を強く感じます。
伊勢神宮に来て感じたのは、参拝者が参拝のマナーを忠実に守っているということです。スピリチュアルな事がもてはやされ、宗教などに関心が高くなっているのもあるかもしれませんが、それだけではない気がします。この場を支配する雰囲気がそうさせているのではないでしょうか。
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2010/8/31(火) 午前 10:04
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2010/8/31(火) 午後 0:20 [ がうちょ ]