ZOOLOG@pipu

獣医学科の大学生ぴぷによる、ZOO(動物園)を主題としたBLOGです。日々のことや動物園に関することを思いつくまま書き連ねます。

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一つ前の記事で、年末の、佐世保市いしだけ動植物園の訪問記を書きましたが、
その後、まだ新しい水族館、九十九島水族館「海きらら」を訪ねました〜

佐世保市の、西海パールシーリゾート、というレジャー施設(?)の中にある水族館で、
これまでも船の展示館やそれに併設された小規模の海生生物展示などがあったらしいけれども、
大改修を進め、2009年の7月に水族館としてリニューアルオープンしたばかり。

大変ステキな水族館でした〜

イメージ 1
入館してすぐのエリア。プロローグ部分とでもいうのでしょうか。
九十九島の海へいざなう、導入部分となっています。
館内のデザインがなかなか良くて、個人的には、装飾が施された壁と、コンクリートの打ちっぱなしの壁とのバランスが非常にいいなぁ、などと、そんなとこばかり見てました(笑)

一番メインの水槽は、
イメージ 2
九十九島湾大水槽。天然光がキラキラ差し込んで、綺麗です。
マアジ!
この水槽は、上部は屋根などなく完全屋外で、一応照明とかも用意されてはいたけれど、このときは天気もよく完全に自然の光のみです。勿論、雨も振り込むのでしょう。
地元の海が、完全に、圧縮されています。
最新水族館らしく、この水槽にはアクリルのワザも多用されていました。半チューブによる水中演出などもなかなか素晴らしいです。

イルカも飼育されていますが、徹底して、九十九島近海に住むものを飼育してます。
イメージ 3
バンドウイルカ2頭と、ハナゴンドウ1頭(全部メス)がいました〜。
水槽はそんなに大きくはないけれど、いろいろ遊び道具が与えられています。それぞれにお気に入りの道具があるようで。
“イルカの知能や運動能力を紹介するプログラム”も、勿論、開催されます。
まだできて半年ですから、イルカも、トレーナーも、まだ修行中という感じでしたが、それなりに見ていて楽しめます。
イメージ 4
ハナゴンドウのリリーちゃん。最近すこぶる調子がいいらしく、ジャンプの高さの記録を更新中だそうです。

クラゲにもかなり飼育・展示の労力が割かれ、充実していました。
何はなくとも、
イメージ 5
キヨヒメクラゲ!大変有難いクラゲだそうで。
他にも飼育種類数も多く、幻想的な「クラゲシンフォニードーム」やノーベル賞の下村博士(佐世保に縁があるそうで)とオワンクラゲなど、演出もなかなか凝っています。


最近の水族館のトレンドは、アクリル技術向上による意匠工夫の流行はともかく、海獣・珍生物とかの山はもう過ぎてしまって、地域性とかローカリズムとか、そういうところに立ち返ってきているような気がします。
それは、海の生物を見て楽しむ、あるいは生物学的な見識を深める、というだけでなくて、身近な水域とそこに暮らす人々の社会や文化も含めて、展示もしくは調査・研究・保存をするという重要な役割を果たすべく水族館(さらには世の中の水族館に対する認識)が変化しつつあるのかもしれません。

そういう意味で、この水族館は、本当に、ひたすら九十九島の海だけにこだわっていて、「地元の海」を体現した水族館となっています。
テーマや信念がブレない、というのは、本当に大事なことのように思います。
(今後、アシカとかペンギンとかを飼育することが万に一つもないように願っています!)

かなりザックリと、ほんの一部分だけの紹介ですが、新しいだけあって、なかなかいい水族館でした。
日動水とか、是非入ったらいいのに・・・

閉じる コメント(7)

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おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

2010/1/10(日) 午後 10:47 [ 悲歌慷慨 ]

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おっ、俺も見てきたよ。
地元にこだわる展示姿勢に好感度大でした。軸がしっかりしているようだから、今後にも期待を抱かせてくれそうな水族館でしたね。

2010/1/10(日) 午後 11:34 [ jam*ran*y ]

悲歌慷慨さん〜、
2010年、「ZOOLOG」ともども、ヨロシクお願いをいたします。

2010/1/11(月) 午前 1:05 ぴぷ

ジャマランディさん〜
さすが、もう見に行かれていたのですね!
地元重視型の水族館はこれまでも結構ありましたが、この規模で、徹底して九十九島にこだわった水族館は、ここくらいなものですよね。
動物園と言い、水族館と言い、佐世保はなかなか楽しみな地域です。

さて、では現在構想中の京都の水族館・・・どんなものに仕上がるのでしょうか。(そもそも完成までたどり着けるのか??)

2010/1/11(月) 午前 1:09 ぴぷ

海獣や珍生物の展示は、どこぞが始めたとたんにブワ〜!っと全国へ広がりますよねぇ(´□`。)

地域性重視の展示・・・高知の桂浜や高松の屋島みたいな、小回りの利く水族館がそういうのでは有利でしょうね〜(σ・∀・)σ



キヨヒメクラゲって・・・カブトクラゲみたいや〜!
って思ってたら、カブトクラゲの仲間なんですね(((( ;°Д°))))
どの点が「キヨヒメ」なんでしょうか〜(;´▽`A``

2010/1/11(月) 午後 3:51 [ べる〜が ]

↑いや、さすがに海獣はブワ〜!っとはいかないですね(ノДT)

2010/1/11(月) 午後 3:52 [ べる〜が ]

例えば、岐阜県の某淡水魚水族館なんかでも、アシカのショーをやってたりして・・・そういうのが残念でなりません。
水族館としても、本当はそういうのに迎合したくはないのでしょうけれど、世の中的に、水族館=レジャー施設、お客さんを喜ばせて“黒字経営”をしてナンボ、みたいな悪しき認識があるので、そういう方向になっちゃうのですかね〜

キヨヒメクラゲは、佐世保の解説によると、日本の昔話に由来する、とありました。
ういきぺでぃあで「清姫伝説」を調べてみると、紀伊地方に伝わる物語なのだそうで、世界で初めて発見されたのが和歌山県の田辺湾ということと関係はありそうですね。
でも、クラゲを見た印象からは、どの辺が「姫」なのかはよく分かんないとこでした(x_x;
命名者は非常に想像力の豊かな方だったのでしょう。

2010/1/11(月) 午後 4:06 ぴぷ

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