ZOOLOG@pipu

獣医学科の大学生ぴぷによる、ZOO(動物園)を主題としたBLOGです。日々のことや動物園に関することを思いつくまま書き連ねます。

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まさか、こんな形で常盤公園の紹介をするとは、思ってもいませんでした。

常盤公園(ときわ公園、常盤遊園)は、山口県の宇部市にある公園で、サル類や鳥類などを飼育し、日本動物園水族館協会に加盟している動物園でもあります。
ちょっと年代の上の方なら、ペリカンの「カッタくん」のことはご存知かもしれません。カッタくんはこの園で生まれたモモイロペリカンで、ペリカンとしては日本初の人工孵化で生まれました。公園内の湖で放し飼いにしていたところ、近隣の幼稚園などに“お散歩”するのが有名でした。

常盤公園のシンボルともいえるのは、カッタくんだけではありません。
隣接する常盤湖を仕切って「白鳥湖」と名づけ、飼育されていた世界中のハクチョウたちは常盤公園はもちろんのこと、市のシンボルとも言える存在だったと思います。
白鳥湖にはおよそ400羽のハクチョウが暮らしていました。
そして白鳥湖には、多くの野鳥も生息し、毎年多数のカモ類が渡り鳥としてやってきていたようです。

そう考えると、起こるべくして起こったと言えるかもしれませんが・・・

今年の2月6日、園内で死亡していた野鳥のキンクロハジロから、鳥インフルエンザウイルスを検出。
公園内への入場規制を実施。
2月9日、園内で飼育していたコクチョウが死亡。鳥インフルエンザウイルスH5亜型(高病原性)を検出。
飼育しているハクチョウ・カモ類全338羽の殺処分を決定。
(同じ湖で飼育しているペリカン類は、監視の方向)

という何とも、最悪のストーリーになってしまいました。


思うところは山ほどあるのですが、今回は、追悼の意を込め、昨年9月に訪問してきたときの写真を掲載します。
殺処分される(された)であろう鳥たちです。

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「白鳥湖」のようすはこんな感じ。もうこんな風景は見れなくなってしまいました。

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ここで暮らすハクチョウたちの紹介板。
コブハクチョウオオハクチョウ(と、亜種ナキハクチョウ)、コハクチョウ(と、亜種アメリカコハクチョウ)、クロエリハクチョウコクチョウの、世界中のハクチョウ類(Cygnus属)全5種(亜種まで入れると7種類)が紹介されています。
このうち、ナキハクチョウまたはアメリカコハクチョウだけは見つかりませんでしたが、他の5ないし6種類はまだ飼育されていたようです。
(かつては全部飼育していたもよう)

イメージ 3
アメリカコハクチョウ(たぶん)は、初めて見ました。普通のコハクチョウよりちょっと大きめ?そんな印象。
コハクチョウたちと同じところにいたのでそうかな、と思いましたが。
情報は数年前の古いものですが、JAZAのデータベースの飼育リストには「オオハクチョウ×ナキハクチョウ」とあったので、それかも。
いずれにしても貴重です。

イメージ 4
クロエリハクチョウ
国内で飼育してるところはそんなにないですね。もちろん、国内最大のコロニーだったと思います。
常盤の繁殖群がなくなっちゃうと、国内の飼育下個体群のボトルネック効果(遺伝子の多様性の消失)が懸念されます。

イメージ 5
普通のコハクチョウ

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写真のカナガダンや、ヨーロッパガチョウなども飼育されていました。彼らも殺処分対象だと思います。

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常盤公園(常盤遊園)の入口はこんな感じ。ハクチョウのモニュメントが迎えてくれますね。

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公園の周りの歩道には、いたるところにこういうのも。ほんとに白鳥は、シンボルだったんですね。

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「慰霊碑」は、日本の動物園特有のものらしいですが、常盤公園の慰霊碑は、ちょっと珍しい形でした。
分かりにくいかもしれませんが・・・前方後円墳のかたち(?)です。
338羽の霊は、ここには納まりきらないような気がします。

(※2月11日23時:最終的な殺処分数は338個体だったそうで、数値を修正しました)
昨日は久々の井の頭自然文化園に行ってきました〜

一昨日はな子さんの長寿(推定64歳)のお祝いが開かれたばかり。
それには参加できなかったけれど、遅ればせながらお祝いに会いに行きました。
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いつまでもお元気で!

しかし、なかなか外は寒いので、本園のかなりの時間を熱帯鳥温室で過ごしました。
カンムリエボシドリ
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熱帯鳥温室には鮮やかな色合いの鳥が多いので、せっかくなので新しいカメラの特殊な撮影モードでいろいろ遊んでみることに。

まず、1色だけ指定して、他はモノクロにするパターンのやつ。
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オウギバト、なかなかいいですね。
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ショウジョウトキは、朱色の幅に広がりがあるようなので、うまく色が出なかった。検討課題。
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これ、だ〜れの?
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花なんかは結構それっぽくなりますが、いかんせん植物に明るくないので、上手い撮り方が分からない!

上のオウギバトを、ヴィヴィッドな感じに撮ってみると、
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温室の植物がいい感じで出ますね。

アンデスブロンズトキは、ジオラマ風に・・・
イメージ 8
う〜ん、悪くはないんだが・・・。

普段から行き慣れた、勝手知ったる園で過ごすときは、こんな風にカメラで遊んでみるのもいいかも。
ちょっとだけ余裕ができたので、久々に真面目な訪問記です。

昨年末、九州の実家に帰る新幹線で途中下車・・・岡山で降りて、池田動物園に行ってきました!
初めての訪問です。

池田動物園は岡山市内随一の総合動物園(ゾウもキリンもライオンもいる)ですが、なんと公立ではなく民間の動物園です。(宇都宮動物園も公立だと思っていたのと似た感じ)
1953年に開園し、開園以来・半世紀以上ずっと同じ方が園長をされている個人動物園なのです。
57年の動物園長在任記録というのは、ギネス級なのでは?!
とてもやんごとない動物園なのですが、どのくらいやんごとないかはWikipediaでも見てみて下さい。

さて、そんな池田動物園。
東京駅の始発の新幹線(年末なので鬼混み)に乗って、9時過ぎにはもう岡山に到着です。
往路はちょっと贅沢に駅からタクシーを使えば、開園直後に入園できます。

入園すると・・・
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1988年ごろ開催された「中国三大珍獣展記念」の、キンシコウ、ジャイアントパンダ、レッサーパンダのマスコットが迎えてくれます。その3種は、もちろんその時に飼育していたらしい。
他にも、時期は違いますがゴールデンターキンを飼育していたこともあり、我が国の動物園でこれほどまでに中国のVIP動物(VIAと言うべきか)を揃えた園は他にないのでは?!
うん、やんごとない。

朝一で着いたので、まだ園内はガラガラ。
入園口すぐにいるアジアゾウ・メリーさんは、トレーニング中・・・
イメージ 2

ヒグマを見て、トラを見て、進んでいくと・・・
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ブタオザルの雄がいた!
この子らが暮らしているのは、こんな、
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アパート形式のサル舎。レトロな感じです。いかにやんごとないとはいえやはり、民間の動物園。
特に、地方都市の老舗の民間動物園ということで、宇都宮動物園や昔の別府ラクテンチとも似たような雰囲気。
小規模な鉄柵&金網の獣舎も多く並んでいます。
しかし、そういったハード面の不備に臆することなく、随所で細かな工夫や動物たちへの配慮が見受けられます。

イメージ 5
高いところが大好きなレッサーパンダが登っているのは・・・
担当のUさん(当日園内を案内して下さいました。有難うございます!)お手製の、登り台。
園路の方までせり出しています。
イメージ 6
おやつの時間にはこのように高いところでおやつをもらうこともできます。

とか、

広々とした突如ここだけ豪華な、チンパンジー舎(かつて「中国三大〜」のときにジャイアントパンダ舎だったらしい。納得)
イメージ 7
には、
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国内ではスッカリおなじみの、穴から枝など差し込んで食べ物を落としてゲットするフィーダーなんですが・・・
ここの特殊なのは・・・
イメージ 9
「チンパンジーなかよしTOYッチャー」として、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーとの複合型であること!
つまり、来園者がお金を入れるとゲームが始まり、まず来園者がUFOキャッチャーでチンパンジーのおやつをつかむ。左の方には先ほどのフィーダーに通じる樋があって、その上で上手く落とせばフィーダーの中におやつが落ちて行き、そこからさらにチンパンジーたちが枝を操って穴に落とせば、餌をゲットできる、という仕組み。
最近のトレンドとなりつつある?来園者参加型のエンリッチメントの一例ですね。
「環境エンリッチメント」についての解説も近くに掲示されていて、目的がハッキリしており、しかも来園者もゲーム感覚で楽しめる、興味深い取り組みです。

など、

施設の古さ・狭さに負けないようなさまざまな配慮がなされていました。
他にも、遊具を与えたり、給餌の際の工夫、飼育担当者とのコミュニケーションなど、細かなソフト面での取り組みでハード面をフォローしている様子が見受けられます。
お金をかければ確かに、動物の福祉にも十分考慮した立派な施設はできますが、本来の「環境エンリッチメント」とはこのように、草の根的に、日常のルーチンの中で実施できる細かな取り組みの積み重ねの
ことですからね!
そういう工夫が見える動物園は雰囲気もいいし、動物も生き生きとしてます。
隣県に住む叔母が面白い園だと褒めていたけれど、そんなに大きな園でなく、山の地形を生かした=急な坂ばかりの、古い園だけれど、その意味がよく分かりました。

他に、マニアックどころでは、シロカンムリマンガベーとかヌートリアとかにお目にかかることもできます。
それから、フクロテナガザルのあの(賞賛の意味で)やかましい夕方の合唱の時間を、恐らく国内で最も近い?かなりの至近距離で聞くことができるのもオススメ。(いくらでも聞いてられます)

おまけ

イメージ 10
アメリカバイソン舎の寝室、金色の屋根瓦・・・山のなだらかな斜面に放飼場があるのでピンときたけど、尋ねたら案の定、ゴールデンターキンはここで飼われてたらしい。
木々で鬱蒼とした山の斜面、涼しいし、ターキンにはピッタリな雰囲気。国内にもっといればなあ・・・
ナイスなひづめのデザインがあるのを見つけたので、変更してみた〜

いいですね。草食動物。

イメージ 1

明日から、センター試験です。
懐かしい・・・あれからもう、5・6年かあ。

また、日本中で雪が降るそうですが・・・センターの日には雪だと相場が決まっているのです。
わたしの1回目のセンターのときは、重ねて地震も起こりましたからね。

受験生の皆さん、何事にも動じず、平常心で、頑張って下さい。

マークシート式のセンター試験は、合ってるか合ってないか、白か黒か・・・なのでシマウマ。
研究室は一日のかなりの時間を過ごす場所であり、スケジュールの管理も大事なので、研究室の自分の机に掛ける今年のカレンダーはとことんこだわろうと思っていたのですが・・・

マルイに買い物に行って、ついでに探してみたのですが・・・

なかなかいいものがない!

わたしのこだわりは、

・ひと月1枚
・A4くらいの大きさで正方形に近い形
・月曜はじまり
・各日ごとに予定を書き込める余白
・デザインはかわいいの(できれば動物もの)

そんなものないか!っというわけで、自前で作っちゃうことに決めました。

シンプルに表をつくって・・・動物の写真を載せて・・・

季節感を出すために、過去のその月に撮った写真を使えばいいよね・・・

なーんて考えながら、できたのがこちら〜

イメージ 1

自画自賛ながら、割とステキなのができた〜。なんてったって凝り性〜♪

売れるなこれ、なあんて。

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