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今回は、ジャマランディさんリクエスト、亜種違いで日本で見れないウシ@マーウェル動物園をご紹介〜 まずはこれ、アカスイギュウ アフリカスイギュウの亜種で、基亜種アフリカ(クロ)スイギュウは日本で(群馬サファリパークと広島市安佐動物公園の2園で)見ることができます。 クロスイギュウは草原型で、身体も角も大きいですが、アカスイギュウは森林型の亜種で、体格は小柄で角も大きく横には広がりません。それにしても耳毛が長い!! あまりに体型が違うので、クロスイギュウとアカスイギュウは別種にするという説もあるようです。 実はわたしはアカスイギュウは初見ではなく、5年ほど前にメルボルン動物園で一度見ています。そして、昨年夏に安佐でクロスイギュウを見るまで、それが唯一見たことのあるアフリカスイギュウでした。 (なんて数奇な人生なんだ) 続いて、アッサムターキン ターキンの基亜種になります。別亜種のゴールデンターキン(スーチョワンターキン)は日本で(多摩動物公園とズーラシアの2園で)見ることができます。 アッサムターキンは、勿論初見。 それにしても黒い!! 普段ゴールデンを見慣れているからだけれど、やっぱりターキンは金色がいいなぁ。 写真は雌なので、本当に真っ黒です。雄でも、額と肩がもう少し黄褐色な程度でした。 あと、写真ではよく分かりませんが、特に雄で、首の後ろから尾までの正中の黒い線が目立ちます。 アッサム東端のミシミ高原に生息するらしく、英名は「Mishmi Takin」表示になっていました。 おまけで、ひづめではないけれど、マーウェル動物園の、日本で見れない亜種違いもの。 アラオトラジェントルキツネザル。 珍しい、「竹食いキツネザル」の仲間です。(展示がそんな感じになっていますね) ジェントルキツネザルの亜種で、日本では上野動物園のみにいるハイイロジェントルキツネザル(基亜種)の別亜種になります。 ロンドン動物園では外したのですが、マーウェルで見れてヨカッタ!! 調べてみると英国国内では割とメジャーに飼われているようです。 ちなみに、うぃきぺでぃあでは、ハイイロジェントルとアラオトラは別種扱いにしていますね。でも、ロンドンもマーウェルも、ジェントルの亜種扱いにしていました。 ということでまぁいいか。 そういえば上野の新しいマダガスカル展示も見に行かなきゃだなぁ・・・ DATA アカスイギュウ Syncerus caffer nanus 見たところ マーウェル動物園、メルボルン動物園(豪州) (基亜種クロスイギュウ Syncerus caffer cafer) アッサムターキン Budorcas taxicolor taxicolor 見たところ マーウェル動物園 (亜種ゴールデンターキン Budorcas taxicolor tibetana) アラオトラジェントルキツネザル Hapalemur griseus alaotensis
見たところ マーウェル動物園 (基亜種ハイイロジェントルキツネザル Hapalemur griseus griseus) |
ガイコクの動物園
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海外の動物園・水族館や、そこで出会った動物たちについて。
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ひづめ以外の動物たちを紹介するシリーズにしました。 あと、鳥類限定のシリーズも作ります。(たぶん) 記憶がはっきりしているうちに、どんどん紹介しちゃうぞ〜 何からいこう・・・珍しい方から。 コミミハネジネズミ。マーウェル動物園にて。 マーウェル唯一の飼育個体で、結構高齢な雌だけど、まだまだ食欲旺盛で元気だとのこと。 確かに、目が濁っているし、毛並みももう随分な感じ。 ハネジネズミは、現在、目レベル(ハネジネズミ目あるいは長脚目)で、日本の動物園にいません。 かつて、上野とか日本平で飼われたことがあった?? とにかく、今回のイギリスで、最も見たかった部類の一つです。 実はこの写真、ガラス越しではなく、「直接」撮ってます♪ ハネジネズミの展示ケース(いわゆる小獣類や爬虫類のジオラマ形式の展示ケースです)は先のドルカスガゼルやアダックスの屋内展示場の中にあり、なかなか姿を現さなかったのですが、3度目にしてやっと登場、あまりの嬉しさにガラスに張り付いて撮影をしていたところ、飼育員のお姉さんが掃除と餌やりのために裏側から登場し、目が合ったので、ニコッと笑って返事をしたのですが。 そうしたらその後、その屋内で写真チェックをしてたら、さっきのお姉さんが現れて、「よかったらもっと写真撮りませんか?」というようなことを(たぶん)言って、なんと裏側に案内してくれた!! それで、間近くで写真が撮れ個体の話も聞けたというわけ。 超ラッキー。 でも実はそれをはるかに超えるようなラッキーがその後あったのだけれど、それはまた今度。(たぶん) ちなみに日本平で見た、乾きもののハネジネズミ。 種類がよく分かんない&分類がまだ「食虫目」になっている! 日本平など、国内のハネジネズミ情報をお持ちの方、お知らせ下さると幸いです。 DATA
コミミハネジネズミ Macroscelides proboscideus ハネジネズミ目ハネジネズミ科 見たところ マーウェル動物園 |
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まずはロンドン動物園のキリン。 これは初見の亜種で、ロスチャイルドキリン!(むかし日本でウガンダキリンと呼ばれていたやつ?) 日本では現在、「ロスチャイルド」あるいは「ウガンダ」として飼育しているところはないはずです。 (いろいろ混ざっている可能性は大きいですが) アミメキリンほど明瞭なアミメでないのと、肢の手首・くるぶし(ひじ・ひざじゃないですよ!)から下に模様がなく白いのが特徴とされています。 ロンドンでは、表記は「Giraffe」としか書いてませんでしたが、飼育員の人に訊いたら(そのくらいの英語は何とか通じた)、亜種はロスチャイルドだよ、って教えてくれました。 続いてトワイクロス。 表記は「Giraffe」のみ。 ここには1つがいがいて、雌(トワイクロス生まれ)の方は、 この子は明らかにアミメですね。 もう一頭の雄(英国・Africa Alive生まれ)の方は、 何とも書いてないけど、う〜ん、なんだかよく分かんない感じ。 英国でもいろいろ混ざっているのかなぁ。 ペイントンでは、表記は「Rothschild's Giraffe」になっていて、確か3頭くらいいた。 うん、ロスチャイルドっぽい。 ホイップスネードは、5頭くらいだったかな。 表記は「Giraffe」だったけど、みんな綺麗なアミメでした。 ちょっと痛々しい写真だけど、最近チェコから繁殖プログラムでやってきたというInaちゃん。 なんかの腫瘍かと思って飼育の人に尋ねたら、「子供の頃に負った何らかの傷で、顔が現在このように腫れ上がっているけど、多分痛みは感じてないよ」と(たぶん)教えてくれました。 実は寝室の方にも、そういう説明が貼ってあった。 こういう症例は初めて見たので珍しく、ホイップのキリンはこれしか撮ってなかった! 最後、マーウェルのキリン。 マーウェル動物園は、とにかく広い園内に多くの草食獣が飼われていて、ほとんどのひづめ動物が「寝室」「その種専用放飼場」「共用の大放飼場」と、いくつもの場所が割り当てられて、いずれかで見れるようになっています。 キリンは、専用の狭い(といっても日本の動物園の一般的なキリン展示場くらいの)放飼場だけにコドモ数頭を含めて10頭近くいたけれど、夕方には、一番大きな(上野動物園が一個入っちゃうんじゃないかって言うくらい!)「African Valley」(グレビーシマウマ、ウォーターバック、ダチョウなどと混合)に雄が1頭だけ現れました。 ほんとうのアフリカのサバンナみたい! ここも表示は「Giraffe」のみ。ほとんどが明瞭なアミメだったけど、最後の写真の1頭はちょっといろいろ入ってそうな雰囲気。 以上が英国のキリン事情です。 あ、そういえばマサイは見なかったし、話も聞かなかったなぁ。 DATA ロスチャイルドキリン Giraffa camelopardalis rothschildi 見たところ ロンドン動物園、ペイントン動物園、(トワイクロス?、マーウェル?) アミメキリン Giraffa camelopardalis reticulata
見たところ トワイクロス動物園、ホイップスネード動物園、マーウェル動物園、日本の多くの動物園 |
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イギリスの動物園の動物紹介シリーズ。 初回は何にしようかと考えたけれど・・・コイツ! 初めて見たひづめのうちで最も惚れ込んだものの一つ。 ドルカスガゼル マーウェル動物園にて 勿論日本では飼育されていません。 アフリカの乾燥地域に生息する小型レイヨウで、トムソンガゼルよりもう少し小さいサイズ。 こんなウシがいるなんて!! マーウェル動物園では、砂漠風の展示場に、アダックスと混合展示されていました。 屋内には、もっとちっちゃなドルカス そんな眼で見つめられたら・・・! DATA
ドルカスガゼル Gazella dorcas ウシ科 見たところ マーウェル動物園 |
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そんなわけで、あまりにもあっという間すぎた英国滞在も終えてしまい、本日正午頃無事帰国いたしました〜 いろんなことがありすぎて、ブログではとても全部紹介しきれないと思いますが、すこーしずつ、動物園ネタを出して行こうと思います。 さて、英国滞在の旅程をまとめてみますと、 5月28日(木)ロンドン着 29日(金)ロンドン動物園London Zoo→自然史博物館Natural History Museum 30日(土)トワイクロス動物園Twycross Zoo 31日(日)トーキーへ移動、午後よりペイントン動物園Paignton Zoo 6月1日(月)第9回国際エンリッチメント会議プログラムスタート →お楽しみイベントで夜にペイントン動物園で野生のアナグマウォッチング 2日(火)会議→お楽しみイベントでトーキー近海をボートトリップ 3日(水)会議→お楽しみイベントでペイントン動物園(ツアーガイドとBBQ) 4日(木)会議→午後リビングコーストLiving Coasts(水族館) 5日(金)会議最終日 6日(土)ホイップスネード動物園Whipsnade Zoo 7日(日)マーウェル動物園Marwell Zoological Park 8日(月)出発→9日(火)着 という感じでございました。 英国6園館(+1博物館)の訪問です。 やはりイギリスの(ヨーロッパの)動物園は、日本のそれとは、動物相や園全体の雰囲気でなんだか違う印象がありました。 しかし、話に聞く「アメリカの動物園」よりかは日本に近い気がします。 国によって、地域によって、目的によって、気候によって・・・動物園はいろんな形があっていいと思うのですけれど、やはりその中でよりよいものを模索していく、という点で、他所の動物園を見て、その有様を知っておくというのは極めて大事なことだと感じました。 また、イギリス(ロンドン動物園)は「環境エンリッチメント発祥の地」とも称されるほどで、会議に参加してみてもそう感じたのですが、日本とは明らかに毛色の異なる、さまざまなエンリッチメントが各地で・多様な動物種を対象におこなわれているようでした。 この辺も追々ご紹介できれば、と思います。 で、英国を旅して手に入れた、各種書籍類。 園館のガイドブック、動物関係の本、などなど・・・ 「書籍」ではないのだけれど、最下列中央の白い本は、なんと「サイの糞」ペーパーでできたメモ帳です。 100%再生紙+クロサイの糞、made in Paignton Zooなのです。 日本でよく、「ゾウさんペーパー」は見るけど、サイとは! これは、買い!ですよね。 さて次あたりからは、いよいよ英国の動物園シリーズをしばらく続けていきま〜す
お楽しみに〜 |





