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最近とある方のブログで紹介されていた本を買った。
「子供の花が育つとき」内藤寿七郎・著
著者は有名な小児科医で、おん年95歳。70年という小児科医生活を送られてきた名医であり、悩めるお母さん方にとっても優しい先生である。
そのなかに眠りの浅い子について書いてあるところがあって、その場合昼間の語りかけが多すぎる、母乳の質の低下があげられていた。
この頃の赤ちゃんは大人の語りかけに対して何を言っているのか理解しようと緊張する。
その過剰な緊張が興奮を引きおこし夜の眠りが浅くなってしまうそう。
こういう場合は、「無言療法」といって、一週間くらい無言で過ごしてみるといいそう。(といっても無言で過ごすのは無理なので心がけるようにする)
よく言語を早く理解してほしいという気持ちから、一日中話しかけるお母さんが結構いるようだが、それは赤ちゃんの脳にとってはちょっと過剰な情報量になるらしい。
昼間に刺激を多く受けると夜泣きするというのは、こういうことらしい。
お母さんは、あまり語りかけずにただ黙って笑顔で接すればいいのだとか。
そして母乳の質の低下については、7,8ヶ月ごろになると、お母さんも育児疲れが出てきて、寝不足でストレスがたまっている。
そのストレスを和らげるためにお母さんの脳からはあるホルモンが出て、それが母乳に混じるとまずくなるのだとか。
そのホルモンには赤ちゃんの脳を刺激する物質が入ってるので、寝ないからといって母乳を与えると余計寝なくなるという悪循環になる。
ということで内藤先生は寝ない赤ちゃんには、7,8ヶ月の断乳をすすめているとか。
これには目からウロコだった。
うちはまさしくこれに当てはまると思う。
とくにここ一週間なんてストレスたまりまくりだったので、夜に起きる回数も半端じゃなかった。
それにまたさらにストレスがたまるという悪循環だったのだろう。
昔はのんびり育児ができたのでそういうことはなかったらしいが、現代はやはりストレス過多の時代なんだろうな。
ということで熟考の末、週末に入る今日の夜からオッパイを上げずに断乳しようと決意した。
だからというわけではないが、夕飯にファミレスに行ったので、そこでドリンクバーでコーヒーを二杯も飲んでやった。(だからこんな時間までPCしている…)
お風呂から上がっていつもどおり30分くらいしてから眠そうになったので、ミルクを上げてみた。
何ヶ月ぶりだろう。ちゃんと普通に飲んでくれた!!!
前は久しぶりにあげたら(たしか6ヶ月くらいのとき)、味の違いがわかったのか受けつけてくれなかったので、もうミルクを上げれないと思っていたが、離乳食でいろんな味に慣れてきたのか、おいしそうにごくごく飲んだ。
100ml作ったけど約半分飲んで、またちょっと遊んだが、本格的に眠そうになったので一生懸命抱っこで寝かしつけようとした。
でもいつも必ずオッパイで寝るのに、しかも目の前にあるのにもらえないものだから泣き叫ぶ;;
いつもの歌をうたったりしながら、何とか30分くらいで寝てくれたが、ベッドにおろしてしばらくするとまた泣き出してしまい、そこから約1時間半。
やっと寝てくれた。
途中眠い夫に「明日からにしてくれよ!!すぐに本の影響受けやがって」とか「まだ早いのに何でやめるんだよ」、泣き叫ぶユウの声を聞きながら「乳やれよ!!!」と罵倒されながらも頑張った。
だって今上げたら、さっき頑張った意味がなくなる。
内藤先生も書いていた。
必ず通る道だから。
でも途中何度もくじけそうになった。
やっぱりユウがかわいそうかもしれない。こんなにオッパイっ子なのに、いきなり断乳されるなんて。
もっと徐々にやっていったほうがいいのかな、とか。
何度も服をまくってオッパイを出しそうになるが、三日後(大体72時間で断乳できるらしい)ぐっすり寝れて、コーヒー飲みまくって、しかもお酒まで飲んでる姿をイメージして頑張った。
でも自分のためだけに決意したわけじゃない。断乳の一番の理由は、睡眠の浅い子の弊害について触れてあったことだ。
本には妊娠中から約3歳くらいまでの育児についてのアドバイスが書いてある。
子供がかんしゃく持ちだったり、集中力がなかったり、などいろいろなことが睡眠の浅さからきていることが多いらしい。
「寝る子は育つ」とはよく言ったもので、深く眠ることは子供にとってすごく大切なのだ。
よその子に噛み付いたり、ひっぱたいたり、髪をむしったりなども睡眠がよく取れてないために起こるとか。
そこまではないけど、ユウもときどきかんしゃくを起こしたりするときがあって、母や義母などに心配されたときがあった。
私はたんに自己主張が強くなったのだと思っていたが、この本を読んで「浅い睡眠」が引き起こしていたことなんだと気づいた。
本当は自然に卒乳したいと思っていたが、自我が芽生えるころになるとなおさら断乳するのが難しくなるので、やるなら早いほうがいいとも書いてあったので、急遽決行することにしたのだ。
とりあえず寝てくれたので、安心して寝ようとするが中々寝付けない。
オッパイはまだそんなに張ってはきてないので、明日の朝まで我慢しよう。
それにしても途中で起きたらまた抱っこで寝かしつけしなくちゃいけないのか。。
それも辛いな、と思っていたら、またユウがぐずぐずし始めてきて、オッパイを探し出した。
また抱きかかえるが、大声で泣き叫び始めた。
無理だ。やっぱり早すぎた。もうちょっとミルクになれてきてからでも遅くないだろう。何しろオッパイがもらえないというだけで、責め立てるように泣かれるのでやらないのが悪いことをしている気持ちになってしまう。
負けた。
オッパイをごくごく飲むユウ。
その感覚に一番安心したのは実は私かもしれない。
結局お互い乳離れできないまま、またいつもの夜に逆戻りした。
その後も眠れないので、こうやってPCに向かってるわけだが、何か私はこれでいいのだ、という気分になった。
オッパイでは生まれてからずっと何かかにか悩まされている。
しかし楽なのも事実で、何かあればオッパイで解決できることはたくさんあった。
今日は予行練習ということで、またいつか本番が来る日まで、もうちょっと待ってみよう。
とりあえずは、夜は一度ミルクを上げて何とか少しでも長く寝てくれるよう祈るしかないか。
でもミルクを飲んでくれるということで、すごく気分的に楽にもなれた。
これなら一時保育にも預けれるだろうし、夜もちょっと出かけれるかもしれない。(私以外なら抱っこでも寝る場合もあるし)
少しはストレスも軽減するかな。
失敗は成功のもと。
いつか本当にさよならする日まで、当分は二人でまたべったり、まったりオッパイライフを堪能するか。
でもこんなにオッパイを吸われて気持ちいいと感じたのは久しぶりだった。
当分やめれなさそうだな…。
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